男性上司と仲良くなれる女性

マユミ:「部長、なんかいいことでもあったんですかー?」
部長:「あ、わかる? 100円拾ったんだよ」
マユミ:「きゃははっ、それはいいですねぇ」
部長:「だろだろ!」

女子社員と仲良く話す部長。
ちょっとなれなれしい感じが部長にはうれしいのかもしれません。

■男性にはできない技

どうやっても男性にはできないけれど、女性にはできるビジネス技というものが存在します。
女性にしかできない技、それは男性上司になれなれしく話す、というものです。

男性の部下にはこの技はなかなかできません。
男性は上司部下という関係に対して上下意識を強く持っているからです。
もし、男性部下が男性上司になれなれしく話をしたら男性上司は笑顔で答えつつも「なんだコイツ」と怒りを感じることでしょう。


■女性ならでは

女性社員であれば、男性上司に向かってなれなれしく話をして、男性上司にむしろ喜ばれることが多いです。
女性は上下意識が男性より薄く、それを男性もわかっているため多少なれなれしくなっても男性心理的に許せるのです。

さらに、男性上司というのは「寂しい」存在です。
上司になると友達が減り、タメで話せる人がいなくなっていくからです。
昇進すればするほど、寂しく感じます。
そこで、女性にちょっと親しくしゃべられるとうれしくなるのです。

このように、男性上司と仲良くなることは女性ならではの武器です。
女性にしかないビジネスの武器『男性上司と親しく話す』はとても使えるものなので上手に使っていって下さい。


イラスト:ににこ

織田隼人 |

男性中心の職場で評価される方法

マユミ:「今回の社内評価、B判定だったよ」
ヒロシ:「それは残念。おれはA判定だったよ」
マユミ:「なんか、女性は低く判定されているような気がするんだよね」
ヒロシ:「そんなことないよ。見た感じ全体的に正当な評価だと思うよ」

■男性のビジネスルールを理解する

男性中心の職場で、女性ががんばっている。
でも、その女性自身は「がんばっているのに正当な評価を受けていない」と感じることは多いです。
なぜなら、男性がわかっている『暗黙のルール』を女性はわからないからです。

この男性中心の会社にある【暗黙のルール】を10個見ていきましょう。

(1)会社に対する忠誠を示す
男性は残業自慢をしたりします。
これ、女性はやりませんよね。
なぜ、残業自慢をするのかというと、自分のがんばりを示せるからです。
これだけがんばっている、という一種の「勲章」になります。
そして、上司ががんばりで評価する人の場合、残業は評価ポイントになってしまいます。

(2)仕事優先にする
たとえば家庭でちょっとした問題があったとしても、仕事優先にすると評価がされやすいです。
家でごたごたがあっても、会社で平気なフリをしておく方が良いです。
家庭の問題を会社に持ち込むとマイナス材料になってしまうのです。

(3)自分の手柄を上司に渡す
手柄をとったときには、上司に渡すくらいの方が上司に好かれて結果的に自分の価値を高く感じてもらえます。

(4)同僚と一緒にとった手柄は主張する
同僚と一緒にとった手柄は「自分もがんばったこと」を主張するくらいが良いです。
でないと、手柄を持って行かれてしまいます。

(5)事前に根回しをする
会議でいきなり決められる会社は少ないです。
ですので、会議の前に周りに手回しをしておくと良いです。

(6)失敗を言わない
自分が失敗しても、小さなことなら言わないことです。
周りに迷惑をかけるような失敗については早めに報告する。
小さなことなら言わずに封印すると、できる人間を演出できます。

(7)「やれる」と宣言する
「できそう?」ときかれたら、「やります」「やれます」と宣言することが大切です。
調べながらやるのであっても「やれます」の範囲に入ります。
謙遜して「どうかわかりません」と言わない方が良いです。

(8)好き嫌いを表に出さない
たとえ、自分のチームやグループに嫌な人がいたとしても感情を表に出さないことです。
チーム全体の向上のために行動したことが周りに評価されることになります。

(9)強気で話す
「たぶんこうです」というのではなく「こうなります」と会話を断定口調にすると信頼を得られます。
強気に出られると、周りも反論しづらくなり話もスムーズに進みますし、信頼を得られます。

(10)たたきのめさない
男性が失敗をしたときに、女性は男性を追い詰めてしまうことがあります。
相手が萎縮するまで言葉で追い詰めるのではなく、ほどほどで終わらせる必要があります。


■暗黙のルールを理解しよう

男性中心の職場のルールの中には「ナンセンス」なルールもあります。
ですが、評価されるにはこのルールを少なくとも『理解』しておくことが重要です。
ルールに従っている「フリ」をしているだけでも評価が上がります。

男性中心の職場で女性が評価されるのは大変ですが、これらのルールを上手く使っていって下さい。
男性もなんとなくはわかっているけれど、しっかりとは理解していないルールもあるので、これらを理解して行動するだけでも男性より上に行けます。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

権力者に逆らえない男性

ナオミ:「男の人と話すと、進められる仕事も進められなくなること、あるんだよね」
トオル:「え、そうなんだ。一般的に男の方がビジネス向きだと思っていたんだけど」
ナオミ:「それがねぇ、面倒な権力構造があると、男性に話を通せないこと多いんだよね」
トオル:「確かに、権力が絡んだときの男は面倒かもね」

■上下関係が強すぎる男

女性がビジネスの現場で『理不尽だ』と思うことの1つが、正しいことより権力を重視されることです。
担当者との調整はとれて、それが良いことだとみんなも認識しているにもかかわらず、一人の権力者が「これは俺の今までやってきたことと違うからダメだ」と言うことで、全てがダメになってしまう。

このとき、女性はすごく理不尽を感じます。
また、この権力構造が出来上がっている場合で、組織は権力者が『古い考え方』に固執して今それが通じなくなっている場合、ぼろぼろの組織になってしまいます。

でもなぜ、男性は権力者に従ってしまうのでしょうか?


■組織内権力をつかもうとする男性

男性が権力者に従う理由は、その男性が『組織内で権力をつかみ取りたい』と思っているからです。
権力をつかむために、今は権力者に従う。
こうして、男性のピラミッド構造が出来上がります。
特に、権力志向の強い男性ほど、権力者に従います。

逆に、権力はあまりに気にせず、やりたいことがあってそれをやろうとしている男性はそれほど権力に従ったりしません。
ただ、多くの男性は少なからず権力志向を持っているので、権力者に従うことが多いのです。

行政(公務員)、大企業、政治の世界で働く人などはこのピラミッド構造が明確化されていること、また権力志向の強い人が多い(自分がやりたいと思っていることが薄い人が多い)ので、権力に従いやすい傾向があります。

逆に、芸術方面などでやっている人は権力者にかみつくことも多いです。
(権力よりも、やりたいことがあるため)


■権力への固執が、改革を妨げる

さて、この権力に固執する男性が増えれば増えるほど、改革は遅れ、またその男性が上司になったときに横暴になりやすいです。
これは「今まで我慢したんだから、次は俺の番」となって権力をふるい始めるためです。

こうして、ダメな男性の組織が出来上がります。

こうした組織にしないためには、権力志向の男性を雇いすぎないことです。
特に最近の男性は権力志向が弱くなっています。
ただ、一般的に良くいる『就職できそうな人』は権力志向の人が多いです。
そういう人間が集まってしまうと、最終的に硬直した組織になってしまうので、「やりたいこと重視」で「権力欲の弱い」男性を雇ったり、自由に発言をしてくれる能力の高い女性を雇って調整すると良いでしょう。

女性が働くことが当たり前になって、そして現代があります。
女性が一線で働く職場では、会社の風通しなども良くなっていることでしょう。
上司や権力者にただ従うだけの人以外がそこにいるからです。

これはとても良いことですので、上手に女性や上司に従いすぎない男性を組織に組み込みましょう。
権力者の思い通りに動いてくれないからこそ、全体最適を作ってくれるはずです。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

オマケと袋とじ

ユウジ:「次の商品は、チラ見せ戦術で行きましょう! AppleとかSONYみたいに徐々に商品の情報を出していけば売れるに違いないです!」
ヒデミ:「え、そんなんじゃ女子に響かないですよ、きっと」
ユウジ:「そうなんですか?」
ヒデミ:「よくわかんないものに女子はそんなに興味を持たないですよ」

■見せ方の違い

男性と女性って違う生き物なので、例えば物を売るときでも同じアプローチをすると失敗することがあります。

たとえば、男性向けにはチラ見せ戦術は有効です。
特に、家電や携帯などの『道具系』に関しては男性は情報を仕入れようとする性質を持っているので、チラ見せをすれば男性は食いついてきます

しかし、女性はチラ見せについてはそれほど食いつきは良くありません。
女性に対しては、しっかりと情報を出して『イメージしやすい状況』を作った方が上手くいきます。

女性が使っているイメージを見せたり、使うことでえられる「幸せ感」を演出すると女性に受け入れてもらいやすくなります。


■女性向けにがんばるには

さて、男性よりも女性に有効なのが『おまけを付けること』です

女性は幸せの重み付けをあまりせずに、数で幸せをカウントする性質を持っています。
「大きな幸せも幸せ1つ」「小さな幸せも幸せ1つ」とカウントしていくので、おまけを付けることで幸せを複数渡すことになり、女性としては「うれしい気持ち」が増していくのです。

ちなみに、男性にも『おまけ』戦術は使えますが、女性ほどには効果がありません。
というのも、男性は幸せの重み付けをするからです。
大きな幸せはすごくうれしい、とてもうれしい。
小さな幸せは、まあ、ちょっとうれしいくらい。
こんな幸せの分類をしているので、オマケがあっても幸せの重要度が低くなるので、それほど効果が出ない、となってしまうのです。

このように、男性に物を売る場合、女性に物を売る場合で全然やり方が違ってきます。
男性には男性に受け入れられやすい方法、女性には女性に受け入れられやすい方法をとって下さいませ。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

まとめて聞こう

トオル:「この仕事、初めてだよね。何でも聞いてね」
サトミ:「はい、ありがとうございます!」
・・・
サトミ:「先輩、これなんですけど」
トオル:「はいはい、これはね・・・」
・・・
サトミ:「これを教えて欲しいんですけど」
トオル:「これはこうするんだよ」
・・・
サトミ:「これってどうすればいいんですか?」
トオル:「もう少し、自分でやってくれないかな」
サトミ:(何でも聞いてって言ってたのに・・・)

■何でも聞いてという言葉

男性の先輩や上司が「何でも聞いてね」と言ってくれたのに、何度も聞きに行くと不機嫌になられる、ということを経験したことのある女性は多いのではないでしょうか。

これって、ビジネスシーンでは良くあることです。
というのも、男性は「何でも聞いて」と言ってはいますが、「何度でも聞いて」とは言っていないからです。

何でも聞く人にありがちなのが、「疑問がわいたらその時点で聞きに行く人」です。
疑問が思いつくたびに質問に行くと、質問を受ける側の男性が「何度も仕事を中断」することになります。
仕事を中断すると、また仕事に集中するのに時間がかかるのが男性です。

男性は、1つのことに集中するのが得意な反面、1度でも集中が途切れるとまた集中状態に戻すのに時間がかかります。
質問をされることで集中が途切れる。
何度も質問をされると、そのたびに集中が途切れるので自分の仕事が進まなくなる。
ですので、質問を思いつくたびに何度も何度も訊ねに行くのは男性からするととても迷惑な行為なのです。


■疑問をまとめる

女性は、男性が「何でも聞いてね」と言っていても、「何度も聞いてね」といっているわけではない、ということを理解しておきましょう。

疑問があるときにはできる限り疑問をまとめておく。
そして、質問は一気にしてしまう。
そうやって、男性の集中をさえぎることを少なくしてあげましょう。

女性は1度に複数のことを同時で考えることが出来るので、何かに割り込みがあったとしても元の仕事にさっと戻ることが出来ます。
ですので、女性はマメに質問されてもある程度対応できます。
しかし、男性はそれができません。
そこをしっかり理解してあげるのが大切です。

例え、先輩や上司であっても一緒に仕事をする仲間なのですから、仲間の仕事を妨げるようなことをせずに、相手のことを思いやって質問をしていきましょう。


イラスト:林えみこ

織田隼人 |

男の子にウケるもの

サトミ:「新しいおもちゃの企画なんだですけど、こんなのどうでしょうか?」
トオル:「うーん、これって戦いとか競争の要素が無いので男の子にウケなさそうだね」
サトミ:「そんなのいるんですか?」
トオル:「男の子はバトルとか大好きなんだよ」

■男の子に受けるもの

男の子と女の子。
小さいころというのは、男女差が大きく出て来ます。
保育所や幼稚園でも男の子と女の子では遊びが全然違います。
もちろん、男の子が好むおもちゃと女の子が好むおもちゃも違っているのです。

今回は、男の子が好むおもちゃについて見て行きます。
男の子が好むおもちゃ(男の子に売れるおもちゃ)の3要素は次の3Cといわれています

・コレクション(Collection):収集
・カスタマイズ(Customization):改造
・コンペティション(Competition):競争

1つ1つ見て行きましょう。


■男の子向け、3つの【C】

・コレクション(Collection):収集
集める要素があると、男の子は楽しみます。
ガチャガチャなどが男の子に人気があるのもこの理由です。
男子は集め始めると、最後まで集めきらないとムキになってしまいます。
なので、集める要素があるとそれだけ楽しめるのです。

・カスタマイズ(Customization):改造
改造できる要素があると、やはり男の子に人気が出ます。
定期的に「ミニ四駆」や「ベーゴマ」などのブームが来るのは、そこにカスタマイズできる要素があるからです。
改造すればするほど、強くなったり自分の好みになるのに男の子は燃えるのです。

・コンペティション(Competition):競争
戦いや、競争の要素があると男の子は熱中します。
いわゆる男の子向けの「ソーシャル」な要素ですよね。
男子は友達と競争しながら、コミュニケーションをとって楽しむのです。


■オトナも実は同じ

男の子向けのおもちゃ、について解説してきましたが、実は大人の男性も同じだったりします。
成長しても、男は男。
本能の部分は変わらないのです。

ですので、この3つのCは成人男性に対しても使えます。
男性向け、男の子向けの仕事をする場合には、この3つのCが満たされているかどうかをチェックしてみてください。
3つのCの要素を入れると、男性に楽しんで受け入れてもらうことが出来ますよ。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

はしごを外す男性

ミユキ:「課長、A,B,C案のうち、C案はもうあり得ないと思うので資料の作成省略していいですか?」
課長:「了解。Cは省略していいよ」

後日

部長:「例の資料、C案がないようだけどどうしてでしょうか?」
課長:「すみません。ミユキさんが省略する、ということでしたので。すぐに作らせます」
ミユキ:(えっ、確認したのに私が悪いことにされるの!?はしごを外された!)


■ごまかしに身内と部下を使う男性

仕事で男性上司にはしごを外された経験のある人、そこそこいるかと思います。
男性全員が全員ではないのですが、比較的男性の中には自分で指示を出しておきながらそれをなかったことにする、いわゆるはしご外しをする人がいます。

どうしてかというと、身内や部下に対する甘えを持っているからです。
自分が責められたときにごまかそう、という気持ち、そして身内や部下だったらあとで軽く謝れば許してくれる、という甘えから、はしごを外してしまうのです。

■女性相手には危険

このはしご外し、男性相手であれば(もちろん良くはありませんが)、後で謝罪をすればわかってもらえることは多いです。
同じ男同士なので、気持ちはわかりあえますし、なにより男性は「上下関係」には従おうとするからです。

しかし、はしご外しを女性にやると、取り返しのつかない状態になります。
「裏切られた」という気持ちから、今後はしご外しをした相手を信用しなくなります。
身内意識はなくなり、むしろ要注意人物として設定されることになります。

女性相手にはしごを外した場合、あとで謝っても許してもらえないのです。
ですので、女性相手にははしご外しは絶対にしないようにしましょう。
(もちろん、男性相手にもやってはダメですが)

一時をしのぐために、未来を壊してしまっては意味がありません。
未来のためには、一時のごまかしは諦めて、自分の責任を自分で果たすようにしましょう。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

女性が得意なビジネスモデル

ユウジ:「女の人の作った会社で大きくなった例って最近多いよね」
ミカ:「そうだよね。ABCクッキングスタジオとかすごいもんね」
ユウジ:「そうそう、でも、なんか男性が作った会社と違うよね」
ミカ:「確かに、何が違うんだろうね」


■女性もビジネス上手

最近では、女性の起業も増えてきました。
成功して、大きくなった企業もあります。

ところで、男性と女性とではビジネスのやり方も違っています。
男性は上下関係に従ったり、「地位を獲得すること」に力を入れたりします。
しかし、女性は男性ほど地位にこだわったりはしません。
ですので、組織も違ったものになっていきます。

■先生型のビジネスが大きくなりやすい

さて、女性メンバーの中心となっているビジネスで、大きくなっている物にはどんな物があるのでしょうか?

