メンツを重視、でも依頼はOK
ユウコ:「彼にさぁ、『これ、やっといて』ってお願いをしてもすぐ断られるんだよね、
マナミ:「あー、わかる。男の人って『いや』ってすぐ言うよね」
ユウコ:「そうそう、どういえば引き受けてくれるんだろ」
■命令口調
男性に何かお願い事をするとき、特に彼や旦那さんにお願いをしても「やだ」とか「やりたくない」といって断られること、多いかもしれません。
まず、男性は女性に比べて「断ること」に対してあまり罪悪感を感じません。
女性であれば断られたときに相手がどれだけ困るかまでを想像するので断ることは減るのですが、男性は自分がやりたいかやりたくないかで判断します。
そして、その男性の「やりたくない」という回路を発動させるとすぐに断られてしまうのです。
特に命令口調で「これをやっておいて!」と男性にいうと、男性の「やりたくない」気持ちがでてきて、「いや」と男性が断ることが多くなります。
男性に何かを依頼するときには「やりたくない」という気持ちを呼び起こさせないような言い方をしなきゃいけないようです。
■メンツを立てる
ところで、なぜ男性は「やりたくない」と思ったのでしょうか?
それは、命令口調で言われたからです。
命令口調で言われると、男性は自分が軽くあしらわれているような気持ちになり、「俺はただのパシリじゃない」と思って嫌がります。
これが、「いつもありがとう、今回もこれやってもらえる?」という言い方にすると男性は引き受けてくれることが多くなります。
なぜかというと、男性のメンツを立てることになるからです。
「いつも感謝している」ことを伝えることで、男性が用事をパシリ的にやらされているのではなく、感謝されてやっていることになります。
この、普段の感謝が大事で、これができていると男性に依頼をしたときにかなりの割合で引き受けてくれるようになります。
女性にしてみると「そんなメンツなんかどうでも良くて、やってくれればいいじゃない」と思うかもしれませんが、男性は本能レベルでメンツを重視しているので、そこを理解してあげると良いでしょう。
せっかく依頼をするのですから、男性に引き受けてもらえる可能性をあげるのはもちろんのこと、男性のメンツを立てることでお互いに気持ちよい状態になれますから。
男性には過去のことに感謝の言葉を伝え、そして引き受けてくれることが「当たり前」じゃなくて、毎回ありがたいと思っている、ということを伝えて、そしてたくさん頼み事を引き受けてもらいましょう。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する