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数値で見よう、男女の違い!

今回は、数値で男女の違いを見ていきたいと思います。
やっぱり、男性と女性は違う生き物。
それが、いろんな統計データを見ると出てくることがわかります。

男性、女性にどんな傾向があるのかチェックしましょう。

■人口

赤ちゃんの出産比率、どちらが大きいのでしょうか?
男性女性 = 104100
だいたい、これくらいで推移しています。
ただ、現在の日本ではもう少し男性の生まれる率が減ってきていますが、女性よりも男性の方が多いことは変わらないようです。

ところで、人口はどうなのでしょう?
実は、女性の人口の方が多かったりします。
男性:6千2百万人
女性:6千5百万人

男性の方が多く生まれるのにどうして女性が多いのでしょう?
これには、寿命が関係しているようです。
男性の平均寿命:79歳
女性の平均寿命:86歳
女性の方が長生き、だから女性の人口のほうが多いのですね。


■体に関すること

ところで、男性と女性はどっちの方が1日当たり歩いている量が多いのでしょう?
1日に歩く歩数の平均(20歳以上)
男性:約7000歩
女性:約6000歩
男性の方がたくさん歩いています。

睡眠時間に差があったりするのでしょうか?
平均睡眠時間(40歳から44歳)
男性:7時間22分
女性:6時間56分
男性の方が多く眠っていますね。
もしかすると、男性の方が体力を使うからかもしれません。

最後に肥満度合いも見てみましょう
肥満の割合(BMIが25以上)
男性:28.6%
女性:20.6%
女性の方が太りやすいイメージがありますが、実際に肥満が多いのは男性のようです。
男性の肥満割合、4人に1人以上なのでかなり気をつけておかないといけませんね。

いろいろと男女のデータの違いを見てきました。
やっぱり男と女は違う生き物だなぁ、と思えてきます。
違う生き物だからこそ、お互いに役割分担もできるし、支え合えるのですね。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

アドバイスのタイミングは難しい

マナミ:「相談しているときに話を聞いて欲しいだけなのに、男の人ってアドバイスで返してくるよね」
ユウコ:「そうそう、それでケンカになっちゃうこと多いよね」
マナミ:「そういえば、女性から男の人へのアドバイスってどうなんだろう?」
ユウコ:「男性も我々と一緒でイラっとしてたりするのかなぁ?」


■アドバイスは難しい

女性の相談にアドバイスで返すのはNG
女性の相談はただ「聞くだけ」の方がいい。
以前のコラムでこれについては解説しました。

ところで、女性が男性にアドバイスをするのは大丈夫なのでしょうか?
これもやっぱり難しいところがあったりします。

女性が男性にアドバイスを与えるタイミングは、男性が「困っていそう」なとき。
女性は相手の気持ちを先回りして、困っていそう、という状況の相手を助けようとします。

女性はまず「何でも話してみなよ」とか「とにかく話をしたら気持ちもまとまるかもしれないし」と聞き出そうとします。

これはまず男性にとっては迷惑なことが多いです。
というのも、男性は悩み始めたら自分一人で考え込んで悩みを整理するからです。

ですので、ムリに男性から聞き出そうとするのは辞めておきましょう。

男性の悩みを聞き出さなくても、男性の悩みがだいたい推測できる場合には「こうしたらいいんじゃない?」とか「ああしてみたら?」というように女性は男性にアドバイスをすることも多いです。
例えば、道に迷ったときに「あっちが良かったんじゃない」とか。
例えば、男性が料理をしているときに「ああ、そうするんじゃなくて・・・」と口出しをしたり。

そうやってアドバイスをされると男性は「俺って信用されていない」と感じ、凹んだり怒ったりしてしまいます。

■アドバイスは愛情があるからこそ

このように、男女ともに異性にアドバイスをするタイミングは結構「相手にとってふさわしくない」状況であることが多いです。

ですので、相手が例え困っていたとしても「今アドバイスをするのは適切か?」と考えてからアドバイスをするようにしましょう。

困ったことにアドバイスというのは「相手のことを大事に思っているときほど出てくる」ものです。
愛情があるからこそ、相手のためになりたい、相手の状況をよくしたい、という思いが出て来て、そしてアドバイスになるからです。