上手くいく女性のビジネス1つが「先生育成型」です。
ネイルアートや料理、華道、ダンスなど「生徒を集めて、そして上手くなった人には先生になってもらう」というものです。

女性は男性より習い事が好きです。
ですので、生徒が集まりやすいです。
せっかく習いごとをするのだから、将来はそれで少しでも仕事にできたら、とも女性は考えます。

そして、「習いごとをして、将来は先生になれる」という仕組みが上手く回り、先生が実際に生まれ始めると規模も拡大してさらに生徒も増えていき、大規模に育っていくのです。

また、生徒に関しても教室に参加した女性が面白かったと感じたときには「この教室、すごくいいよ」と友達に勧めていくので生徒も増えていきます。

このように、先生育成型のビジネスについては、男性以上に女性が得意としている分野です。
女性で起業を考えている人は、先生育成型のビジネスも考慮に入れてみると面白いかもしれません。


イラスト:ににこ

織田隼人 |

会議に誘おう

課長:「ユウコさんは、あんまり関係ないからこの会議は出なくても良いよ」
ユウコ:「え、出ますよ」
課長:「いやいや、会議に出るより、その時間を有効に仕事に使ってよ」
ユウコ:「・・・はい、わかりました」

その後、ユウコさんの仕事へのモチベーションはさがった。


■参加意識

仕事においても、男性と女性とで考え方は違っている部分が多いです。
例えば会議。

男性は自分にあまり関係の無い会議であれば「参加しなくてもいいや」と考える傾向があります。
会議に出ていて関係の無い話だけだと、時間がもったいない。
だから、今ある自分の仕事に集中するために会議は行かなくて良いだろう、と考えるのです。

ところが女性はそう考えない人も多いです。
女性には、会議に誘われないと「私は仲間として頼られていない」と考える人が結構います。

会議や出張などに結局誘われないと、その女性のモチベーションが下がったり、やる気が落ちたり機嫌が悪くなってしまう場合もあります。

女性のやる気を引き出すには「参加意識」を高めることが重要なのです。

■モチベーションが結局、効率に

仕事ってただ言われたことをやるだけのことよりも、自分で考えてやることも多いので、モチベーションが仕事の成果や効率に跳ね返ってくることが多いです。

ですので、特に女性相手にする場合には、ちょっと関係性が薄い会議や出張、客先への提案などでも女性を積極的に誘った方が良いです。

女性を積極的に誘うことによって、その女性がいろいろな人とのハブの役割を果たし、調整役になってくれたり情報共有が進むことも多いです。
なにより、誘うことで女性のやる気が向上します。

男性からしてみると、誘うと非効率な会議、出張かもしれません。
でも、男性の視点で考えるのではなく、ちょっと関係が薄そうでも女性相手であれば積極的に誘っていくようにしましょう。
トータルで見ると、結局女性を誘った方が全体の効率が上がることになります。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

なんでレディースDayだけで、メンズDayがないの?

サトミ:「明日はレディースDayで、割引なんだよ。楽しみ~」
タケル:「そうなんだよね、世の中レディースデーばっかりで、メンズデーがないんだよ」
サトミ:「たしかに、メンズデーって見かけないよね」
タケル:「これって、男性差別だよね、だよね。くやしいよー」

世の中を見渡してみると、女性優遇が多くて男性優遇が少ない。
どうしてこうなっちゃったのでしょう?


■女性優遇?

レストランとかを見てみると、レディースデーはよく見かけますが、メンズDayはなかなか見つけることができなかったりします。

では、なぜレディースデーがたくさんあって、メンズデーは少ないのでしょうか?
レストランを例に見てみます。

男性はおいしいレストラン、雰囲気の良いレストランに行くと「ここは大事にとっておこう」というリストに入れておきます。
そして、大事なデートの時などに使う、という感じになります。
なので、そのお店に誰かを誘ってくることは、1人か2人くらいになります。

女性がおいしいレストラン、雰囲気の良いレストランに行くと「誰かを誘いたい!」という気持ちになります。
そして、女友達数人を誘ってそこで食事をすることになります。
また、女友達に限らず職場の仲間達を誘ったりもして、いろんな人と同じ店に何回か通い詰めることになります。
結果、10人以上のメンバーを誘うことになります。

というわけで、女性のお客さんを開拓した方がクチコミで広がる可能性が高いのです。

レディースデーが多い理由は、お店の戦術として、女性の方が「新規顧客開拓」につながるから優遇する、という理由があるからなのです。

■男性優遇はどこに?

男性からすると「女性優遇ばっかりで悲しい」と思えるかもしれません。
しかし、男性優遇は陰でこっそりとされている部分もあります。

男性の場合、友達を誘ってのリピーターは少ないですが、1人で何度も来る、ということはよくあります。
ですので、友達を増やす戦略より、何度も来てもらえる戦術を店ではとっています。

男性優遇の最たるものが「大盛り無料」です。

男性の食事の満足度を上げるには「まず、お腹を満たすこと」が重要です。
ですので、最低でもお腹の満足度を満たせるように、おかわり無料とか、大盛り無料というサービスをとる店は多いです。
これをやるだけで、男性のリピート率が増えるのです。

そんなわけで、結局レディースデーも、大盛り無料も「性別を意識した結果、お店がとった戦術が違う」というだけなのです。

いろいろ試した結果、女性にはクチコミで広げてもらうのが良い方で、男性には何度も来てもらうのが良い方法、ということがあって、そしてそれに沿った戦術をとられているだけなのです。

「どうして男性だけが優遇されているの?」とか「どうして女性だけが優遇されているの?」と思ったとき、その制度を作った人の気持ちになって考えてみるといろいろと見えてくるものがあります。
不平を言うのではなく、制度を作った人の考えを理解してみると、新しい知識を得ることにもつながります。
せっかく良い疑問がでてきたのですから、その疑問、しっかり考えて自分の知識にしてみましょう。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

セクハラってどうなの?

サトミさん、男性上司との出張中。
上司:「さて、今日の仕事も終わったし、ホテルで一息つくか」
サトミさん:「はーい、隣の部屋ですね」
上司:「よかったら、俺の部屋で酒でも飲まない?」
サトミさん:「はい、じゃあ後で行きますね」

この後、ホテルの上司の部屋で二人が飲み交わす。
そして上司がサトミさんの肩に手を掛けて「なぁ、いいだろう」と顔を近づけてくる。
サトミさん:「そんなつもりじゃありません、セクハラで訴えますよ」

こうして、男性上司はセクハラ問題を抱えることになった。


■セクハラはどこにある?

以前はセクハラがあったとしても、それが問題として浮上することは少なかったのですが、現在ではセクハラが問題として取り上げられるようになりました。

実際にセクハラはこんな感じで発生します。

(1)出張中に男性上司が女性部下に「ホテルの部屋で一緒に飲まないか?」などと誘う。
そのあと、男性が「部屋に誘ってきたからOKなんだろう」と勘違いして女性部下をベッドに押し倒そうとする。
女性部下はというと、ただの付き合いで飲みに行っただけで、もちろんそんなつもりはなく、そしてセクハラ問題だとして発展する。

(2)飲み会の席などで、異性にベタベタ触ったり、下ネタを振ったりする。
相手が生理的な不快感を示して、それが繰り返されるとセクハラとして取り上げられる。

このように、セクハラはちょっとしたところにも潜んでいます。

■セクハラ問題になると男性が

セクハラ問題を取り上げると、男性の中には「昔はもっとおおらかだった」という意見が出て来ます。
ちなみに、こういう意見を言う人は結構「セクハラをしている」人だったりします。

相手が嫌がっているのに下ネタを振ったり、ただ二人で食事に行っただけなのに帰りのタクシーで女性の手を握ったり。
今までは女性が我慢していただけ、なのを理解していない人です。

「なんでも、セクハラセクハラって言っていたら恋愛もできないじゃないか」などと反論する人もいます。
この意見、セクハラと恋愛の本質を見落としています。


■恋愛とセクハラの違い

恋愛とセクハラには、「相手が好んで受け入れてくれる」か「相手が嫌がっているか」という違いがあります。

そして、セクハラをする人は「相手の気持ち」を本気で見ていません。
「自分がしたいから」というのが行動の本質になっていて、相手を見ようとしていないので勘違いしてセクハラになってしまっているのです。

セクハラをしない方法は簡単です。
相手の異性のことをじっくり見て、その人が喜んでいるか、辛そうにしているのかを見極めることです。
これができていない人が、恋愛のつもりで、自分勝手なセクハラをしているのです。
相手のことをしっかり見ようとしないなんて、恋愛としても問題有り、ですよね。

昨今では、なんでも「セクハラ」といわれるようになって、ギスギスしている、と思い始めた人もいるかもしれません。
でも、相手の異性のことをしっかり見ることができていればセクハラにはなりません。

下ネタが好きな女性もいますし、下ネタ嫌いの男性もいます。
これって「ここにいるこの人はどう思っているのかな?」と考えて話していけば良いだけです。
それだけで、セクハラは消えて無くなります。

セクハラ問題って『相手のことをしっかり見よう』と考えさせてくれるチャンス、なのです。

人によって「ココまではOK」「ここからはNG」という境界は様々です。
だからこそ、多様性があって面白いのですし、違いがあるから人とのふれあいは楽しいものとなります。
セクハラ問題も、その違いを知る上では勉強になることも多いです。
しっかりと相手のことを見る目をこの機会に身につけていきたいですね。
次回は、仕草で相手の「受け入れ体制」がどうなっているか見抜く方法をお伝えします。


イラスト:はな

織田隼人 |

メンツを重視、でも依頼はOK

ユウコ:「彼にさぁ、『これ、やっといて』ってお願いをしてもすぐ断られるんだよね、
マナミ:「あー、わかる。男の人って『いや』ってすぐ言うよね」
ユウコ:「そうそう、どういえば引き受けてくれるんだろ」


■命令口調

男性に何かお願い事をするとき、特に彼や旦那さんにお願いをしても「やだ」とか「やりたくない」といって断られること、多いかもしれません。

まず、男性は女性に比べて「断ること」に対してあまり罪悪感を感じません。
女性であれば断られたときに相手がどれだけ困るかまでを想像するので断ることは減るのですが、男性は自分がやりたいかやりたくないかで判断します。

そして、その男性の「やりたくない」という回路を発動させるとすぐに断られてしまうのです。
特に命令口調で「これをやっておいて!」と男性にいうと、男性の「やりたくない」気持ちがでてきて、「いや」と男性が断ることが多くなります。

男性に何かを依頼するときには「やりたくない」という気持ちを呼び起こさせないような言い方をしなきゃいけないようです。

■メンツを立てる

ところで、なぜ男性は「やりたくない」と思ったのでしょうか?
それは、命令口調で言われたからです。
命令口調で言われると、男性は自分が軽くあしらわれているような気持ちになり、「俺はただのパシリじゃない」と思って嫌がります。

これが、「いつもありがとう、今回もこれやってもらえる?」という言い方にすると男性は引き受けてくれることが多くなります。

なぜかというと、男性のメンツを立てることになるからです。
「いつも感謝している」ことを伝えることで、男性が用事をパシリ的にやらされているのではなく、感謝されてやっていることになります。

この、普段の感謝が大事で、これができていると男性に依頼をしたときにかなりの割合で引き受けてくれるようになります。

女性にしてみると「そんなメンツなんかどうでも良くて、やってくれればいいじゃない」と思うかもしれませんが、男性は本能レベルでメンツを重視しているので、そこを理解してあげると良いでしょう。
せっかく依頼をするのですから、男性に引き受けてもらえる可能性をあげるのはもちろんのこと、男性のメンツを立てることでお互いに気持ちよい状態になれますから。

男性には過去のことに感謝の言葉を伝え、そして引き受けてくれることが「当たり前」じゃなくて、毎回ありがたいと思っている、ということを伝えて、そしてたくさん頼み事を引き受けてもらいましょう。


イラスト:ににこ

織田隼人 |

一人だけを褒めないようにしよう

ワタル:「さとみさんて、本当にしっかりしてるし気が利くんだよね」
トモミ:(こっそり)「ねえ、あんまり一人だけ褒めるの良くないと思うよ、他にも女の子いるんだし」
ワタル:「え、褒めてるだけなのにダメなの?」
トモミ:「うん、それがよくないのよ」

ワタルさん、さとみさんを褒めただけで誰をけなしたわけでもないのに、なぜ良くなかったのでしょう?


■一人を褒めると他の人が

男性は「褒めること」に対してあまりマイナスになることはないと考えています。
誰かをけなしているわけではない、褒めることにより喜ぶ人がいる。
だから、他に人がいても1人を集中的に褒めることがあります。

ところが、女性は一人に集中して褒めることはあまりしません。
女性が人前で褒めるときには、みんなをまんべんなく褒めます。
というのも、女性の視点から見ると「誰かが褒められているとき、そのほかの人が褒められていないと、けなされているのと同じ」と感じるからです。

■他の人も褒めていく

女性が複数いる場合、誰か一人を集中して褒めることは、他の人をけなすような状態になってしまいます。
ですので、誰か女性を褒めた場合には、他の人も一緒に褒めていくようにしましょう。

たとえ、その場にいない女性を褒めたとしても、理屈は一緒です。
その場にいる女性も一緒に褒めておくと良いでしょう。
どうしても女性1人限定で褒めたい場合には、褒める相手である本人と二人でいるときに、こっそりと褒めるようにしましょう。
一人だけ褒められた場合、その褒められた女性も周りの女性に気を遣って居心地が悪くなりますから。

褒めることは良いことです。
だからこそ、せっかくですから女性に喜んでもらえるような褒め方をやっていきましょう。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

男の上司は耳をふさぐ!?

トモミ:「ウチの上司って耳の痛いことを言うとすぐに聞こえないふりをするんだよね」
ナオコ:「わかるわかるー。男の上司って、女の上司に比べてすぐに耳をふさぐよね」
トモミ:「そうなのよ。どうしたら話を聞くようになるんだろうね」

どうやら、男性上司が部下の女性達の言葉に耳を傾けていないようです。


■良くあること

男性上司に対して、仕事の問題点や組織の問題点を指摘する。
そうすると上司の男性が聞こえないふりをしたり、話をすぐに切り上げようとすることは良くあることです。

なぜ男性上司が聞こえないフリをするのかというと、これらの問題点は解決不可能なことが多いからです。

話をじっくり聞いてしまうと『対応しなければ』と男性上司は思います。
しかし、実際問題解決のしようがない。
だから、聞かなかったことにしよう。放置しよう。
男性上司はこのように考えるのです。

■問題意識を共有したい

では、女性部下の視点から見てみましょう。
仕事や組織に問題が見つかると、女性はぞれを男性上司と「共有」したいと思います。
問題意識を共有することによって、少し前進するからです。
周りみんなが同じ問題意識を共有できれば、一人で解決ができないことでもいつか解決できることもあります。
なので、その場の解決のためではなく「共有」目的で話をしていることも多いのです。


■対策を文書化して、責任を持とう

男性上司からすると、問題解決できない話を延々聞かされたくない。
こう思う人が多いでしょう。

ただ、女性は共有目的で話していることが多いので、
女性部下の話は『対策はとらなくてもとりあえず聞く』ようにしましょう。

そうすれば、女性部下のフラストレーションもたまらなくて済みます。

女性が男性上司に伝える際には、『解決しなくてはいけない問題』だけを伝えるようにしましょう。
ただ単に問題を指摘するだけだと、男性上司は耳をふさいでしまいますので。

また、どうしても問題解決をしたい場合には、次の2つのことを実践しましょう。

(1)問題と解決方法を文書化する
問題を伝えるだけではなく、解決方法を示しましょう。
文書化することで、情報共有もしやすくなりますし、「残る」ものになるので人を動かすパワーにもなります。

(2)解決のための責任者を自分にする
上司を動かすよりも、自分で責任をとると言い切った方が良いです。
自分がリスクを背負わないで提案するだけの場合、意見が無視されることが多いからです。

職場ではいろいろな利害関係が存在する分、上手くいかないことも多いものです。
だからこそ、各個人で少しずつ環境を良くする努力をしていくことに意味があるのかもしれませんね。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

女性上司は気をつけよう

女性上司:「例の仕事だけど、価格が高いので見積もりをやり直してちょうだい。その際にはAとCについては要件を削っていいから」
部下:「え、あ、はい」
女性上司:「それから、マーケティングのやり方がどうも良くなさそうなので、顧客Valueをもう少し意識する感じにしてね」
部下:「・・・」
女性上司:「じゃあ、お願いね」

部下の人は、どうやら理解できない指示を受けてしまったようです。


■頭がよいがゆえの失敗

ビジネスの世界では、女性が上司になることも当たり前になってきました。
とはいえ、まだまだ女性上司は少ない状況。
そんな状況ですので、女性で出世する人は『かなりデキる女性』が多いです。
しかし、デキる女性上司、のはずなのに指示を出してもなぜか部下が思ったとおりに動かない。
こんなことは良くあります。

しかも、その部下は別に能力が足りないわけではない。
部下からすると「上司の指示がコロコロ変わる」とか「上司の指示の意味がわからない」ということになっています。
なぜ、こんな意識の食い違いが起きるのでしょうか。


■脳の回転に言葉が付いていかない

能力の高い女性に良くある弱点があります。
それは、『脳の回転に言葉が付いていかない』というものです。

女性は基本的にいろいろなことに気が回ります。
「あれをしたら良くない」「これを追加したら効果的」など、1つのことを考えるにも様々な付加情報が増えていきます。
その付加情報なのですが、デキる女性は話すより思いつく方が早いので、前提などを省略して伝えてしまいます。

そして、最終的には「あれをやって」「これは注意ね」「それも追加で」というように、部下にとって意味がわからない作業指示をしてしまうのです。

■いい加減な設計図で伝えよう

頭のいい女性上司は、「思いついたことを全部伝えようとしない」ことを心がけると、部下に言うことが伝わりやすくなります。
頭のいい人ほど、仕事の設計図は精密で細かくできているもの。

普通の人の仕事の設計図は、ある程度おおざっぱでやっているうちに細かくしていくもの。
この違いを理解して、女性上司は「おおざっぱ仕事の設計図」を部下に伝えるようにしましょう。

精密に考えるのは仕事をやりながらでよいはず。
一杯伝えようとしてキモの部分まで伝わらなくなってしまっては、意味がありません。
伝えるよりも、フォローに回る。
この方が上手くいくことを理解して、「少ない、わかりやすい情報」で伝えるようにしていってください。

自分のできることは人のできることではありません。
このことを忘れずにいれば、きっと話は伝わりやすくなります。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

女性にはメンテを、男性には放置をしよう

女性の先輩:「どう、上手くいってる?」
男性の後輩:「はい、たぶん大丈夫です」

数分後

女性の先輩:「どう、大丈夫?」
男性の後輩:「大丈夫ですから、少し待っていてください」

どうやら、後輩のあつかいがイマイチわからない先輩のようです。


■女性はこまめにケアを

学校でも、会社でも後輩の面倒を見る、ということは良くあることでしょう。
その後輩の扱い方ですが、男性と女性とで良い扱い方が変わってきます。

女性の場合には、マメにケアしてあげると上手くいきます。

女性は初めての作業などに取り組んだときには、ちょっと手順を進めるたびに「これどうするんだろう?」といった疑問がわいてきたり、「これでいいのかな」とこれまでのやり方がよいのかどうかを気にします。
なので、マメに「大丈夫?」「上手くいってる?」「聞きたいことない?」と声をかけてあげると良いのです。

■多少放置しよう

男性の後輩を育てるときには、一度作業を渡して少し放置するくらいがよいでしょう。

男性は何か作業を行うときには、考えながら行動します。
考えているときに声をかけられると、その考えが中断されるために、声をかけすぎると余計に男性の作業が進まなくなってしまいます。

