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家事の流派

ユウジ:「お皿洗っておいたよ」
エミ:「洗った後、重ねるんじゃなくて縦に置いてくれない?」
ユウジ:「それだとお皿がこけるかもしれないから危険だよ」
エミ:「でも、立てておかないと水が落ちないから」

二人の家事のやり方が違うというどうでもいい夫婦ゲンカに発展するのであった。

■流派違い

結婚して、そして半年から1年くらいすると目に付いてくるのが『家事の流派』です。
・食後すぐに食器を洗うか、食後のんびり食器を洗うかが違う
・お皿の洗った後に、乾かす方法が違う。
・掃除機をかける順序が違う
・片付けするときに置き方が違う
・洗濯物の干しかたが違う

こんな感じで、家事のちょっとした流派違いを感じ始めるのです。
そして、場合によっては夫婦ゲンカが始まります。

「夫婦ゲンカは犬も食わない」と言われる理由は、こういった割とどうでもいい内容でケンカが起きるからです。
でも、こういった夫婦ゲンカ、なくすこともできるのです。


■相手の流派に口を出さない

家事の流派が違うと、気になってしまうものです。
しかし、あえて相手の流派に口を出さないようにすると、意外と上手くいったりします。

どうしても譲れないものだけは話し合う。
それ以外の家事の流派違いは無視する。

このように決めて、できるかぎり相手の家事の流派に口出ししないようにしましょう。
あまり口出しをしすぎると、相手は機嫌を損ねて「もうそれならやらない!」となって家事をやらなくなってしまうものです。

それに、家事の流派違いには「正しい、正しくない」がそれほど明確にはなりません。
効率性、衛生、スピード、収納力、慣れ。
なにを重視するかで、やり方が人によって違うものです。

そもそも、家事をやってくれる時点で感謝すべきレベルのものです。
ですので、相手のやり方までコントロールするのではなくて、相手がやってくれるままに任せるようにしましょう。

人間、自分の思い通りにならないとイラっとすることもありますが、思い通りにならないことを相手にぶつけてもたいてい意味のないものです。
大事なのは、不完全でもやってくれていることへの感謝です。
育った環境も違う二人なのですから、家事の流派違いは当然出てくるものです。
流派違いを否定するのではなく、流派違いを認めることで、犬も食わないケンカは減らすことができます。
せっかくなので、相手の流派のいいところも見つけてみてください。


イラスト:上田 城


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織田隼人 2012/11/30 |

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