ですが、愛情があるからこそ「相手のために」ぐっとアドバイスをこらえてみてください。
考えるより先に口が動きそうになるかもしれませんが、まずは考えてから話す癖を付けましょう。
そうすれば、相手のためにやったことで二人の仲がこじれる、という悲しいことがおきなくなります。

アドバイスって油断をしたら言ってしまうもの。
だからこそ、注意して「止める」努力をしたいですね。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

結婚と不況の関係

マナミ:「いざ結婚となると、将来の不安がいっぱいよぎるね」
ユキ:「あー、わかる。彼って言うか旦那さんになる人が失業したら、とか考えちゃうんだよね」
マナミ:「そうそう、だから、公務員男子とか大企業男子ってモテるんだろうね」

■結婚しない、できない理由

実際のデータを見ながら結婚しない男女の理由を見てみましょう。

25歳から35歳までの男女の「独身にとどまっている理由」の中から値の大きいものを抽出してみました。

表1 独身にとどまっている理由

(単位:%) 男性 女性
適当相手にめぐり会わない 46.2 51.3 結婚できない理由
結婚資金が足りない 30.3 16.5 結婚できない理由
まだ必要性を感じない 31.2 30.6 結婚しない理由
自由や気楽さを失いたくない 25.5 31.1 結婚しない理由
趣味や娯楽を楽しみたい 21.2 20.7 結婚しない理由
仕事(学業)にうちこみたい 17.8 16.9 結婚しない理由

まず第一に「結婚したい相手がいない」ことがわかります。
あと、男性で切実なのは「お金の話」ですね。
やはり男性は結婚で責任を持とうとするので、お金面もしっかりしたいと考えているようです。


■結婚したい相手とは?

それでは、結婚したい相手ってどんな人なのでしょう?
こちらも調査結果を見てみます。

表2 結婚相手の条件
結婚相手の条件として重視する割合

2010年調査 2002年調査
(%) 男性 女性 男性 女性
人柄 74.4 88.4 73.4 90.1
経済力 4.0 42.0 3.2 33.9
職業 5.0 31.9 3.4 22.8
容姿 22.9 15.6 20.2 14.1
学歴 2.7 8.3 1.9 5.8
家事の能力 47.5 62.4 44.0 58.7
仕事への理解 42.9 48.9 43.3 52.1
共通の趣味 21.1 24.8 22.7 28.2

この中で、性差の違いが大きな部分を太文字にしてみました。

男性は女性に「容姿」を求めていることがわかります。
女性は男性に「経済力」を求めていることがわかります。

女性が男性に「職業」も求めていることから、さらに次のこともわかります。
女性は結婚で「経済的安定」を男性に求ます。
ただ、今お金持ちだから良い、と言うのではなく継続的な安定を欲しがっているのです。

そもそも、子供を産み育てる性の女性なので「子孫のため」の条件で経済的安定性を求めるようになったのでしょう。

しかも、不況になったためか、経済力を求める女性は増えています。
(経済力と職業の割合が前回調査より大幅に伸びています)

さらに、女性は男性に「家事」の能力も求めるようになっています。
これは、女性も働くようになってきたこと。
家事をする男性が増えたとは言っても、まだその認識が甘い男性も世の中にいるからでしょう。


■出会い作りと、安定性

結婚についての調査を見てきました。
まず、前回の調査と会わせてみても「出会い」をつくって「カップルを増やす」ことが結婚を増やす第一歩と言うことがわかります。
さらに、男性は「経済力」を身につける必要があることもわかりました。
不況の時こそ「経済力」が求められてしまう。

なかなか大変な世の中になってきてしまいました。


(注1)
国立社会保障・人口問題研究所
『第14回出生動向基本調査(独身者票)』
【表2-1 未婚者の異性との交際の状況】より

データは、18歳から34歳の未婚者の集計


(注2)
国立社会保障・人口問題研究所
『第14回出生動向基本調査(独身者票)』
【表2-2 未婚者の性体験の構成】より
データは、18歳から34歳の未婚者の集計


イラスト:林えみこ

織田隼人 |