女性には10分とか15分とかに1回声をかけるくらいの感じだとすると、男性には30分とか1時間に1回声をかけるくらいの感じに放置すると良いでしょう。

ある程度放置することで男性は、自分で調べたり、自分で考える能力を身につけていくことにもなります。

後輩を育てるのは大変なことです。
大変なことだからこそ、しっかりと相手のことを考えて育てていってください。


イラスト:林えみこ

織田隼人 |

相手が納得していなくても、説得は成立する

女性部下:「こちら、承認をお願いします」
男性部長:「うーん、どうもこのやり方だと上手くいく気がしないんだよなぁ。まあ、仕方ない」
女性部下:「でも、このデータを見て下さい。このラインを越えたところで売上が急上昇する可能性が高いんです」
男性部長:「だから、そこが上手くいかない気がするんだよ」

どうも、部長は女性部下の言うことに納得できないようです。
「仕方ないなぁ」という言葉までは引き出せたのに、結局承認には至らなかったようです。


■納得しないのに「やる」

女性がビジネスの場で男性を説得するときに、1つ注意しておいた方がよいことがあります。
「男性を必ずしも納得させる必要はない」ということです。

どういうことかというと、男性は『納得する/納得しない』でビジネスを考えるのではなく、『やる/やらない』で判断をしています。
男性は自分が納得していないことであっても、『やる』と判断することは多々あります。

ただし、男性が納得していないのに『やる』と決断したあとで、相手に重ねて説得されると男性は「やると言ったのに、どうしてそこまでしつこく言ってくるんだ」という気持ちになります。
さらにしつこく説得され続けると、「もういい、やらない!」と意固地になってしまいます。

男性が「気が進まないけどやろう」とか「やってもいい」と言ったとき、たとえその男性が納得していなくても、その場で話を切り上げた方がよいのです。

■納得してもらいたい女性

女性としては「やる/やらない」の前に、「納得するか/納得しないか」という価値観がでてくることでしょう。
「やる」ときには納得している。
「やらない」ときには納得していない。

女性としてはこういう前提を持っていて、「やるという決断のために相手に納得させたい」と思うことが多いでしょう。
しかし、そこはグッとこらえて、説得をやめた方が上手くいくのです。


■仕方ないなぁは「やる」の意味

(特に年配系の)男性上司が使う言葉に「仕方ない」というものがあります。
この男性の「仕方ない」は「やる」という意味で理解しておくと良いでしょう。

男性から「仕方ないなぁ」という言葉が漏れたとき、すかさず「ありがとうございます!」と言い切って、説得を打ち切ると「やる」という合意がとれたことになります。
(あとで、メールなどで「先ほどの件、進めさせていただきます」とエビデンス(証拠)を残しておくこともオススメしますが)

説得を続けるのではなく、そこで話を打ち切った方が合意がとりやすいのです。

女性にはすごくわかりづらい男性の表現方法ですが、これは対男性上司と接する際にはよく使うノウハウなので覚えておく良いでしょう。


イラスト:ににこ

織田隼人 |

同性同士での座り方に気をつけてみよう

ヒロシ:「すごいことわかったよ」
ナオミ:「なになに、どうしたの?」
ヒロシ:「女同士で食事するときって、ほとんどが向かい合ってるんだよ」
ナオミ:「え、男の人はそうじゃないの?」
ヒロシ:「向かい合うこともあるけど、横に並んで食事のことも多いんだよね」


■男女の位置関係

 

男性と女性とで、『同性同士』の話しやすい方向が違います。

 

男性同士で話すとき、話しやすいのは『横並び』または『斜め方向』です。
男性が向かい合って話すと『敵対関係』の位置になってしまうので、男性同士の場合にはあえて向かい合わない方がよいのです。

 

女性同士の場合には、向かい合ってはなす方が良いでしょう。
女性同士の場合、会話の時には相手の表情から情報を読み解き合います。
ですので、相手の表情や目が見える方が安心して話せるのです。

 

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■交渉の時にも

 

この話す方向、ビジネスの交渉時にも使えます。
男性相手に話すときには、横並びを。
女性相手に話すときには、向かい合って。

 

ちょっと方向を変えただけでも、お互いの会話がスムーズになり、交渉もまとまりやすくなります。
男性と女性とでは、会話をするときに「得意とする角度」が違うので、そこに気をつけて位置取りをしてみて下さい。


イラスト:ににこ

 

織田隼人 |

全てを知ろうとする女性上司は危険!?

トシヤ:「ウチの女性上司なんだけどさ」
タケシ:「どうしたんだい?」
トシヤ:「仕事のことについていちいち口出ししてくるんだよね」
タケシ:「あーいるよね、そういう女上司。全部知らなきゃ気が済まないっていうか」
トシヤ:「そうそう、そういうのは女の人に多い気がするんだよね」


■あれもこれも気になる

 

男性の思考はシングルタスク。
男性は一度に1つのことを考えるしかできません。

 

女性の思考はマルチタスク。
女性は一度のたくさんのことを並行して考えます。

 

そこで出て来たのが「何にでも口出しをする女性上司」。
部下(男性女性問わず)が何をやっているのかを全て見届けて、そしてさらに1つ1つアドバイスをします。

 

もし、女性のあなたがこのタイプになっていた場合、男性部下を育てるには注意が必要です。


■上下意識から、考えない部下になる

 

男性は女性に比べて組織の上下関係を重要視します。

 

そのため、男性部下はあれもこれもと口出しをされると、上司の言うことをそのまま実行するだけの存在になり、「考えない部下」が出来上がってしまいます。
一度考えない部下になってしまうと、そのあと「考える人間」に育てるのは至難の業です。

 

「これ、どうしたらいいと思う?」と聞いても「わかりません」としか返事が返ってこない。
自分から行動をせずに、指示を待つだけ、そういう風になってしまいます。

 

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■男性はある程度放置で育てる

 

男性部下は手をかけすぎると『思考停止状態』になってしまうので、ある程度放置をしてあげた方が良いでしょう。

 

例え失敗しそうでも、致命的にならなさそうであれば放置してあげる。
要領が悪くても要領良くできるまで待っていてあげる。
特に部下の様子が逐一気になる女性上司ほど、この男性部下の特徴を理解しておきましょう。

 

「私のやり方の方が正しいから」と思って口出しをすればするほど、男性部下は働かない人間になっていきますから。
あれもこれも部下の男性の様子が気になる上司になっている人は、注意してみてくださいね。

 

男性部下を育てるために、いったん我慢をしてみましょう。


イラスト:ムラクモ

 

織田隼人 |

クチコミの原動力

タケル:「新しい商品を開発したんだけど、どうやって広めたらいいかなぁ」
カナコ:「やっぱり、クチコミがいいんじゃない。面白そうな商品だし」
タケル:「そうだよね。でもさぁ、クチコミってどうやって作ればいいんだろ?」


■クチコミの原動力が違う

 

たとえば、新商品を開発した。
画期的な商品なので、クチコミを起こしたい。
とはいっても、何もしないとクチコミは発生しません。

クチコミを起こすには『原動力』となる話したい気持ちを刺激する必要があります。
その原動力、男性と女性とで違っています。


■女性のクチコミ

 

女性のクチコミの原動力は「喜びや楽しみの分かち合い」です。

 

「こんな楽しいことがあった」とか「こんなにおいしいものを食べた」というようなことが女性のクチコミとなります。

このとき大事なのが、「話し手が情景を説明しやすい」ことです。
説明しやすい内容の場合、話を聞く側が情景を想像して「それは面白そう」「見てみたい」と思うようになり、クチコミが伝播していきます。


■男性のクチコミ

 

男性のクチコミの原動力は「自慢」です。

これを持つことでカッコいい自分を表現できる、とか、これを知っていると尊敬される、ということについて広がっていきます。

定期的にモバイル端末(時計、スマフォなど)が流行するのは「持っていると最先端な自分を自慢しやすい」からです。

話すことや持つことでステータスを感じさせるものにすることで、男性のクチコミは広がります。

 

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■クチコミの原動力を刺激

女性にしても男性にしても、クチコミを発生させるには原動力を刺激する必要があります。
そのためには、しっかりとクチコミをしたいと思ってもらえる要素を作り込む必要があります。

商品開発をしている人、マーケティングを担当している人は是非この辺をしっかりと作り込んでください。


イラスト:はな

 


 

 

織田隼人 |

お金はしっかり請求する

カナコ:「私さぁ、営業って仕事好きなんだけど、一つだけ苦手なことがあるんだよね」
トオル:「え、何が苦手なの?」
カナコ:「お金の話。請求するのも苦手だし、お金の話を出すのも苦手なんだよね」
トオル:「へぇ。値引きとかの交渉とかならわかるけど、ただ言うだけでも苦手なんだね」


■請求に対する負担

 

現代の日本では男性も女性も、たくさんの人が営業職に付いています。
勢いで売ってくる人、頭脳を使って売ってくる人、人間性で売ってくる人、様々なやりかたで営業職に付いた人は販売をしています。

さて、この営業職で結構多くの女性が苦手にしていることがあります。
それは、『お金の話をする』ことです。


■相手の負担を考える

 

営業で売っているものは、たいていのものが相手に『メリット』を与えるものです。
これを使えば相手は喜ぶ、だからこそ売ることができます。

この『相手の喜び』を想像することは女性が得意としている分野の1つ。
ここが女性の営業パーソンの強みとなっています。

しかし、それと同時に『相手の負担』にまで女性は想像を働かせてしまうため、お金の話が苦手になる人が多いのです。

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■それほど気にしていない

 

ところが、商品やサービスを買う側の立場からするとお金の話は早く聞きたい情報です。
もちろん、買った後に請求されることに関しては『当然のこと』と思って請求書を受け取ります。

 

そう、お金の話をしても相手(買い手)は特に負担と感じていないのです。
買う時に、お金を支払うのは当然、なのですから。

ですから、お金の話がするのが苦手な人は「相手はそんなに負担に思っていない」ということを思い出すようにしましょう。

相手の負担がないことを思い出せれば、心に引っかかっている『言いづらい』気持ちが少しはとれていきますから。

ビジネスをすると必ずお金の話は出てくるもの。
堂々と、お金の話をしてみてください。


イラスト:ににこ

 


 

 

織田隼人 |

信頼を得る声

ユミコ:「なんかさぁ、私って会議とかで軽く扱われること多いんだよね」
トモミ:「それって、女だからじゃない?」
ユミコ:「エリ先輩は結構発言力あるんだよね。どこに違いがあるんだろ」

エリさんもユミコさんも同じ女性なのに、ユミコさんだけ会議で軽く扱われてしまうのってどうしてなのでしょう?


■発言の重さに関係するもの

会議やミーティング、商談の場などでは発言力がどれだけあるかで、自分の立ち位置が変わってきます。
相手に発言力がないと思われれば、軽く扱われますし、相手に発言力があると思われれば、発言の1つ1つが大事に扱われます。

さて、この発言の重さを決めるファクターはいったい何なのでしょう。

もちろん、日頃からの仕事の評価が一番大事ですが、それ以外にも発言の重さを変えるファクターがあります。
それは、声の高さです。

声が低いと、相手は発言を信頼するようになります。

人は緊張すると、声が高くなります。
自信があるときほど、声が低くなります。
この原則を人は経験上理解しているため、声が低い人は信頼できる、と無意識に考えるのです。

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■女性は特に気をつけよう

 

人前で発言をしようとすると、緊張してどうしても声が高くなってしまうものです。

 

さらに、女性は愛想良く振る舞おうとしたときも、声が高くなる傾向があります。
会議などで発言力を増したい場合、女性は特に声を低くするように気をつけましょう。

気をつけていないと、つい声が高くなってしまいますから。

もちろん、ビジネスの場を離れたときには女性は声を低くする必要はありません。
恋愛などの場では、女性はむしろ高い声の方が好まれるのですから。

 

声の高低だけで、意外なまでにビジネスの評価は変わってきます。
声の高低は意識をすればある程度自分で操れますので、まずは意識するところから始めてみてください。


イラスト:上田 城

 


 

 

織田隼人 |

その『方向』で

男性社員A:「じゃあ、大体方向性は決まりましたね」
男性社員B:「了解です。今回はこの方向で行きましょう」

 

ケイコ:「すみません、結局誰がどの担当でいつまでやるのですか? そこを決めないでうやむやにしておくと、進まない気がするのですが・・・」

 

 

 

男性社員A&B:(そこを決めたくないから、ぼやかして言っているのに・・・)


■わかりづらい『方向』

 

会議で女性にとってわかりづらい言葉が、男性が使う「この方向で」というもの。

 

「この方向って、どの方向なのよ」
「いったい、誰が何をやればいいのよ」
と女性ならツッコミを入れたくなるところでしょう。

 

実際に「では、誰が何をするのかを決めましょう」と発言をしている女性も多いかと思います。

 

 

 

しかし、この手の「誰が・いつまでに・何をするのか」ということを決めようとすると男性は戸惑ってしまうことが多いです。
なぜなら、男性が「この方向で」といっているときには一種の暗黙のルールを想定して言っているからです。


■男性にとっての方向

 

男性が「この方向で」という時には、男性は次のようなニュアンスで発言をしています。

 

『今、担当や期限を決めてしまうと揉めそうだし、そこまでの労力もさけないだろうから、まずはみんなで出来ることをやって、それで上手くいきそうなのがわかったら具体的なところまで話をしようよ』

 

この言葉を男性は「この方向で」というセリフで片付けてしまうのです。
男性は明確に決めたくないときに「この方向で」という言葉を使うのです。

 

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■そっとしておこう

 

女性からすると男性の「この方向で」という言葉にツッコミを入れたくなる気持ちはわかります。
ただ、ツッコミは出来れば入れないようにしましょう。

 

働く女性で男性に「怖い」と思われる人の中には次のような人がいます。
「この方向で」の後に「じゃあ、誰がいつまでに何をするのか決めましょう」という女性です。

 

男性はわざと濁していっているのに、女性は濁した部分を明確にしようとする。
この手の行動をとってしまうと、男性から「怖い」と思われてしまうのです。

 

ビジネスの世界には男性が作り上げた特有の言葉がいっぱい眠っています。
ビジネスの場では、女性は特に男性特有の言葉に注意をして話してみてください。


イラスト:ににこ

 


 

 

織田隼人 |

お金をもらおう

トモミ:「商談って嫌いじゃないんだけど、値段を提示するときだけは、いつもたどたどしくなっちゃうんだよね」
トオル:「へー、そうなんだ。俺は商売なんだからそんなに気にせず出せるんだけどね」
トモミ:「どうしてなんだろうね、なかなか苦手が克服できなくて」


■お金を受け取るのが苦手

優秀な営業パーソンは、男性もいますし、女性もいます。
なので、営業という業種は男女問わずに才能を発揮できるところのようです。

ところが、女性の中には『お客さんに価格を提示するのが苦手』という人がいたりします。
特に、商品を売る仕事ではなく、サービスをする系の仕事(モノが動かない仕事)では、お金をもらうことが苦手な女性が多いです。

なぜなら、女性は「人を助けるのは当然」と考えをビジネスにも持ち込むという傾向があるからです。

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■やるべきことにお金を

そうはいっても、ビジネスの世界というのは『人の役に立つモノを提供し、その対価をもらう』という仕組みで成り立っています。
そのおかげで、お金を請求される側の人というのは「請求されるのが当たり前」と思っています。

ですので、お金を請求するのが苦手な人も「相手はそんなに気にしていない」ということを理解して、平然とお金を請求するようにしましょう。

商品やサービスを受け取るがわからしたら、『金額』というのは早めに教えておいてもらいたいものです。
ですので、金額を伝えるのは「相手のために伝えよう」という位の気持ちになっても良いのです。

日常生活では、人のために行動することは、『無料』が当然かもしれません。
でも、ビジネスの世界では人のために行動することは、『有料』が当然なのです。
お金を請求することは、相手にとっても嫌なことではないので、しっかりと請求してみてください。


イラスト:うさこ

 

織田隼人 |

低い声と高い声

ノリコ:「どうも、私ってどうも交渉しているとき、お客さんに下に見られちゃうんだよね」
トモミ:「ノリコってしっかりしているのに、お客さんに『上司を連れてきて』とか言われたりするよね」
ノリコ:「そうなのよー。でも、どうすれば私に威厳っていうか『しっかりオーラ』が出てくるのかなぁ」


■見落としがちな特徴

ビジネスの場で交渉するときには一種の威厳のようなものを出すことが必要です。
「この人はキーパーソンで、この人に任せれば大丈夫だ」と相手に思ってもらえれば、交渉ごともスムーズに進みます。

しかし、交渉の時に、ただ単に理路整然と正しいことを言うだけでは『威厳』というものは出てきません。
威厳を出すには少しばかりの工夫が必要となってきます。
今回はそんな威厳を出すためのテクニックを見ていきます。

女性は特に、自然にはこの『威厳』は出にくくなっています。
ですので、『威厳』を出すために意識的にテクニックを使うとビジネスが上手くいきます。

■しっかりオーラを出す方法

交渉時に相手に威厳を感じさせるためには以下のことに気をつけると良いでしょう。

・声のトーンを低くする
・相づちを減らす
・話しすぎない

1つ1つ解説していきます。

▼声のトーンを低くする
これは特に重要です。
声のトーンが高い場合、相手は「丁重に扱ってくれている」「優しい人」「どちらかというと下の立場の人」というイメージを持ちます。
反対に声のトーンが低い場合には「威厳がある」「少し接しづらい」「力がある」というイメージを持ちます。
交渉時には『強さ』をアピールすることが重要なので、声のトーンを低くすると上手くいきます。

特に女性は交渉するときに声のトーンに気をつけてください。
低めに話すだけで、相手は「この人は力のあるキーパーソンだ」と見てくれることでしょう。

▼相づちを減らす
相づちは相手の話を上手に促す効果があります。
その反面、相づちをこまめに打つ相手に対して人は「この人は私の言うことをよく聞いてくれそう。だからわがままを言っても大丈夫」と軽く見てしまう傾向も出てきます。

