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恋愛が無くなってきている!?

ミユキ:「最近、恋愛恋愛って世の中じゃなくなってきたよね。恋人がいなくても良いって感じの世界になってきた気がする」
サトシ:「確かにそうかもね」
ミユキ:「実際のところ、みんなはどう思っているんだろうね」
サトシ:「そだね、データを見てみたいよね」


■恋人がいる人は増えている?減っている?

さて、今日は数値で恋愛を見て行きましょう。
恋人がいる人、いない人はどんな割合になっているのでしょうか?
独身者への調査で、恋人のいる人は全体でこんな感じのデータになっています。

表1 恋人がいるかいないか(注1)

2010年 2005年
男性 女性 男性 女性
恋人がいる 24.6% 34.0% 27.2% 36.7%
いない 70.8% 61.4% 66.2% 57.6%
不詳 4.6% 4.6% 6.6% 5.7%

なんと独身で、7割の男性、6割の女性に恋人はいません。
2005年の調査と比べると、カップルの割合が減っていることがわかります。

■性経験は?

それでは、性経験はどうなのでしょう?
たとえば、カップルの割合が減っていても、セックスフレンドとかが増えているのであれば性経験は増えているかもしれません。
では、実際のデータを見てみましょう

表2 性経験なしの割合(注2)

2010年 2005年
男性 女性 男性 女性
18~19歳 68.5% 68.1% 60.7% 62.5%
20~24歳 40.5% 40.1% 33.6% 36.3%
25~29歳 25.1% 29.3% 23.2% 25.1%
30~34歳 26.1% 23.8% 24.3% 26.7%

10代ではやはり、性体験の無い人(いわゆる、童貞と処女)が多いようです。
独身の30から34歳男女でも、性経験の無い人が4人に1人いる状況です。

しかも、2005年の調査結果に比べて全体的に性経験を持った人の割合が減っていることもわかります。

2005年までのデーターでは性経験のある人(の割合)が増える傾向にありましたが、2010年では性経験者(の割合)があきらかに減っています。

一時期は「性にゆるい」風潮があったのが、現在では揺り戻しがあって「貞淑」になってきているようです。
今回は掲載しませんでしたが、同棲経験割合も減少に転じています。
これも、貞淑になっているデーターと言えるかもしれません。

■恋愛が減っている

今回のデータを全般的に見ると、恋愛、特に「恋人になろうとする動き」が減ってきていることがわかります。
現代では結婚は恋愛を通じてからすることが多いです。

ということは、恋愛が少なくなれば結婚も減ってしまいます。
少子化対策のためにも、恋愛がしやすい環境とかをつくっていくのも必要かもしれませんね。


(注1)
国立社会保障・人口問題研究所
『第14回出生動向基本調査(独身者票)』
【表2-1 未婚者の異性との交際の状況】より
恋人がいるには「婚約者がいる」「恋人として交際している異性がいる」を集計
恋人がいないには「友達として交際している異性がいる」「交際している異性はいない」を集計

データは、18歳から34歳の未婚者の集計


(注2)
国立社会保障・人口問題研究所
『第14回出生動向基本調査(独身者票)』
【表2-2 未婚者の性体験の構成】より
データは、18歳から34歳の未婚者の集計


イラスト:はな


Twitterでのつぶやかれ

織田隼人 2012/01/27 |

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