ですので、相づちを減らしておくと、交渉時に強い立場に出ることができます。

これまた、女性の方が男性よりも相づちをこまめに打つので、注意をしておいた方がよいでしょう。

▼話しすぎない
ビジネスの世界では、「話す人は報告する人、話さない人は決定する人」という風にできています。
つまり、いっぱい話をすると自然と「報告する人」という下の立場になってしまうのです。

ですから、交渉を有利に進めるには「話さない、相手に話をさせる」という必要があるのです。

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■テクニックとして身につける

今回のようなノウハウ、男性には一種当たり前のことになっていて、自然と身につくことなのですが女性にはわかりづらいことが多かったりします。l

ですので、是非知識として身につけておき、その知識を能動的に実践してみてください。
特に声のトーンを下げるというのは効果が非常に大きいです。

ビジネスのルールって女性にはわかりにくいものがいっぱい潜んでいます。
1つノウハウを見つけたら、それを身につけて実践する。
それを繰り返して、上手に交渉を進めるようにしていってみてください。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

会議での戦い方

とある会社での会議にて。
ヒロシ:「よって、このアイデアを実行すると見込み客が3割ほど増えると思われます」
ケイコ:(あれじゃあ、ダメだと思うのよね。でも、反論すると嫌われるかもしれないし・・・)

タケル:「確かにいいアイデアですけど、これにプラスしてこうしてみたらさらに良くなるんじゃないでしょうか?」

ケイコ:(そっか、そう言えば良いんだ。なかなかビジネスでの言い方って難しいなぁ)


■会議の2パターン

ビジネスシーンでの会話、女性にとってはなかなか感覚をつかむのが難しいと言われています。
たとえば、会議で相手の意見に反対する場合。
この場合には2パターンあります。

◆もともと発表者が1人の場合。
この場合、相手の意見を褒めた上でさらなる改善として伝える必要があります。
というのも、相手の意見を否定すると発表者の『メンツ』を傷つけてしまうことになるからです。
ビジネスシーンでは意外に『メンツ』が重視されているのです。

そもそも、発表した人、発言した人はそれだけで会議で何か価値を提供しようとしている。そこを否定してはいけないのです。
その価値を提供しようとする心をまずは肯定するようにしましょう。

◆もともと発表者同士が対立している場合。
たとえば、2つのアイデアがあって争っている場合。
この場合は、真剣に議論を戦わせる場となります。
相手の人格を否定するのはもちろんダメですが、そうではなく品質や、納期、コスト、アイデア、情報の質などを真剣に戦わせるのは正しい行為となります。

戦いの場が最初から設定されている場合には、存分に戦うようにしましょう。

女性には不思議に感じるかもしれませんが、こういう元々「戦いの場として設定されていた」場合であれば男性はそれを『ゲームの場』としてとらえています。
男性はゲームが終了すると、戦いの場での議論を水に流す文化を持っています。
(ただし、前述したように、最初から『戦いの場』として設定されていた場合、です)

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■会議に種類を分けて考えよう

このように、相手に気遣いをしてその上で発言するべき会議の場と、積極的に戦って良い会議の場と会議には2種類の場があります。

この違いを理解しておくと、ビジネスシーンで「今は戦うべき場所なのか?」というのが鮮明に見えてきます。
男性にとっては自然にできることなのですが、女性は「戦い」に慣れていない人が多いので、戦いの空気が読み切れていない場合があります。
もともと、この会議がどのような意味で設定されているか、そちらに目を向ければ今が戦うべき場所なのかが見えてきます。

会議の空気を読むことはそれほど難しいことではありません。
会議の種類を分けてとらえるようにしてみてください。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

人格否定はしていない

部長:「佐藤さん、この資料だけどここ、数値が間違っているよ、すぐに修正してお客さんに連絡してください」
カナエ:「あ、はい、すみません。すぐに修正します」
部長:「今後はこういう事がないようにね」
カナエ:「すみません」

カナエ:(私って、部長に怒られてばっかり。私、嫌われているのかなぁ)
部長:(佐藤さんって注意をするとすぐにヘコむんだよなぁ。別に怒っている訳じゃないのに。だから女の人って扱いづらいんだよなぁ)


■注意すること、怒ること

男性上司が女性部下に対して非常に気を遣うのが、「注意をする」というシーンです。

男性部下に対して注意をしても男性部下はそれほどヘコみません。
『注意』というのは『怒られる』とは別物なので「ああ、修正点を提示されたのだ」と感じるだけで、終わるからです。

ところが、女性の中には『注意』と『怒られる』を似たような意味合いでとってしまう人がいます。
女性の中には注意されることで「人格否定された」とか「私、嫌われれちゃった」と感じる人がいるのです。

しかし、実際に男性上司(女性上司も同じですが)は『注意』と『怒ること』は分けて考えています。
『注意』は修正点の提示、『怒ること』は自分の怒りをぶつけること、とシーンによって使い分けているのです。

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■対策を出して実行すれば完了

『注意』に関しては、怒られているわけではないので、問題を分析して対策をとれば、それで終わりと考えて良いのです。
ですので、女性は注意されたとしても「別に怒られていない。それよりも対策を報告した方がよい」と考えると男性上司と上手くやっていくことができます。

注意をされたときには、対策を出して実行できれば、それで完了と考えるようにはしましょう。

怒られてもいないのに、心が沈んでしまうなんてあまり意味のないことです。
明るく仕事をするためにも、『注意』と『怒られること』は分けて考える方がよいのですね。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

自慢をしよう

サトミ:「会社でどうも、上司に女の子扱いされちゃうんだよね」
トモコ:「もう3年目でしょ。そろそろ認めて欲しいもんだよね」
サトミ:「そうなのよー、同期の男性陣はもう一人前扱いされ始めているんだけどね」

サトミ:「どうすれば、女の子扱いから抜けられるんだろうねー」


■成果が指標

職場の男性相手に、自分を正しく評価してもらうことについては、やはり男性よりも女性の方が上手くできていないようです。
男性であれば、男性の気持ちが自然にわかるので、どうすれば自分を正しく評価してもらえるかをわかっています。

その、男性がわかっている「自分の評価を上げるコツ」ですが、成果を示すことです。
男性は、自分が過去に上手くやった経験を言葉に出して伝えます。

しかし、多くの女性は過去の成果を声に出して言うことをはばかります。
自慢になってしまい、そういうことを言う人は『自己主張が強く空気を読めない人である』と思われてしまうのでは、と考えるからです。

ところが、男性相手に自分の成果を示すことはマイナスにならないことが多いのです。
なぜなら、成果を伝えることで「私はこれができますので、任せてもらって結構です」という意味で男性はとらえるからです。


■謙遜よりも自慢を

職場で女性が「女の子扱い」されてしまう理由の1つが、この「成果を伝える」ということをしていないことにあったりします。
多くの場合、女性は成果を伝えるよりも、謙遜をしてしまいます。(『強気の法則』参照)

しかし、男性は仕事の場においては「これを誰に任せるか?」という視点で動いています。
ですので、ある程度成果を見せていった方が男性を安心させることにつながるのです。
女性は男性には成果を伝えるようにしましょう。
男性を安心させると「この人になら任せても良い」と思ってもらえるので、結果として「女の子扱い」から「デキる女扱い」に格上げされます。

男性相手に伝えるときには、男性にわかりやすい伝え方で伝えるのが効果的です。
職場の男性には少し自慢をする感じで過去の成果を見せてみてください。


織田隼人 |

出世に要注意!

最近は女性管理職も増えてきた。
ウチの部長も女性だ。
「ちょっと、XX君。この資料なんだけど・・・」
部長にお呼び出しをされた。あの部長、なんだかキツそうでちょっと苦手なんだよなぁ。仕事はできるんだけど。


■女性管理職

よく、女性管理職は「怖い」と言われます。
能力的には男性管理職よりも上だけれど、その「怖さ」が問題となって一人孤立をしてしまったり、敵を作ったりすることがあります。
でも、どうして「怖い」と思われるのでしょう?

現在では女性管理職はまだまだ少ない状態です。
周りは男性だらけ。「女性だから」という目で見られたくない。
そんな風に心の深い部分で考えてしまいます。
そうすると、自然に「私がしっかりしなければ」と考えていきます。
結果的に、自分のレベルを周りにも求めたり、周りの人の仕事のレベルが自分に合わないとNGをだす、ということになってしまいます。
そして、女性管理職は「怖い」と思われてしまうのです。

怖いと思われる理由は、「自分がしっかりしなきゃ」と女性管理職が考えるからなのです。

管理職の仕事は、部下に仕事を任せること。
この「仕事を任せる」というときに、部下に「この上司はキツいなぁ」と思われることはマイナスに働いてしまうのです。
また、その「怖さ」が同じ男性管理職には「見下されている」と感じさせることがあり、敬遠されてしまうことがあります。


■やわらかくいこう

一昔前の話を聞くと、総合職の女性が少なかったころは、今回の話みたいに総合職には怖い女性が多かったみたいです。
しかし、現在ではそれほど怖い女性は多くはないみたいです。

女性管理職についても同じことが言えるでしょう。
管理職に女性がもっと起用されていけば、女性管理職が気負わなくてもよくなるので、自然な姿で仕事ができる状態になり、怖さが消えていくことになるでしょう。

ただ、現在女性管理職である人がこの内容を読んでいる場合には気を付けてください。
周りに男性しかいない状態では、心に鎧をつけてしまいます。
その鎧が、相手から見た時に「怖さ」に映ってしまいます。

「私が頑張らなきゃ」と気負いすぎずに「多少人に任せても大丈夫」「周りがきっと助けてくれる」くらいの気持ちを持つと心の鎧が外れます。

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「周りが助けてくれる」と考えている人は自然に周りが助けてくれるように世の中ができています。
それと同じで、自分でやろうとばかりすると、周りが助けてくれなくなります。

「気負い」がちょっと大きくなっているな、と思ったら人に頼るようにしてみてください。
まずは、信頼できる人とか身近な人に頼ってみるとよいでしょう。

仕事はみんなでやるもの。みんなの力がうまく合わさるような状況を作っていけるとよいですね。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

痛い話を聞こう

ミキ:「ウチの上司って、仕事上の問題点を指摘すると、すぐに耳を閉ざすんだよねー」
マリ:「私のところの上司は聞いてくれるよ。女性上司だからかなぁ」
ミキ:「きっとそうだよ。だってウチの上司は男だもん」
マリ:「でもさぁ、どうして男の上司って耳の痛い話になると、耳をふさぐんだろうね」

男性上司は、知らないところで女性の部下から「話を聞かない上司」と認定されているのであった。


■正しい上司の姿

女性の職場での不満の1つが、「男性の上司が自分の話を聞いてくれないこと」だったりします。
ところが、その男性上司自身はというと、「自分は管理者としてしっかりやっている」と思っていることが多いのです。

どうして、このようなすれ違いが起きるのかというと、『女性が考える正しい上司の姿』と『男性が考える正しい上司の姿』が異なっているからなのです。
この違いについて見ていきます。


■心のケアまでが上司の仕事

女性は、上司の仕事の範囲を『仕事のケアの他に、職場での雰囲気作りや(ある程度の)部下の心のケアまでを行うこと』と考えます。
たとえば、職場で嫌なことがあったとき。
それを上司に報告すると、「そうだね。それは問題だね」と聞いてくれる。
ここまでを女性の部下は求めていることが多いです。

ところが、男性は上司の仕事の範囲を女性とは違うように考えています。
男性は上司の仕事の範囲を『仕事の効率が上がるような体制を作ること』と考えています。
このため、心のケアや職場の雰囲気などは後回しにされるか放置されるのです。


■痛い話

女性の部下が男性上司に「自分の仕事のここが問題だ」といった感じのことを言うと、男性上司は「また、不満を聞くことになるのか・・・」と耳を閉ざしてしまうことがあります。

男性上司にとって「不満を聞くこと(つまり、心のケアをすること)」という仕事は自分の仕事の対象外なのです。
だから、「男性上司は痛い話に耳を貸さない」と女性に思われてしまうのです。

男性上司からすると、不満を言われると「改善しなければならない」と考えるところでしょうが、すべてにおいて改善する必要はありません。
大事なところだけ、対応する。
あとは、とりあえず女性部下の話を聞く。
それだけで、女性部下からの信頼を勝ち取ることができます。
なぜなら、女性は話をするだけでも、ある程度の不満を自分で解消させることができるからです。
つまり、話を聞くことで、女性部下への心のケアができてしまうのです。

たとえそれが「面倒な話」や「会社に対する愚痴」であっても、「自分が全部それを背負って改善しなければ」とは考えずに、まずは聞くだけでも良いのだ、と考えて聞いてみるようにしましょう。


■痛い話を言う前に

ところで、女性の部下の視点から何かできることはないでしょうか?
実は、あったりします。

男性は「自分が改善できないことを相談されても、ストレスがたまるだけ」という性質を持っています。
女性が上司に話したくなるものの大半が「実はどうしようもないこと」だったりします。
ほとんどが改善されずに、現状維持されるものばかりでしょう。
だから、それらの話を聞いても男性上司には何もすることができない。
その点を理解して、「こういう話を男は聞かないものだ」と認識してあげましょう。

ただし、「改善が必要」な話もあるかと思います。
それらは、しっかりと「これは改善が必要なテーマである」と上司に認識させる必要があります。
時には改善提案書を作ったり、また、上司に時間がなさそうなら自分自身に白羽の矢を立てて、「私が行動し、責任をとります」という形で持って行くことをおすすめします。
そうすれば、男性上司にとっては「仕事の話である」という認識が生まれるからです。

職場で男女の心理の違いを知っておくように、と相手に言ってもなかなか分かってはもらえないものです。
職場という場所だからこそ、気づいた方が相手の立場を理解して行動していきたいものですね。


織田隼人 |

ルールを知ろう

カオリ:「あの、部長。人事部に提出するこのシート、やっぱり全員に書いてもらわないとダメでしょうか?」
部長:「確かに面倒だよね。でもそれが決まりというかルールだからね。守らないと」

カオリ:「こんなに本部に提出するデータが増えたら、データ作るので仕事が終わってしまって部門の仕事が出来なくなってしまいますよ」
部長:「だったら、記入例をみんなに配ってそれを見て書いてもらおう」
カオリ:「・・・それ、人事部の本来の目的とずれちゃいませんか?」
部長:「いいんでないの? ルールは守っているんだし」

男性の部長と、女性部下との会話。職場でありがちな風景。
意味あるものが、無意味になる瞬間。
そもそも、そのシートを集めることが部門の仕事の時間を奪ってまでやるべき事なのかすら判らないまま、作業は進むのであった。


■ルールが肝心の男性

冒頭の会話で、部長の男性らしい発言がありました。
「いいんでないの? ルールは守っているんだし」
これ、ものすごく特徴的です。

男性は、ルールの範囲内であれば、多少裏技的なことをしてもOKである、と考えます。
裏技を使うことは「機転が利いている」と考えるのです。

女性であれば、「それって意味無いんじゃ」とか「裏技と言うより反則じゃないの?」と感じるところでも、男性的にはOKなのです。
だから、男性は「法律解釈」で妙に頑張ったり、サッカーやアメフトなどのゲームで「ルールすれすれ」の事を行うことに燃えたりするのです。

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■仕事を上手くやるコツ

男性は、仕事をする際には「ルールの中でどれだけ成果が出せるか」ということを、能力の判定基準にしています。
ルールは守る。
ただし、ルールの範囲内であれば多少の裏技はOK。
しかし、ルール違反はNG。

残念ながら、正しいことをしたとしても、その職場でルール違反であれば、男性からは評価はされにくいのです。
女性は男性のこの性質をを理解しておけば、仕事がかなりスムーズに進みます。

男性がいる場所では、少なからず何かしらの「ルール」が存在しています。
そのルールをめざとく見つけることが出来れば、そして、そのルールの範囲内で効果を出せば、男性からの評価がグッと上げることができます。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

ハーレム状態?

タロウ:「『紅一点』の反対は『ハーレム』かぁ」
ヒロシ:「なかなか、シャレが効いてるだろ?」
タロウ:「でもなぁ、女ばっかりのところに男1人で入りたいと思うか?」

ヒロシ:「う゛、そ、それは・・・確かに厳しそうだな・・・」

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■ハーレム状態2類型

大勢の女性の中に、男性が1人。
経験したことのない男性にとっては、ハーレムのように思うかもしれません。
ところが、実際は(人によっては)そうではなかったりします。
そこのところを見ていきましょう。

まず、ハーレム状態をパターンで分けると2種類になります。
(1)女性に好意を寄せられやすいタイプの男性がハーレムに入り込む
(2)一般的に普通の男性がハーレムに入り込む
この違いで、女性の動きが変わってきます。

(1)女性に好意を寄せられやすいタイプの男性がハーレムに入り込む

一見、男性がモテて、すごいハーレム状態になりそうなのがこのパターンです。
ところが、実際はその男性はそれほどモテない状態になったりします。
というのも、女性同士の間で「彼には手を出さないこと」という暗黙のルールができやすいからです。

そのうち、空気を無視してその彼とくっつこうとする女性が現れると、その女性が叩かれることになります。
全体として、グループの空気があまり良くならないのがこのパターンです。

女性だけのグループに、イケメン男性1人を放り込んでもグループ全体の士気はあまり上がらないのです。

(2)一般的に普通の男性がハーレムに入り込む

このパターン、実は組織で上手くいくパターンの1つと言われていたりします。
というのも、女性だけでグループを作ると派閥ができやすいのですが、男性が1人でも入ることによってその派閥化のパワーが薄れていきます。

女性のグループに普通の男性が入ってくると、グループ全体としての士気が上がります。

ただし、1つ要注意点があります。
それは「その1人の男性が女性の攻撃対象となる可能性がある」ということです。
どうしても、女性同士の空気を男性が読み切れないことによって「なんか、あの人空気読めないよね~」という感じで男性が見られてしまうことが多いのです。

ハーレム状態に向いている男性は
・いぢられるのが好きな人
・女性化できる男性
・まったく空気を読めない人 です。

・いぢられるのが好きな人
→人にツッコミをされるのが好きな人で、指摘されたり言われたことを自分にとっての笑いや快感にする能力のある人です。
このタイプの人が一番女性のグループに入るのに向いています。

・女性化できる男性
→女性に完全にとけ込むことができるタイプの男性です。女性同士が話をしている中で「そうだよねー、これかわいいよねー」と普通にできる・・・という男性、実は結構いたりします。

・まったく空気を読めない人
→「空気を読まない人(実際は空気を読む力がある)」ではなく、そもそも「空気を読もうともしない人」がおすすめです。
女性陣とのちょっとした敵対関係になりますが、本人が気づかなければ、問題無しなのです。(多少女性陣はイライラしますが、派閥化を防いだり、女性同士の連携が強くなったりと、良いことの方がたくさん起きます)

このように、グループとしてみた場合には「男女」の組み合わせはすごく重要な要因になります。
組み合わせによっては士気が上がったり下がったりします。
最適な組み合わせを知っておけば、グループを作るときに良い参考情報として使えます。


■補足 組織の心理学について

◆最近、『組織の心理学』というものが注目されています。
企業が入社試験で行う『心理テスト』も組織の心理学に関係しています。
同じタイプが集まると、どうしてもその組織は暴走してしまうもの。
その暴走を食い止めるために、異端分子を入れたり、まとめ役になりそうなタイプを入れたり、と心理の側面から判断していたりします。

◆例えば、とある心理分析手法では人のタイプを4つに分類します。
(1)新しいもの好きタイプ
(2)グイグイ引っ張るタイプ
(3)仲裁が得意なタイプ
(4)縁の下の力持ちタイプ
長期的にはこの4人の組み合わせをバランスよくすると、チームとして動きが良くなります。

◆短期では同じタイプが集まると、意見が一致しやすく一気に話が進むのですが、自分の苦手な作業や行動をしてくれる人がいなくなるので、長期で見るとマイナスになるのです。

◆たとえば、新しい物好きタイプだけだと、面白いアイデアはどんどんでてくるのですが、実際に実行するとなると最初は楽しんでいても、すぐにみんな飽きてしまいます。
 グイグイ引っ張るタイプがいれば、実際にアイデアを形にするところまで持って行ってくれます。
 しかし、グイグイ引っ張るタイプが頑張りすぎると、前進はするのですが参加者の総意よりも引っ張るタイプの意見の方に寄せられてしまいます。
 そこで、仲裁が得意なタイプが入ると、全員の総意をまとめつつも、引っ張るタイプのテンションを下げないでいさせることができます。
 ただ、このメンバーだけでは作り上げたものを維持する能力や、細かいことに気を付けてくれる人が足りていません。それをやってくれるのが縁の下の力持ちタイプです。

◆他の簡単な組み合わせでは「楽観的」な人と「少し悲観的」な人の組み合わせなども上手くいくと言われています。
楽観的な人がどんどん前に進みつつも、少し悲観的な人がリスク回避をする。
この組み合わせの場合、少し悲観的な人がいろいろと苦労をするみたいですが、グループとしてみると高い士気を維持したまま転ばずに前進できるのです。

◆このように、グループの作り方によっては生産性を上げたり士気を上げるする効果があります。
よく、入社試験の時に心理テストも一緒にやるのですが、これも人事の人が「自社にとって足りない人の性格パターン」「新入社員をバランスよく採用する組み合わせ」ということを調べるために使っています。
さまざまなタイプの組み合わせ関係は解説に時間がかかるのですが、機会があればまた、コラムとして書いていきますね。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

紅一点

ヒロシ:「なあ、大勢の男の中に女が一人いるのって『紅一点』って言うよな」
タロウ:「うん」
ヒロシ:「じゃあ、大勢の女の中に男が一人ってなんて言うか知ってるか?」
タロウ:「うーん、『黒一点』かなぁ」

ヒロシ:「正解は・・・『ハーレム』だよ」

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■紅一点の効果

世の中、意外に紅一点という状態は多いもの。
・男子中心のスポーツ系部活での、女子マネージャー。
・男性ばかりの営業部での、女性アシスタント。
・理系の多い研究所での女性研究員。
・・・

この『紅一点』の状況は悪くはないようで、男性ばかりが集まる状態に比べてチームとして上手くいくことが多いようです。

チームが男性のみの場合、そうすると、共通の敵や目的、チーム内でのライバル心といったもので個々人のモラール(士気)の向上が起きます。
男性ばかりのチームに女性が少しでも混ざると、「女性に良いところを見せたい」という向上心がさらに追加されます。
また、その女性から褒められた場合には大きな達成感を感じるようになります。(注1)
これが、紅一点の効果です。
女性がいると、チームの男性の士気が上がりやすくなるのです。


■ライバルよりもサポート

この紅一点(男性のみのチームに女性が混じる)について、もう1つポイントがあります。
女性が男性と同じ仕事をする場合よりも、女性がサポート役に回った場合の方がチームの士気向上に対する効果が大きいのです。

女性と男性がライバル関係になった場合、女性が男性を褒めたり、ねぎらったりすることが増えないためです。
また、ライバルに対しては「良いところを見せるぞ」という男性の心理が働きにくいところもあるからです。
この場合にはライバル役の女性の他にサポート役の女性が追加されると、男性の士気向上が図れます。
紅一点と言っても、「ライバル型」と「サポート型」では士気の向上レベルが違ってきます。

今回は紅一点の場合のチーム編成についてみてみましたが、他にもチーム編成時にこういう組み合わせでチームを編成すればチームの士気が向上するという組み合わせがたくさんあります。
次回は、女性大勢に男性1人というパターンを見てみましょう。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

幸せな不安

マナミ:「カナコって最近彼氏と上手くいっていて良い感じよねー」
カナコ:「うん。マメでやさしくて、頭も良くてイイ彼なんだけど・・・」
マナミ:「ん? なんか不満でもあるの?」
カナコ:「不満というか、こんなに上手くいっていて、大丈夫かなって不安になるの」

どうやら、カナコさんは今の幸せな状態にいることが「不安」となっているようです。
でも、幸せなはずなのにどうして不安になるのでしょう?

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■自信のホルモン

「幸せすぎて怖い」というセリフ。
男性からは聞くことはあまりありません。(まあ、冗談ではあるかもしれませんが)
どうして女性だけが言うのかというと、女性は男性よりも自己評価が低くなる傾向があるからです。
もっとわかりやすく言うと、女性の方が自分に自信を持っている人が少ない、と言うことになります。

男性は自分自身の自己評価を高く認識することが多いです。
これは、テストステロン(自信や攻撃性を発揮するホルモン)というホルモンが男性には多いことが関係しています。
仕事で「俺、こんなにすごいんだぜ」という自己PRをする男性が多いのもこのためです。
しかし、女性はというとこのテストステロンが男性より少ないため、、女性は自己評価が低くなりやすいのです。

■自信生成

この女性が自信を持ちにくいという性質。
悪いところだけではありません。
10代半ばから35歳くらいにかけて女性は「自分磨き」とか「自分探し」という努力を行うようになります。
そして、さまざまな経験を積む中で徐々に自分に釣り合った自信というものを身につけていきます。

この自信ですが、以下のような事柄で身に付くことが多いようです。

(1)誰かに必要とされていることを身をもって体験する
→子供を育てることが一番大きな自信につながることが多いのですが、それ以外でも仕事で誰かの助けになったり、友達の役に立ったりすることで自信を付けていきます。

(2)自分でできることが増えていく
→自分自身の可能性に気づくと、自信がついていきます。女性が習い事が好きなのはこの「可能性に気づく」からなのです。

(3)自分の知らない体験をする
→自分が今まで全く知らなかった経験を積むことで自信を付けていきます。旅行や留学好きの女性が多いのは、この「新たな体験」を得る機会がそこにあるからです。

(4)存在そのものを認めてもらえる
→恋愛において自信がつくのがここです。彼に「いてくれるだけで幸せ」と言われることで「自分が存在しているだけで良いんだ」という自信を付けていきます。

■受け入れる体制を

ここまでみてもらえると、男性ができることもわかってくるかと思います。
もし、彼女が幸せの中で不安を感じていそうなら、「大丈夫、一緒にいるだけで良いんだよ。ずっと守るからね」という様な感じで、彼女の存在そのものを認めるようにしましょう。
そうすると、彼女の不安も幸せへと少しは昇華させることができます。

不安になった女性も、「ああ、みんな幸せだと不安になるんだ。そっかそっか」とそういうものだと思うことが大切です。
不安になるのが当たり前だとわかることで、不安が何故か消えていきます。

不安というのは受け入れることで解消されるという、変わった性質を持っているのです。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

体感温度の違い

夏が近づいてきましたね。
夏といえば「クールビズ」

最近はクールビズのおかげか、「エアコンが効きすぎて寒い」という声は減ってきました。
ところで、この「エアコンが効きすぎて寒い」というのは女性のほうが多い傾向があります。
夏なのに、オフィスにひざ掛けを常備している女性が多かったりしますよね。

男性は暑がりな人が多く、女性は寒がりな人が多いのです。

同じ温度であっても、男性は「暑い、エアコンの温度を下げよう」と思うのに対して、女性は「寒い、エアコンを止めよう」と思うのです。

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■寒い理由

ところで、この体感温度の違いには2つの理由があります。
1つ目は、単純に男性のほうが暑く感じやすいこと。
2つ目は、夏の女性の服は耐寒性にかけていることです。

例えば靴下。ミュールやヒールを履いている場合には靴下は履けません。
靴下を履くと体感温度が一気に上がります。
他にも、スカートなど女性のほうが寒く感じる服装を着ることが多いのです。

逆に男性の場合は耐寒性に長けている服装が多いです。
ネクタイなんかは元々寒さ対策に生まれたものです。
首の周りをあっためておくと、寒さも和らぎます。

最近の職場では、クールビズが流行ってくれたおかげで、エアコンの温度も上がり、夏を寒く過ごす女性が減りました。
男性もネクタイをはずし、少し涼しげな格好をし、体感温度が下がってきています。
とはいえ、まだまだ男性と女性との体感温度の差は大きく開いたままです。


■家庭でも

この体感温度の差は、家庭でも問題になることの1つだったりします。
夫婦で寝室が同じ場合には、男性が暑く感じ、女性は寒く感じやすいのです。
ただ、お互いに「そんなに寒いわけじゃないと思うけど」「そんなに暑がって、大げさだなぁ」と考えてしまいがち。
しかし、実際には体感温度の差が歴然とあり、お互いが我慢していたりします。

そんなときにはまず、『男女で体感温度が違う』という前提で考え始めるようにしましょう!
そうすると、いろいろな対策案も出てきます。

よくある例としては、冷房は少し弱めにしておき、扇風機を併用するという方法です。
扇風機は方向を指定できるので、男性だけが風に当るようにする。
こうすると、男性は涼しく、女性には寒くない状態を作り出すことが出来ます。
また竹シーツなど、素材面から涼しくするような対策も取れます。
もちろん、最近流行?の『アイスまくら』なんかも使えます。

■発想の転換

この暑さ寒さ対策。
一番大事なのは、体感温度は人によって違うということを理解することです。
「僕が暑いから、皆も暑いはず」と考えるのではなく、「僕は暑いけど、みんなはどうなんだろう?」と考えることが大切なのです
「僕は暑いけど、あの人は寒がっているなぁ」ということまで理解できれば、対策も採りやすくなるのです。

もうすぐ夏。
暑く感じる人、寒く感じる人、いろいろな人がいます。
たくさんの体感温度の違いを分かった上で、暑さ寒さ対策をしてみてくださいませ。


イラスト:おかじ伸

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常連の対応

トオル:「マスター、いつもの」

ここのトオルの行きつけのバー。
マスターは無言で『いつもの』ウィスキーを差し出す。

氷がグラスの縁に当たり、小さな音が響き漏れる。
そこには、ほんの少しの音ですら響き渡る静かな空間が存在した。


■常連扱い

たとえば、あるバーの常連になった。
たとえば、あるカフェの常連になった。
常連になると、店員や店長から特別扱いをしてもらいやすくなります。

常連としても、この『特別扱い』はうれしいもの。
でも、されてうれしい常連扱いには、男女差があったりします。
男性向けの常連あつかい、女性向けの常連扱いの違いを見ていきましょう。


■言わなくても通じる

男性が常連になると、「言わなくても通じる関係」になれたことに喜びを感じます。
たとえば、コンビニで「レジに並んでいたら何も言わなくても、いつものタバコを準備してくれていた」とか「バーのマスターに、『いつもの』と言ったら通じた」といったことに快感を覚えます。

男性が常連になると店長や店員は、戦友のような存在になるからです。

お互いに死線をくぐり抜けてきた、戦友。
戦友という関係になれば、黙っていても相手のことがわかる。
これが、男性にとって特別な関係と感じるのです。

店長が忙しくて困っていたときには、常連は店長にさっと目配せをし、「俺のことは後回しにしてくれ」という合図を送ります。
店長はその合図を感じ取り、常連に感謝をし、他の顧客に対応する。
常連男性は、戦友である店長と気持ちが通じ合ったことに満足する。
こういう関係を常連男性は築いていきます。


■エスコート重視

女性が常連客になると、他の顧客以上に『待遇を良くしてもらいたい』と考えます。

他の顧客が「お嬢様」なら、常連は「お姫様」の様に扱う。
このような特別関係を築くことが、女性の常連化につながります。

店長や店員が忙しくなったとき、男性客なら放って置いても問題ありません。
しかし、女性常連客の場合には放っておくことがマイナスに働きます。

女性の常連客は、常連なのだから私を優先して欲しい、と考えるのです。

女性店員なら、自然に伝わるところなのですが、男性店員にはわかりにくいのがこの部分ですね。

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人付き合いの優先順位にも書いてありますが、男性は仲良く(身内に)なればなるほど相手の優先順位を下げますが、女性は仲良くなればなるほど相手の優先順位を上げるのです。

常連さんへの対応、男女で違いがあっておもしろいですね。


イラスト:おかじ伸

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コレクター魂

タケル:「あともう1つ。あともう1つが見つからないんだ」
ヒロシ:「もう、これだけそろったんだから満足しろよ」
タケル:「それじゃあ、俺のこの熱い魂がおさまらないんだ」

タケルがいままでコレクションに使ったお金は、50万円以上。
これ以上使ったら、際限がなくなるんじゃないか。
ヒロシはタケルのコレクション癖を止めること自体が無駄なことをしりつつも、タケルの心配をするのであった。


■コレクター魂

男性より女性の方が、買い物に夢中になりやすくできています。
ところが、男性の買い物に歯止めがきかなくなることがあります。
それは、コレクター魂に火がついたときです。

このコレクター魂、女性と男性でどのようにちがっているのでしょう?


■好きなものに囲まれたい

キティちゃんなどのキャラクターグッズ、ブランドバッグ、洋服、アクセサリー、アンティークの食器。
女性もいろいろなものを集めます。
これらは、自分が身につけるものであったり、自分の周りに置いておいて幸せに感じるものだったりすることが多いです。

女性のコレクター魂は、「好きなものに囲まれたい」という気持ちから出てきています。

集めて、それらのグッズに囲まれて、幸せな気分に浸る。
これが女性のコレクター魂なのです。


■世界を再現したい

ところが、男性のコレクションのやり方は違っています。
男性はコレクションを集めることで、その世界を再現しようとするのです。

幕末やスターウォーズやガンダムのような世界を思い浮かべてみてください。
男性はコレクションを見ながら、あれらの世界に思いを馳せています。

そして、そのコレクションの中で1つでもアイテムが欠けていると、その世界にぽっかり穴が空いたかのような気持ちになります。
コレクションを集めれば集めるほど、男性は完璧を目指して止まらなくなってしまいます。

続きものの漫画で、1巻から50巻までの39巻だけが抜けている。
1つだけ穴があるので気持ちが悪い!!
1巻から50巻までを並べてしまいたい!
こういう欠乏感がひたすら男性に襲いかかるのです。

そんなわけで、一度男性がコレクションを集め始めると、欠乏感からずっとコレクションを追い求めます。


■入り口は広く、最後は狭き門で

この男性のコレクター魂を見ると、男性に流行する商品の作り方が見えてきたりします。
男性向け商品で流行させたい場合には、以下の3つのことに注目すると上手くいきます。
(1)最初は安い価格で(つまり入り口はオープンにして)、ある程度の使える状態にしておく。
(2)最初に買ったモノを拡張できるようにしておき、コレクター魂に火をつけるようにする
(3)なかなか手に入らないもの(レアアイテム)を作り、ものすごく高いハードルを作る

男性がオーディオ機器にはまりやすいのも、オーディオ機器がこの「男性に流行りやすい特質」を持っているからなのです。

これから、もし、男性向け商品を開発することになる人は、この3つの要素に注目してみてください。
この段階を作るだけで、良いものがさらに男性受けしやすくなります。


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買い物脳

佐藤:「そうだ、女性向けバーゲンが流行るんだから、男性向けにもバーゲンをやれば、きっと売上げも上がるはず!」
店長:「佐藤さん、良い考えなんだけど・・・」
佐藤:「え、ダメなんですか?」
店長:「実は、3年前に僕も佐藤さんみたいに考えて、男性向けバーゲンやったんだけど全然ダメだったんだよね・・・」
佐藤:「う゛、、、そうだったんですね。残念。」

男性にバーゲン。
「猫に小判」「豚に真珠」のようになってしまったのは何故なのでしょう。


■バーゲン好きな女性

太古の昔、女性の役割の1つは、木の実を集めることでした。
仲間の女性たちと、みんなで木の実を集める。
そこにゴールはなく、目に入った木の実をとにかく集めることが大切でした。

こうして、女性の買い物の脳は発達していったのです。

現代でも女性は、買い物に行くと目に入ったものをとりあえず、試そうとします。
男性用の洋服店よりも、女性用の洋服店の方が試着室が多いのはこのためです。
また、女性はゴールのないところであっても、木の実(現代では、服とかアクセとか)があれば探しに行きたくなるようになったのです。


■目的買いの男性

太古の昔、男性の役割の1つが狩りでした。
獲物を追いかけて捕まえる。
そこには明確な『ゴール』が存在します。

獲物を捕まえたら、家に帰れる。
獲物を捕まえなかったら、家に帰らない。
これが、大昔の男性の生き方だったのです。

こうして現代では、男性の買い物には『ゴール』が必要になったのです。

バーゲン自体には大きな目的が存在しにくくなります。
せいぜいが、「安いものを調査する」というレベルの目的。
これだけでは、多くの男性を引きつけることにまでは結びつかないのです。
男性向けのバーゲンがあまり開催されないのは、バーゲンをしても女性ほどは効果がないからなのです。


■買い物脳の比較

他にも、女性と男性とで買い物に対する考え方の違いが多数あります。

男性 女性
買い物の目的 買い物自体に目的が必要 ただ、見るだけでも楽しい
買い物中の会話 買い物に関係する会話がほとんど 買い物に関係しない日常会話も多くしている
比較 同一商品群で比較し、買うモノを検討している
(パソコンであれば、パソコンと比較している)
幅広い範囲での商品比較をしている
(パソコンと海外旅行と言った広い範囲での比較をしている)
重視するもの スペック重視
(パソコンであれば、CPU、メモリ、OS、などをしっかりチェックする)
イメージ重視
(パソコンであれば、家の中での存在感が大きいため、インテリアとしてマッチするかを検討項目にしている)
購買時の爽快感 長年欲しかったモノを買ったときにはかなり気持ちがよい(車など)。
普段は、それほど気持ちよいとは感じない。
1万円程度のアクセサリーでも、買ったら気持ちが良くなる。
稼ぐと買う 買うより、稼ぐの方に価値を感じる 稼ぐより、買う方を重視する
常連の扱い 何も言わなくても、「いつものタバコですね」と言われて、すっと商品を出されると気持ちよくなる。
新規の顧客などに店長が手を取られていても、「常連の俺はここで余裕を見せるのが『通』」というような考え方をする。
他の顧客以上に、気を配って特別扱いしてもらいたくなる。
新規の顧客に店長が手を取られていると、「私が常連なんだから、私を優先して欲しい」と考える。
口コミ スペックや機能を口コミで広げる。
マニアックなものほど、口コミ対象になる。自慢が口コミの源泉となることが多い。
使い心地、デザインなどを口コミで広げる。
とにかく、気に入ったものを人に話したくなる。

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他にも、たくさん女性と男性とで、買い物に対する考え方の違いがあります。
お店をやっている人、販売をやっている人は要チェックしてみてくださいね。


イラスト:はらぺこ

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働く女性は恐い!?

ヒロシ:「タカコ先輩って恐いよなぁ」
タロウ:「うん、バリバリの恐い女性ビジネスパーソンって感じがする」
ユミコ:「え?そう? 私、別に恐いとか思わないんだけど」

ヒロシ:「へー、ユミコさんには恐く見えないんだ。不思議だねぇ」
ユミコ:「男の人って仕事のできる女の人が恐く見えるみたいだよね」
タロウ:「そうかも。なんかデキる女の人って恐いんだよなぁ」


■女性ビジネスパーソンは恐い?

よく働く男性同士で「働く女の人ってキツイ人が多いよなぁ」とか「仕事が出来る女の人って、なんか恐いんだよなぁ」ということが言われていたりします。

しかし、同じ女性の評価を別の女性に聞いてみると「いえ、別に全然恐くないですけど」という答えが返ってくることが多々あります。
どうして、男性から働く女性は恐いと思われてしまうのでしょう?

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■男のビジネスルール

男同士の仕事の現場を見ていると、ケンカするように話をしていることも多いです。
「絶対、この線は譲れません」
「そもそも、そんな考え方では失敗します」
こんな厳しい会話をやり合っていることもしばしば。
でも、男同士だと激しい言い合いをしていても、少し時間がたつと仲良く飲みに行ったりすることが多いです。

同じことを女性がやると、話し合いの後、相手の男性が「この人は恐いなぁ」と感じてしまうことが多々あります。
この差は、勝負が終わった後の対応の違いにあったりします。

男性は、仕事をゲームのように考えています。
仕事の内容1つ1つがゲームの試合のようになっていて、勝った負けたで判定をします。

男性は、勝った人は負けた人に優しく接する。
負けた人は勝った人に敬意を示す。

男性同士ではこういうビジネスゲームのルールを作って、守っています。


■追い打ちが恐い

ところが、女性にはこのビジネスゲームのルールがわかりにくいのです。
女性は勝ち負けの勝負があるとき、男性とは違った態度を取ります。
女性は勝った後でも、男性を攻撃し続けるのです。
「だから、この前言ったじゃないですか。ここをこうしないとダメなんです」
「決まったことですから、絶対にこうしてくださいね」
というように、女性は相手に追い打ちをかけることが多いのです。

これは、女性の防衛本能が追い打ちをせよと心に命じているからです。
元々、男性ほど強くなかった女性は、一度勝った相手にまた勝てるかどうかはわからないため、勝った時点で相手にさらに追い打ちをかけて相手の行動を確定させようとするのです。

この追い打ちは、女性同士であれば問題ないのですが、男性にはきつく見えてしまいます。


■追い打ちをやめれば

この男同士の「勝ち負けが決まった時点で、試合を完了させる」というビジネスルールは女性にとっては常識ではありません。
ですので、男性の方は女性が追い打ちをかけてきても、「あ、そっか、女の人だからこういう行動に出るんだな。悪気はないんだしいいか」と受け止めると、相手の女性を正しく評価できるようになります。

女性の方は、会議や話し合いの場で「試合」があった場合、「勝ち負けが決まった瞬間」に言い合いを止めてしまうようにすると、キツイ印象を持たれなくて済みます。

男女でビジネスルールが違うので、その点を把握しておくだけで、相手の評価を正しくできたり、自分の評価を正しく見てもらうことが出来るようになるモノなのです。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

一息飲んで結論を待とう

ミナコ:「というわけで、A社の製品は機能性が良く、B社の製品は価格が優位になっています。」
課長:「了解」
ミナコ:「で、どっちの製品を買ったらいいですか?」
課長:「いや、ちょっとまって、、、考えてみたいから・・・」

ミナコ:(もう、情報は全部出ているのだから、すぐに結論を出せばいいのに・・・)
課長:(情報が出てもすぐに結論を出せるワケじゃないのになぁ)

どうも、ミナコさんと課長は会話のテンポがかみ合わないようです。


■かみ合わない!?

ミナコさんは決めるだけの状態になったら、すぐに決めて欲しいと思っている。
対して、課長さんは情報が一通り出たら、いったんじっくりと考え直して結論を出したいと思っている。

この違いが、2人の会話のタイミングをずらししているみたいです。

仕事の中でこういう会話でのタイミングギャップってよく起きます。
というのも、男性と女性とで会話をするときのテンポの取り方が違うからです。


■男性の決め方

男性が会話の中で物事を決めるときには、いったん会話を止めて考えた上で結論を出します。

「どっちが良いですか?」といった風に聞かれたときには、男性は心の中でこんな風に考えています。

「うーん、これをこうすると失敗しそうだ。」
「なら、これをこうしてみたらどうだろう?」
「まだまだどうかわかんないな。じゃあ、こうしたらいけるかな?」
「うん、いけそうだ。じゃあ、こっちにしよう。」

頭の中で、じっくりとシミュレーションをして、男性は物事を決めます。


■女性の決め方

ところが、女性の場合は男性とは全く違った決め方をします。
女性は会話の中で物事を決めていきます。
会話が続いているときには、まだまだ決めるための情報が集まっていなかったり、決めるための条件が整っていなかったりします。
しかし、会話が終わるときには物事が決まります。

女性にとって結論を出すタイミングは、会話の終了時(会話が止まったとき)なのです。


■かみ合わない男女

そして、男性と女性とで会話のテンポがずれてお互いに落ち着かない気分になってしまいます。

女性は、結論を出すタイミングなのに、男性からまだ結論が出てこないと思って、先を急かすようになり、
男性は、今から結論を出そうと思っているのに、先を急かされてじっくりと考えることが出来ない。
このような状態になってしまいます。

ビジネスの場では、結論を待たない女性に対して男性は「結論を待つことも出来ない人だ」と思って相手の女性の評価を下げてしまうことがあります。
また家庭であっても、お互いのタイミングがずれてしまうので、2人の会話がぎくしゃくしてしまいます。

女性は、男性が考え出したら一息飲んで結論を待ってあげましょう!!

「ああ、考えているんだな」と思って見守るだけで、自分の評価も上がりますし、お互いの関係も良くなります。
男性にとって、考える余裕は結論を出す上で必要な時間だったりするのですから。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

アドバイスのタイミング

君島さん:「ねえ、山田君。明日提出する資料見せてもらったわよ。よけいなお世話かもしれないけど、ここを修正すればもっと良くなるんじゃないかしら」

山田君:「え、、あ、うーーん。まあ、前回もこれで上手くいったんだから今回も大丈夫でしょう。」

君島さん:「そ、そうね。それでも大丈夫だけど、変更するともっと良くなると思うな」

山田君:「時間がないことですし、まずはこのままで・・・

何となく、お互いに気まずくなってしまうこの瞬間。
どうも山田君はすんなりアドバイスを受け入れないようです。


■アドバイスの時

誰かが誰かにアドバイスをする。
職場でも、学校でも、クラブ活動でも良くある光景です。
このアドバイスをするタイミング、女性と男性とでまったくタイミングが違います。

女性は、「こうすればもっと良くなる」と思ったタイミングでアドバイスをします。

このままでも大丈夫だけど、さらに「これもできるといいなぁ」をどんどん付け加えたくなっていくのです。
そして、気がつくと女性は男性にアドバイスをしに行きます。

ところが、男性が相手にアドバイスをするタイミングは「相手が困っているとき」です。

男性は問題解決型の考え方をします。
問題が発生してから、解決策を伝える。
問題が発生しないのであれば、とりあえず放って置く。
あくまでも、困っているからアドバイスをするというのが男性の基本姿勢です。


■受け入れられないタイミング

せっかく男性にアドバイスをしたのに、イヤそうな顔をされた。
女性ならこういう経験したことのある人は多いことでしょう。

女性が男性にアドバイスをするタイミングで一番多いのが、資料や作品が出来上がったときです。
このときが一番イメージがつかみ取りやすいので、もっと良くするにはどうしたら良いかが見えるのです。

ところがこのタイミング、いったん何かが出来上がったときには、男性は「もう、大きく変更したくない」と考えます。
いったん作成した物を変更するのは手間がかかるので、アドバイスを受け入れることに対して、負担を感じてしまうのです。
アドバイスを受け入れたくないのではなく、負担が増えるのが面倒だと思っているのです。

男性にアドバイスをするときは、出来上がる前や仕事に取りかかるときにすると、話を聞いてもらいやすくなります。

伝えるタイミングをほんの少しずらして、次の作業の開始の時にアドバイスをするようにしましょう。
そうすると、アドバイスをされた男性も喜んで受け入れます。

もちろん、女性からアドバイスをもらう側にたった場合は、どんな時でもそのアドバイスを大事にいただいていきましょう!
女性からのアドバイスは、ある意味『愛情表現(友情表現?)』です。
今すぐ実行するのが無理でも、「次回はやってみるね」とか前向きに受け止めると自分の成長にも繋がります。
「君ならもっとやれる」という気持ちがこもっているアドバイス、いつでも受け止められるようにしていきたいものですね。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

知識を深める

前回、男性と女性とで頭の構造が違うということを勉強しました。

男性は図書館のように整理されたところに情報を当てはめていき、
女性はインターネットのようにたくさんの情報を頭に格納し、インデックスを作成して情報を整理します。

この違いによって、男女で効果的な学習方法も変わってきます。


■男性の効果的な学習方法

男性は海馬が小さいため大量の情報を処理することができません。
男性は記憶も図書館のように整理された状態にして、情報を蓄えるようにしています。
効率よく、情報を残していっているのですね。

男性はこのように、構造化された部分に情報を入れ込んでいくことを得意としています。
まずは表や階層構造を作って、そこに情報を型どおりに流し込んでいくと効率よく覚えることができるのです。
これが学習のコツに関係してきます。

男性が新しい分野を勉強するときには、1冊の本をじっくり何度も読み返し、構造を『理解』することで学習の効率が上がります。

いきなりたくさんの本を読むよりも、構造の理解をするために1冊の本をじっくり読むと効率が上がるのです。
類書に手を出すのは1冊をじっくり何度も読み込んで理解したな、と感じたくらいのタイミングが上手くいきます。

■女性の効果的な学習方法

女性は、海馬が大きいために少しくらい情報が多くても記憶することができます。
また、記憶の処理方式がインターネットのようにたくさんの情報を格納してからインデックス(情報をまとめたもの)を作るので、ある程度の情報を溜めておく必要があります。

インデックスは情報が溜まっていないと上手く作成できないからです。

女性が新しい分野を勉強するときには、同じ分野の本複数読み、いろいろな角度から情報を持ってきてつなぎ合わせることで頭をキレイに整理することができます。

女性はまず、情報と言うパズルのピースを全部そろえて、そこから並べていくという作業をやると効率よく学習できるのです。

新しい分野を学習しているときに頭の中に霧がかかったような状態になります。
女性は同じような情報をどんどん頭にしまいつつ考えていると、ふとした瞬間にパズルのピースがキレイにはまって一気に霧が晴れたという瞬間を味わうことができます。

■まとめ

男性は新しい分野の本を読み始める場合、最初の1冊で学習の運命がかなり左右されます。
できれば、先に学習したことのある人に『良著』といわれるものを教えてもらったほうが良いでしょう。
そしてその1冊を買ってじっくり何度も何度も読み返していくと自分にとってのバイブル的存在になります。

女性はというと、少し多い目の知識を格納するほうが上手くいきます。
自分で全ての本をそろえる必要は無く、必要に応じて本を借りたり図書館に行ったりして調達してみてください。
そして、ちょっとあふれ気味に頭の中に情報を格納してみると情報が『つながって』きます。

記憶の方式が違えば、学習の方式も変わってきます。
もちろん、学習方法は他にもあります。
自分にあった方式の学習が見つかるといいですね。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

頭の構造

「やっぱり、女の子は仕事を覚えるのが早いね」

美樹は新入社員のトレーナー(新人の教育担当)。
新入社員研修が終わり、新人が各部署に配属されて、2週間くらいたった頃にトレーナーたちの間にふと出てきたのが上記のような会話だ。

トレーナーとしての経験上、そして今回の新人を見ている限り、女性の方が仕事の飲み込みが早いようだ。
この違いはいったいどこから生まれてくるのだろう・・・

「センパーイ、この入力画面の操作方法がわからないんですけど」
美樹が上記のような長考に入りかけていたところを、新人に呼び戻された。
さあ、また張り切って新人のトレーニングに戻ろう!
美樹の1日はまだ始まったばかりである。


■脳の構造

『女性の方が物覚えが早い』と一般的に言われています。
こういわれる理由は、女性と男性の記憶力の違い、そして情報の整理方法の違いが関係しています。

男性が情報を頭で整理するときには、いったん構造化してから頭の中に情報を配置します。
男性は図書館のように整理されたところに情報を当てはめていくのです。
知識に関しては男性は整理をやっておかないと、頭に入らないのです。

続きものの小説やマンガが本棚で、『1巻』『3巻』『2巻』・・・というように順番が入れ替わって入っていたとき、イライラするのは女性より男性の方が多いようです。
こういったところにも、男性の知識の整理術が表れていますね。

女性が情報を頭で整理するときには、一度情報を受け止めて、大事なところをまとめるという作業をします。
女性はインターネットのように、いったんたくさんの情報を頭に格納し、Yahoo!のようなインデックス(情報を整理した情報)を作成します。

女性は男性よりも記憶の能力が高いために、整理された情報以外の情報も頭に残すことができるのです。

女性は脳の海馬が男性より大きく、整理される前の情報が保存されやすくなっているのです。

「彼との3回目のデートで行ったレストランのテーブルクロスの色」といった構造化とは関係のない情報も女性であれば取り出すことができます。
これも、女性の記憶力が男性よりも高いためにできる芸当なのです。


■女性の方が物覚えが早い理由

男性は整理する本棚が無い状態では上手に情報を格納することができません。
反対に女性は情報の構造化ができていない状態でも、情報を頭に保存しておき、取り出すことができます。

『女性の方が物覚えが早い』のは、情報の整理法がわからない状態であっても、女性は情報を頭の中に格納することができるからなのです。

効果的な読書法で『目次をじっくり読んでから本文を読む』というものがあります。
これは、目次を読んで頭に本棚を作り、上手に情報を整理できる状態を作ると良いという男性にオススメの頭の整理方法なのです。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

強気の法則

部長から仕事の依頼をされた。
部長:「川田さん、このキャンペーン企画やってもらえるかな?」
ナオコ:「やったことがないので、、、できるかどうかわかりませんが、やってみます」
部長:「じゃあ、よろしく頼むよ」(本当に大丈夫かなぁ・・・)


■遂行可能?

ナオコさんは広報部に所属する有能なビジネスパーソン。
特にプレス関係では部内に彼女の右に出るものはいません。

しかし、今回部長から頼まれた仕事はキャンペーン企画。
普段の仕事とは異なるものだったために、不安な気持ちが出てしまったのでしょう。
そして、部長もそんなナオコさんの反応を見て心配になってしまったようです。


■不安と謙遜

今回、部長に聞かれたのは「できるか/できないか」という二者択一の質問です。
ところが、ナオコさんは質問に答える前に「やったことがないので・・・」という前置きを部長に伝えてしまいました。

仕事を続けていると、新しい事に挑戦するチャンスは必ず訪れるものです。
しかしそんな時、女性は『不安』な気持ちや『謙遜』の気持ちも同時に伝えてしまうことがあります。
女性は思ったことや気持ちを言葉に出す傾向があるからです。

ところが、そうすると男性からは、「彼女に任せて本当に大丈夫なのか?」と疑問を抱かれてしまうことがあるのです。


■男性の場合

一方、男性に初めての仕事に対して「これ、できる?」という質問が来たときにはこう答えます。

(やったことないけど・・・うん、調べならがやればなんとかなるだろう)
「やってみます」

やったことがないということは口に出しません。
心の中では、『大丈夫かなぁ』と不安に思っていても声には出さないのです。

相手から不安な言葉が何も出てこなければ、上司は何も考えず「任せるよ」と言うことができます。
男性にとって、不安な言葉は「できないかもしれない」という言い訳に聞こえます。
「やったことがないのですが・・・」という言葉は男性にとっては、できなかったときのための予防線なのです。

ビジネスの場では「やるか/やらないか」の質問に対しては前置きを置かない方が信頼を得ることができます。

つまり、不安な気持ちはあえて伝えないほうが高い評価を得ることができるのです。


■気をつける場

日常、一緒に仕事をしている会社内のメンバーに関しては本当に「できるのか/できないのか」や「能力があるのか/能力がないのか」についてはある程度わかりあえているので、多少の不安を伝えても評価はそれほど下がりません。
ところが常の付き合いの無い、接点の薄い上司とのやり取りや外部の取引先・顧客との折衝(せっしょう)においては、その場の態度や言動で当人の能力が判断されます。

面接、プレゼン(商談)、交渉のときには要注意です!!
不安な言葉をできる限りださないことで相手からの信頼を勝ち取ることができます。

「たぶん・・・」
「いままでに経験はないのですが・・・」
「・・・と思います。」
「この業界については詳しくないのですが・・・」

このようなセリフを言うのが癖になっていないか、いちど見直してみましょう。

ビジネスは信頼関係で成り立っています。
自分のためにも相手のためにも、信頼される会話のコツをつかんでおくと交渉もスムーズになりますよ。


イラスト:はらぺこ


織田隼人 |

付き合いの優先順位2

前回は人付き合いの優先順位が男性と女性とで異なるというお話しをしました。

男性は、身内になれば後回し。
女性は、親しくなればなるほど優先度が上がる。

「女性は友情より恋愛をとる」という言い回しができたのも『付き合いの優先順位』の考え方を知ればわかります。
彼と親しくなればなるほど優先順位を上げるのが女性の性質だったからだったのですね。


■ビジネスで

ある男性が行き付けのバーにいました。
常連の彼はバーの雰囲気を楽しみながらバーテンと話すのが楽しみ。

でも今日は急に新規のお客さんが入ってきたみたいで、バーテンは大忙し。
男性はバーテンに目配せをして、「オレは常連だから後回しでいいよ」とアピール。
「ふっ、オレ、カッコいいぜ」
常連の男性は自分の態度に満足し、バーテンも常連の男性にありがたいと感じました。


■女性だったら

上記の話、男性だから許される内容だったりします。
もし、常連さんが女性であれば、「私が常連なのだから、私を優先して欲しいな」と感じます。

女性は、仲が良いほど自分を優先してもらいたい、と考えるからです。

そう、男性の場合と女性の場合とで接し方を変えないといけないのですね。

ビジネスの場合、
常連の男性はちょっとくらいほったらかしても大丈夫ですが、

おほほほほ

女性の常連客の場合には「貴女は特別ですよ」というアピールを態度で示しましょう!!

男女別のちょっとした対応の違いが、お店の印象を良くしてくれたりします。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

教えてもらう・教える

英会話学校、カラーコーディネーター、ネイルアート、華道教室、クッキングスクール、乗馬スクール。
巷(ちまた)にはいろんな種類のお稽古事やスクールがあります。
そういう場所に通うのは、ほとんど女性ばかりです。

女性はお稽古事がお好きなようです。

税理士、ビジネススクール、簿記、情報処理、、、
男性の方がたくさんいるスクールは、ビジネス系くらいしかありません。
しかも男性の場合は、まず本屋で参考書を買って読み込んで、受講が必要だと感じてからやっと講座に申し込みます。

男性は女性ほどお稽古事が好きではないようです。


■教えてもらう

女性が習い事が好きな理由は、人を頼ることに対しての抵抗が少ないためです。

狩猟時代、女性は男性とは違い、共同生活の中で常に周りに人のいる生活をしていました。
自分の苦手分野は人に教えてもらったほうが効率が良かったのです。

そのころ、男性は狩りをしていたため、仲間とはぐれても一人で何でもできるようになる必要がありました。
困ったときでも、自分で何とかするという思考を身に付けなければ生きていけなかったのです。
そのため、男性は人に教えてもらうのが苦手になっていきました。


■女性の後輩や部下に対しての接し方

教えてもらうことに対しての姿勢が男女で違うので、教える側は女性向けと男性向けで、教え方を変えた方が良いです。

女性は教わるのが好きなために最初のうちは困ったことがあると、どんどん「教えてください」と聞いてきます。
女性に対しては、どんどん教えてあげましょう。
また、相手が困っていそうなら、こちらから声をかけてあげましょう。

質問してきた女性に対して冷たい態度を取ってしまうと、女性は「質問」するのが苦手になったり、困っていても「相談すると迷惑なんじゃないか」と考えてしまったりして、一人で抱え込んでしまう人になってしまうことがあります。

きいてきいて~

ちなみに、「教えてください」が多すぎる人に対しては「自分ではどうだと思う?」と聞き返してあげましょう。
そうすれば、自分で考えて行動をする人に育っていきます。


■男性の後輩には?

男性の後輩や部下に対しては、最初は優しく、途中からほんの少し突き放すくらいの方が良いようです。
「この資料を読んでおいたらわかるから」というような感じで突き放してみましょう。

男性の後輩には、多少遠回りでも試行錯誤をさせてあげましょう。
自分で調べる能力を持ち始めると、男性はどんどん成長します。

もちろん、成長のペースは人それぞれ。
その人に会った教え方ができるといいですね。

どっさりどっさり


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

人前で褒める・・・な?

「田中由美子さん、君の報告書はすごく良くできていたよ。
みんなも見習うように」

ふふっ、俺はなんていい上司なんだろう。
『叱る』より『褒める』ことで部下を育てる。
しかも、褒めるときは皆の前で褒める。

「俺って完璧!?」って思っていたら由美子さんから後で言われてしまった。



「部長、みんなの前で褒めるのはやめてもらえませんか」


■褒めるときには皆の前で

人前で褒めると、褒められた人はうれしいし、それを聞いていた人は「よし、私も!」と思うようになります。
だから、褒めるときは人前で褒めた方が良い、と言われています。

しかしある条件の時には「人前で褒める」が裏目に出ることもあるのです。
「自分以外の人が人前で褒められた時」の気持ちを見ていきましょう。


■周りの人が褒められた

男性も女性も、自分以外の人が褒められているのを見ると、
「うらやましい」とか「どうして彼(彼女)ばっかり」という気持ちと、
「よし、私はあれ以上にやってみせる」という対抗心が芽生えます。

特に男性は別の人が褒められているときには対抗心をむき出しにします。

『褒めるときは人前で褒めた方が良い』と言われるのは、この対抗心が人の成長を促すからなのです。


■感情増幅

しかし、女性が『仲良しグループ』を作っている場合にはもう1つの影響が出てきます。
「なによ、あの子だけ」
と受け取られることがあるのです。

女性はストレスを感じたらその場で感情を誰かに伝えます。
(『こまめにメンテを』参照)

「うらやましい」という気持ちから、
「同じ仕事をしてるのに、あの子だけ褒めるのね」
と言うようなことを仲良しグループの女性に伝える人が出てきます。
言った本人はそれで気持ちもすっきりして終わりなのですが、聞いた側はその言葉に同調してしまいます。

女性は人の感情を大切にするので、「そうよねー」とか「ちょっと贔屓(ひいき)かもね」と調子を合わせます。
言葉って言ったら自分でもそう思っていると信じてしまうもの。

女性は仲良しグループをつくると、そこで感情を増幅させます。

一人の人がちょっと感じた「うらやましいな」という感情も増幅し、「あの子は贔屓されている」と思われてしまうことがあるのです。

■これが褒めるときのポイント

女性が仲良しグループを作っているとき、褒め方をこう変えてみましょう。

『ちょっとしたこと』を『個人』に褒めるのであれば、相手が独りの時に褒めましょう。

すばらしい成果が出たときや、グループ全体を褒めるときには皆の前で褒めましょう。

せっかく褒めるのなら、みんなに気持ちよくなってもらえる褒め方ができるといいですね。


織田隼人 |

大事な部分だけ

「ビジネスの場で男性を説得するにはどうしたら良いのですか?」

最近、キャリアの女性にこのように聞かれました。
本人は上手なプレゼンテーションができていると思っています。
ただ、女性社員にはウケが良くて、男性社員にはあまりウケが良くなかった。
この違いが気になったようです。
男性に納得してもらうポイントって何のでしょう?


■男性の視点

人に何かを伝えたいときって、「これもやりたい、あれもやりたい」とやりたいことでいっぱいになってしまうことってありますよね。
それ自体は間違いではありません。
でも、やりたいことをたくさん伝えすぎると多すぎると男性には理解できなくなってしまいます。

男性は多くのことを一度に理解するのは苦手なのです。

大事なことを大切な順番に3つくらい説明すると、男性は納得します。

詳細については、細かく説明する必要はありません。

女性と違って男性は、細部にはあまりこだわらないのです。
男性は、『大きなところだけ押させておけば大丈夫』という考え方をしているのです。


■さらに男性に納得してもらう

さらに、男性に納得してもらうにはどのようなポイントが重要なのでしょう?

男性週刊誌を見てみるとよくわかります。
時計や自動車、パソコンなどのカタログが載っていますよね。
しかも、カタログには事細かにスペックが書かれています。
これがポイントです。

男性は、データ(数字)を使われる納得してしまうのです。

「このソフトを購入すると、毎日1.5時間の作業削減ができます」
このように言われると、男性はつい納得してしまうのです。

ビジネスで会計情報が重視されている理由もわかりますよね。
男性は数値情報で納得するので、会計情報で説得されると弱いんです。

部活や仕事で、なにかを購入したいと思ったとき、そういう時には今回のメルマガが役に立ちます。

男性を説得するのに、「大事なところを絞って」「数値を使って」話をするのです。

少し心がけただけで、男性への説得力が一気に増しますよ。


織田隼人 |

こまめにメンテを

「なあ、女子社員ってトイレでなにをやってるんだろう・・・」
「そいつはオレも昔から疑問だったんだよ」

トイレでしゃべる女子社員達。
彼女達はいったいどんな話をしているんだろう。
男性にとって、会社の女子トイレは女子高と同じくらい不思議なところなのです。


■トイレでの会話

ところで、女子社員のトイレって男性からすると、不思議な使い方をする場所になっているようです。
個人の化粧道具が置ける棚があったり、化粧用の鏡台があったり。

そして、会話の内容はというと・・・・
普通の会話です。
どこそこの店が美味しかったとか、上司や仕事のグチなどです。

そして、男性にとっての疑問が生まれます。
「どうしてそんな長い時間トイレにこもっているんだ?」と。


■女性がトイレで話をするわけ

会社で働いていると、いろいろとストレスがたまります。
そんなストレスを女性はトイレで話をすることによって解消しているのです。

じゃあ、男はどうしてトイレでストレス解消をしないの?
そう思われたスルドイ方もいらっしゃるでしょう。
理由は、男性はわざわざトイレでストレスを解消しなくても良いからなのです。

男性と違い、女性はストレスをこまめに解消しなければ疲れてしまいます。

女性はストレスを感じたら、その場で処理をしなければいけないのです。

だから、トイレで会話をしてこまめにストレスを解消しているのです。

すぐにストレスを解消しないと、そのことで頭がいっぱいになって何も手に付かなくなってしまうのです。
女性にとってトイレの会話も無駄ではなく、仕事を円滑に進める上で必要なことなのです。

一方、男性の場合はその場その場でストレスを解消しなくても大丈夫です。

男性は一気にまとめてストレスを解消します。

男性が土日にぼーっとしているのも、1週間のストレスを一気に解消しているからだったりします。

■こまめに心のメンテを

最近、よく女性の後輩や部下の指導について聞かれます。

「女性の育成方法がわからない」と。

確かに、男性の場合は注意したりダメ出しした後にそのまま放っておいても成長します。
でも、女性に同じことをやってしまうと「注意された」という事実で頭がいっぱいになって、「なぜ注意されたのか」まで考える余裕がなくなってしまうのです。

女性の後輩や部下に指導するときには、話を聞いて共感したり、グチを聞いてあげたりして、こまめに心のメンテナンスをするように心がけましょう。

ちょっとした心配りで、周りの女性の成長が一気に加速します。

今後は、しょっちゅうトイレに行くのもメンテの一つとおもって大目に見てあげてくださいね。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

弱音を吐こう

先輩:「プレゼン資料の作成、進んでる?」
後輩(女性):「はい、大丈夫です。」
先輩:(本人も大丈夫と言ってるし、問題ないんだろうな)

◇プレゼン前日
先輩:「例の資料、どう?」
後輩:「すいません!!終わりそうにないんです」
先輩:「どれどれ、、、全然進んでいないじゃないか。前に聞いたときには、進んでいるって言ってたじゃないか!!」
後輩:「だって、、、」(泣き出す)
先輩:「泣いたって仕方ないじゃないか。」(はぁぁ、今晩徹夜で仕上げるか)


■抱え込む

後輩の女の子、大丈夫って言ってたのに全然大丈夫じゃなかったみたいですね。
本人は前々から間に合わないことは判っていたのに。
どうして「間に合わなさそうです、手伝ってください」って言わなかったのでしょう?
きっと、なんらかの事情があって言えなかったんでしょうね。


■怖くていえない

後輩の女性は、ぎりぎりの前日になるまで「できません」って言えませんでした。
しかし、いつか言わなければならないことはわかってはいたのです。

ただ、言うタイミングを上手くつかめなかったのです。
先輩の顔色を伺って言い出すチャンスを見計らっていたのです。
でも、そんなナイスなタイミングはそうそう生じるものではなく、ついに自分から言いそびれてしまったのです。

女性は悪い情報を相手に伝えるときにはものすごく気を使います。

そして、相手がマイナスの情報を聞いてもさほど動揺しないようなタイミングをつかもうとします。
しかし結局そんなタイミングは訪れずに言いそびれてしまうことがあるのです。
さらに、がんばり屋さんの女の子ほど、「できない」って言うのを怖がります。
がんばり屋さんの女の子は「できない」と相手に言うことが、自分の評価をものすごく落とすことだと思ってしまうのです。

がんばり屋さんの女の子ほど、「できないです」と言うのを怖がるのです。


■言っても大丈夫

とはいえ、ビジネスの世界では『悪いことほど早く伝えるべき』という鉄則がありますよね。
悪いことを事前に知っておけば対策も取れるし、より悪くなるのを防げるからです。
ですから、できないなら「できない」ということを早く伝えたほうが良いのです。

そして、もうひとつ知っていて欲しいことがあります。

「手伝ってください」と誰かに言うことは悪いことではないのです。

そんなことを言ったら「使えない奴だと思われる」と考えてしまうと余計に、「できないんです」と言いづらくなるものです。
実は「できないんです」と言ってもそれほど周りからの評価は落ちません。だだ、多用すると「やる気が無いのか」と思われてしまう可能性があります。

だからそんなときは「手伝ってください」と言ってみましょう。
「手伝ってください」であればやる気を相手に見せることはできます。
しかも、「手伝ってください」は相手を専門家として認めた上での発言なので気を悪くされることもあまりありません。

できないときには、正直に「手伝ってください」ということが大切です。

■最後に

女性の中には、仕事で弱音を吐いてはいけないと思っている人がいます。私の感覚では、とても多いように感じています。

でも、できないことは誰かに手伝ってもらえば良いのです。すべてを自分で片付ける必要はありません。

人が困っていたら手伝ってあげる。自分が困っていたら手伝ってもらう。それでいいのです。
あまり自分を追い込まないで、みんなで仕事をしているんだという意識で仕事をやるといいかもしれません。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

教えて

「これって、こうしないといけないんじゃないですか?」
「うるさいっ、このままでいいんだよ」

営業暦10年の男性の先輩に正論をぶつけてみたところいきなり怒り出した。なぜ怒り出すのだろう。
正しいことを言われて怒り出すっておかしいじゃないの!!


■専門分野

男の人って不思議ですよね。
自分の専門分野には絶対の自信を持っている。
だから、自分の専門分野の本は読まない。
特に5年以上経験している分野だとめったなことでは読まない。

コンサルタントは、コンサルティング技法の本を読まない。
プロジェクトマネジャーはプロジェクト管理の本を読まない。
これっておかしいですよね。いくら専門っていっても本から学ぶことはまだまだあるはず。でも、本から教わることができない。
それが男なんです。

男性は、自分の専門のことに対して教わったり指図されたりすることを嫌がるのです。

だから、「正論」をぶつけられた先輩は怒り出したんですね。

実は男性自身も、自分の専門分野の経験と知識が完全ではないと感じているのです。
でも、こわいのです。自分の経験と知識が間違っているのを知ることが。


■わかってあげる

そんな男性の気持ち、わかってあげることが大切です。
誰しも、譲れない部分がある。男性の場合は、自分の専門分野なのです。
営業で20年もやっていれば自分のやり方が身に付きます。
たとえ今の時代にあった営業方法でなくても、なかなか変えることができないのです。
それを踏まえたうえで、どうしたらいいかを考えてみませんか?


■教えて

自分が専門家だと思っている男性。そういう人とうまく接するには、「教えてもらう」ことが一番効果的です。
相手を専門家だと認めるのです。そうされてイヤな気持ちになる男性はいません。

男性に話を聞くときには「教えてください」と前置きしましょう。

これってとても大切なことですよね。
「教えてください」と言うことによって、相手を専門家として対することができます。
たとえ、相手が間違っていても「教えてください。どうしてこうなっているのですか?」と聞けば良いのです。
そうすれば、間違っている理由を聞けますね。うまく誘導してあげれば相手が自分で間違いに気づいてくれますよ。

説得は「相手が納得する」ことが大切です。納得するには自分自身で結論を導き出すのが一番ですよね。そうすれば誰も傷つきませんから。

目上の男性と話す前のワンクッション。「教えてください」
ぜひ使ってみてください。

■番外編

実は「教えてください」という言葉、ある男性から学びました。昔仕事していたときに、目上の男性からこういわれたのです。「このシステムの仕様を教えてください」と。

その男性は、数年前まではとてもキツイ人だったらしいです。しかし私に対してたときには、そんな雰囲気は消えていました。たぶん、自分でキツイ自分を何とかしようとされたんでしょう。考え方を変えたり、言い方を変えたり。
その中から、「教えてください」っていう言い方が生まれたのだと思います。

試行錯誤の中から生まれた言葉。本質を理解して使っていきたいと思います。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

成功への近道

先日、とある起業家(社長)のお話を聞きに行きました。
男性の社長と女性の社長の起業したときの話を聞いていて気づいたことがあります。

それは、男性と女性とでは「自己実現の道のり」が違っていたということです。


■男性の場合

男性の起業家は以下のように言っていました。
「商社にいたころから、世の中の役に立つ仕事をしたかった」
「やりたいことを見つけて、それが会社ではできないことだったので起業した」

◇男性の起業家は起業する前に「こんなことをやりたい」という意思を明確に持っていたのです。
起業をしようと思って1年間は少しずつ準備をしたといいます。
先にやりたいことを見つけてから起業したのです。

◇ビジネスの場では、結論から先に言うという鉄則があります。
結論から先に言うという会話技術、男性は得意です。
大昔、男性が狩をしていたころを考えてください。
獲物をめがけてずっと追いつづけていました。
獲物という結論が先にあったのです。

男性は見つけた獲物(結論)を追いかけていたのです。

このように男性は決まったゴールに向かって進むということが得意なのです。

◇女性のように複数のことを一緒にするというような器用な真似は男性にはできません。
そのかわり、1つのことを集中してしっかりやることができます。
研究関係のお仕事に男性が多い理由もうなずけますよね。

1つのことを集中してやる。
これを効率よくやるには、ゴールを決めて一直線に進むことです。
寄り道をしていては、ゴール(獲物)を見失ってしまうかもしれません。

◇男性が自己実現をするには、ゴールを決めてから一直線に進むのが効果的です。
よく、本屋さんに『成功哲学』の本が売っています。
それは、男性向けにかかれたものですね。

自分のやりたいことを紙に書く。
それに向かって進んでいく。
これは、ものすごく男性に適した自己実現方式です。


■女性の場合

女性の起業家はこのように言っていました。
「3つも会社勤めを経験した」
「そのあと、留学してMBA(経営学修士)を取ろうと思ったんだけど実現しなかったの」
「フリーで仕事をしているうちに社長になちゃったって感じかな」
「とにかく、近くにいる周りの人(同僚とか上司とかお客さんとか)が幸せになったら良いなと思って行動した」

◇どのように社会を変えようなどとは、最初に考えずに周りの人の笑顔を考える。
それが起業につながったというお話でした。
最初にゴールありきではなかったのです。

◇成功哲学の本では『最初にゴールを決めることが必要』とありますが、どうも女性にとってはそうとはいえないことが多いようです。
成功哲学の本は男性の視点から書いているためでしょう。
女性にとっての成功哲学は、また別物のようです。

女性にとっては身近な幸せの積み重ねのほうが成功への近道のようです。

◇女性が話をしているときを見てみてもわかります。
女性は話をしながら、考えをまとめていきます。
女性の思考プロセスで得意とするところは、いろいろなことをやりながら考えをまとめていくことなのです。
このプロセスをうまく使うことが成功への近道なのでしょう。

■アナタはどちらですか

男性と女性、成功への近道が違うことがわかりました。
もちろん、一概にこうすればいいというものではありません。
とはいえ、ひとつの指針にはなるでしょう。
自分らしさを活かすことが成功への近道ですから。
自分らしさ、上手に活かせるといいですね。


イラスト:おかじ伸

織田隼人 |

仕事に対する意識

男性誌と女性誌、読み比べていると男女の違いが見えてきます。
通信教育の広告ページ。
男性向けと女性向けではかなり違う内容が載っているんですよ。

◇男性向けの通信教育は
弁護士、司法書士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士、情報処理、宅建、危険物取扱者、マンション管理士、自動車整備、建築士、MBA、

◇女性向けの通信教育は
カラーコーディネーター、介護福祉士、管理栄養士、保育士、医療事務、旅行業務取扱主任者、インテリアコーディネーター、調理師、POPデザイン、

男女でこんなに違っています。
どうしてでしょうか?


■男性の特徴

男性向けの通信教育って『この技術があれば食べていける』というものが多いです。
税理士、情報処理、建築士、、、
ほとんどが技術に関するものです。
それには、こんな理由があるのです。

男性は、生きるために仕事をしています。

大昔、男性は狩をして、家に獲物を持って帰らないといけませんでした。
家であったかく迎い入れてもらうには、獲物を持って帰る必要があったんです。

現代では『狩の獲物』は『お金』と言えます。
確実にお金を稼げるように技術を身につけたい。
その技術で認められたい。
男性はそう思っています。


■女性の特徴

女性向けの通信教育には、『仕事自体を楽しくする』ものが多いのが特徴です。
カラーコーディネーターやPOPデザインなどはその際たるものですよね。

女性は生活を豊かにするために働く傾向が強いのです。

大昔の女性の役割は、狩をするのではなく、家を守る存在だったためです。そのため、『お金を稼ぐため』というよりも、『生活を楽しくするため』に働く人が多いのです。

そのため、女性は男性ほど給料にこだわりません。
給料が多い仕事よりも、面白い仕事をやる傾向が高いからです。
男性と女性の給料の差があまり縮まっていないことの理由はこんなところにもあるのです。
(公務員受験も男性が女性に比べて約6倍と圧倒的に多いようです。多くの女性は公務員の仕事にあまり興味が無いのですね)


■気をつけなければならないこと

「女性は男性ほど働かない」
たまに部下を持った男性上司から(実は女性上司からも)このような言葉を聞くことがあります。
男性と女性の仕事に対する考え方の違いを理解していればこのようなセリフを言うことはなくなるでしょう。

先ほど書いたように、女性は『生活を豊かにするために』仕事をする傾向があります。
それゆえ、職場で嫌な仕事に当たると露骨に嫌そうな顔をする人もいます。でも、ある程度は仕方がないのです。

◇男性であれば、義務感を刺激すれば男性はある程度働きます。
嫌な仕事でも、仕方ないと思って引き受けるのです。
男性は生きるために仕事をしているのですから。

◇しかし、女性に義務感を刺激してもあまり効果がありません。
仕事の中に楽しみを見つけていかないといけないのです。
嫌な仕事ばかりではどんどんやる気を失っていきます。

単に『女性は男性ほど働かない』とかいうのは間違いです。
女性には女性なりの働き方があるのです。
それを認めなければ、変な勘違いをしたままになります。

女性に対してはほんの少しでいいから仕事に楽しみを与えてあげることが必要です。
そうすれば、女性の働きは大きく変わってきます。
男女がお互いに働きやすい環境を作っていきましょう!!


織田隼人 |

女性の部下って大変!?

キリコ:「課長、資料できましたよ」
課長:「・・・これじゃダメだなぁ。ここを修正しといて」
キリコ:(ムカっ!! せっかくがんばってやったのに、どうしてそういう風に言うかなぁ)


■男だったら楽なのに、、、

ビジネスの世界では、『結果』を求められます。
利益が出なければ、事業がなくなる。当然と言えば当然ですよね。
結果を重視する。
男性にとっては非常にわかりやすい世界です。
ほめようっ!!』でも書きましたが、男性は結果を重視するからです。
今回の課長もビジネスでの『結果』を重視して話をしているので、キリコさんにあんな言い方をしたんですね。
もし、課長の部下が男性であれば、ああいう言い方でもいいです。
男性であれば、『修正しなければならない』ということをを理解してくれますから。

男性の上司の中には、『だから女は使いにくいんだ』という方がたくさんいますね。
気持ちはわかりますが、単に女性とうまくやっていくコツをつかんでいないだけなんです。


■ねぎらい

さて、課長がキリコさんと上手くやっていくにはどうすれば良いのでしょう?
課長は、キリコさんをねぎらってあげればいいのです。

資料を受け取ったときに、「おつかれさま、よくがんばってくれたね」とか「毎日遅くまでやってくれてありがとう」といってあげましょう。
さらに、課長はキリコさんに問題を指摘した後に、「どうやったら良くなると思う?」と聞いてあげて、キリコさんの主体性に任せてあげるのです。

むろん課長は上司として、キリコさんのやることが間違えそうになったら方向修正してあげなければなりません。
そうすれば、キリコさんのモチベーションもUPして仕事の出来も良くなってきます。

女性は男性以上に仕事の結果はモチベーションに左右される
ので、働きやすい環境を整えて上げなければいけません。

男性の皆さん、ねぎらいの言葉を女性にかけてあげげましょう。


もちろん、男性にねぎらいがいらないというわけではないですよ(笑)


織田隼人 |

クチコミ

ヨシミ:「ねえねえっ、パスタのおいしいお店見つけたのよっ!!」
アカネ:「どこどこっ、知りたい!!」
ヒカリ:「あっ、あそこのケーキ屋さん、○○がとってもおいしいの。食べてみたくない?」
ミキコ:「いいわねぇ、食べていきましょ~」

相変わらず世の中ではクチコミから流行が生まれます。
しかも、そのクチコミ情報は女性が作っています。
でも、どうしてクチコミから流行を作り出せるのは女性なのでしょうか?


■共通の話題 ・団体行動

女性は他の人と感情を交流させる会話をするのが大好きです。
私はこれを『ラポール会話』と呼んでいます。

女性の会話のほとんどがラポール会話で成り立っています。
感情を交流している状態での会話であれば、話も伝わりやすくとても効率的ですね。
そんな感情を交流させる会話で必要なものって何でしょうか。
それは共通の話題です。

しかも、女性は自分の身の回りに関すること、生活に密着することを大切にします

大きな話をしたがる男性とは違いますよね。

自分の身の回りに関すること・生活に密着することで、共通の話題って、、「あそこの店がおいしかった」だったりしますよね。
さらに、女性は団体行動が好きです。
中学生のころ、男性陣は『なぜお手洗いに行くのに女性はみんなでいくんだろう?』なんて考えちゃったりしましたよね。
他にも、バーゲンに女同士でいったり、、、男性は目的がなければ一人でうろちょろします。

この、『共通の話題』『団体行動』の2つがクチコミを作り出します。
心を通わせながらの楽しい会話。
心に残るセリフ。
そして、みんなで楽しいことをシェアしようとする行動。

こうして、女性からクチコミがつくられ、流行へと進化していくのです。


■うわさを広げる方法

クチコミの広がるプロセスがわかりました。
じゃあ、実際にうわさを広げるにはどうしたら良いのでしょう?
たとえば、うわさを使ってコンパに誘われやすくするには・・・(笑)

まずはキャッチコピーを作りましょう。
1つ特徴的なことを入れるのがポイントです。
だって、「そこそこおいしいラーメン屋さん」じゃ、クチコミは起こらないです。
「麺がすっごく太くて、おいしいラーメン屋さん」だったら行ってみたくなるし、説明もしやすくなります。

ヨシミさんは『コンパの会場を探すのが上手い』というのをキャッチコピーにしているそうです。
ヨシミさんは手品のやってくれるお店とかちょっと変わったお店を知っています。
そして、そういった楽しい場所をコンパ会場にしてしまうのです。

ヨシミさんはこのキャッチコピーを前提にこんな会話をしています。
ヨシミ: 「久しぶりに、男の子混ぜてみんなで飲みたいね」
ミキコ:「そういえば、ミホがこんど合コンするっていってたけど。メンバーそろったか聞いてみれば?」
ヨシミ:「ミホー。久しぶりに男の子混ぜて飲み会でもしたいね~」
ミホ:「あっ、ちょうどいいところに。来週水曜合コンするの。ヨシミも行く?場所のセッティングはまだだけど」
ミキコ:「じゃあ、私が場所決めよっか?」
ミホ:「おねがいっ!!」

こんな感じで、ヨシミさんにはみんな安心して合コンに誘うようになりました。
もちろん、ヨシミさんは男性からも合コンに誘われます。
むろん、常に幹事ですが(笑)

セッティングのおかげで、失敗がなくなる(少なくとも楽しい時間を過ごせる)のです。
これがクチコミ(ヨシミさんに任せれば「面白い店にいける」)で広がりました。
おかげで、ヨシミさんは合コンの声がいっぱいかかります。

クチコミが上手く広げるにはヨシミさんのようにキャッチコピーを作って、相手にお得な情報を流すのが効果的ですね。

でも、あんなに合コンをしているのにどうしてヨシミさんには彼氏が出来ないのでしょう・・・


イラスト:上田 城

織田隼人 |

女性へのチラリズム

『新宿に何かある!(注)』

このような広告だったと思います。
新宿のどこかの施設(ショッピングモール)が改装されました。
そのショッピングモールの広告に『新宿に何かある!』というキャッチフレーズが使われていたのです。
ターゲット顧客層は「20代から30代女性」。(TVでその施設の責任者がそう言ってました)可処分所得(自由に使えるお金)が多く、口コミ効果も期待で きるというナイスなターゲットです。
彼女たちのお気に入りの場所に加えてもらえばもう完璧。
ターゲット、広告。それらはまさに考えに考え抜いた戦略であ り、戦術であったのでしょう。

ただし、これらの中に1つの間違いがあったのです。
それは・・・・・・・・・

女性をターゲットにするのに男性の視点でキャッチフレーズを考えていたのです。(たぶん)

いや、男性が考えるのがダメと言うてるのわけではありません。
男性の視点になってたのが問題なのです。

『新宿に何かある!』というフレーズ。
読んだ人は中身が気になりますが、わざと中身が教えない。

こういう広告をマーケティングの世界では「ティーザー広告」と言います。
このティーザー広告(今後はわかりやすく『チラリズム広告』と言います)、男女間で反応が違うのです。

女性に対してチラリズム広告は効果が非常に薄いのです。
そういった事実に気づいていなかったのです。(たぶん、男性が中心になって考え、男性が決断したからでしょう)

女性は男性に比べて「オープンな雰囲気」を好みます

女性に宣伝する場合には「どのような長所があるか」「価格層はいくらくらいか」「どういう女性にこの施設(商品)は向いているか」ということを明確に示さなければなりません。

男性にはチラリズム広告が効果がある場合もありますが、女性にはより具体的な広告にしなければならないのです。
いつも会社で働いてるあなた、自分へのご褒美に優雅なひと時を」という内容に店の写真優雅に過ごしている女性の姿を付けた方が少しは良くなります。(あくまでも例えです)

女性には具体的なイメージが想像できるようにして伝えましょう。
中途半端なチラリズムでは上手くいきません。
男性の皆さん、要注意です!!

(注)『新宿に何かある!』というフレーズ、多少内容を変えております。施設を一方的に非難することを避けたいと考えた上、表現を変更することになりました。


織田隼人 |

ほめようっ!!

今回はビジネスのお話です。
最近、ビジネス本で「部下をほめて伸ばそう!」ってのが増えましたね。私も大賛成です。
たとえ短所であっても、長所の裏返し。長所としてとらえて伸ばすってステキですよね。

たとえば、私は飽きっぽい性格をしています。なにかやっていてもすぐに他の事に気がとらわれてしまうのです。昔はそれを直そうとも思っていました。
今はあきらめて(笑)、それを活かそうとしています。

飽きっぽいというのは、次々といろいろなものに気が惹かれるということ。新しいもの、変わったものを貪欲に調べる好奇心があるってことにしてしまいました。短所は直すものではなく、長所にしてしまうものなのですね。

さて、短所を長所にする、または長所をさらに伸ばすにはほめることが必要不可欠です。
ビジネス本ではそのほめることの良さ、ちょっとしたほめ方を載せてくれています。

でも、ちょっと待ってください。

男女間で「ほめ方」は一緒なんでしょうか?
いままで見てきたように男女は違う生物です。考え方も大きく違います。
それを一緒にしてしまってはいけません。

男性をほめるときに注意すべきことは「結果」をほめることです。
たとえばこんな感じです。
「山田君、今回のプロジェクトでは損益が10%改善した、本当にすばらしいよ。」
これで、山田君(仮称)は大喜びです。自分が出した成果が明確に現れるからです。

大昔、男性は狩をしていました。大切なことは食料を調達できたかどうかだったのです。
食料が調達できたか、できなかったか。男性は結果を出すことを求められました。
だからこそ、男性には「結果」をほめましょう

女性をほめるときに注意すべきことは「プロセス」に注目することです。

たとえば、「渡辺さん、今回のプロジェクトでは新人たちの気持ちを 察して上手に事を運んでくれたね、すばらしいよ、ありがとう」という感じです。

近代に入るまで女性は家庭を支えることを仕事の中心としていました。
成果が大きく出るものではありません。いつも快適に過ごすには、毎日の細かい積み重ねが重要だったのです。
毎日がんばっている、それが重要なのです。
だから、女性には「プロセス」をほめましょう。結果ではありません。

この違いはとても重要です
特に男性は女性に対して「結果」をほめてしまうことがあります。
女性に「今回の提案は会社のキャッシュフローを改善するすばらしいものだ」と言っていませんか?
女性はそんなものを望んでいません。
「いつも遅くまでがんばってくれたね。ありがとう。渡辺さんならではのきめ細かさもすばらしいね。」
こう言ってもらいたいのです。

男性には「結果」をほめましょう。
女性には「プロセス」をほめましょう。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

男は虫!?

今日は会議に参加してきました。
そしたら、斜め前のクライアントが「うずうず」しているのです。どうも足が痒かったらしくて足をこすっていました。

ダメだぁ、会議に集中できないっ!!

はあ、はあっ。
動いているものに反応してしまう自分がぁぁぁ。

ふと会議を眺めてみると女性はそんなのものともせずに発言をしているではないですかっ!!
すごいっ!!うらやましい。

そう、男は動いているものに釘づけになってしまうのです。

もともと昔、男性は狩りをしていたせいもあって、動いているものは「狩りの対象」または「危険物」なのでした。
そこで、「虫のように動いているものにひきつけられる」というナイスな特徴を身につけてしまったのですね。

ちなみに、男性は「光るもの」についても同様にひきつけられてしまうようです。

そう、男は「虫っぽい」のです!!

歓楽街にピンクのネオンが点滅しているのは「光っていて動くもの」にひきつけられるという男性の特性をものすごくわかっているからなんですねぇ。こわいこわい。

さて、身近にあるもので「光って動くもの」はなんでしょうか。
テレビなんかがまさにそうですね。男性はテレビを見ているときには集中しています。お願い事をテレビを見ているときにしても覚えていません。

そう、テレビを見ている隙にお願いをしておき、男が適当に「はい」というのを録音するなんて、、、、
たまにしか使っちゃいけませんよ。

ビジネスに応用すると、プレゼンテーションで男をトリコにするには大事な部分にアニメーションを使って強調すればみんなをひきつけることができますっ!!

恋愛に応用すると、レストランで食事するときには女性が壁側に座れば、動くものが女性だけになるので彼の視線はあなたに釘づけ!!
目をキラキラさせればもう完璧!

男は虫のようにあなたに寄ってきちゃうかもしれません(笑)


織田隼人 |