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愛に犠牲はつきもの

アケミ:「男の人が好きな話って、スポーツとかで努力して、そして最後は優勝も彼女もゲットってのが多いよね」
ワタル:「確かにね。女の人が好きなのってどんなの?」

アケミ:「そうねぇ、ヒロインが何かを犠牲にして彼をゲットってのがいいかな」
ワタル:「へぇ、犠牲がいいんだ。男からすると全部ゲットがいいんだけどね」


■犠牲がある女性

女性は「何かを手に入れたときに何かを失う」という考え方をすることが多いです。
たとえば、学歴や仕事で考えてみましょう。
東京大学に入学した女性や、経営者の女性。
その女性は男にモテるでしょうか?
東大未満の学歴の男性や、サラリーマンの男性に避けられることになる可能性が多いです。

このように、女性の場合は『何かを手に入れるとき、犠牲がある』というシステムになっていることが多いです。

■芋づる式の男性

では、男性で考えてみましょう。
東京大学に入学した男性、経営者の男性。
女性にモテることが多いでしょう。
男性の場合、何かを手に入れたときに芋づる式に成功していくようなシステムになっています。

ですので、男性にしてみると女性の『犠牲』の考え方がわかりにくいかもしれません。
とはいえ、上記のように女性は『犠牲を払うこと』で何かを手にすることが多い。
これを理解しておくと女性との上手な付き合い方がわかってきます。


■あえて犠牲を見せる

女性に愛情を示すときに効果的なのが、自分なりの犠牲を見せる、ことです。
言い方を変えると『労力』なり『負担』を背負うことです。

例えば、プロポーズの時に「給料3ヶ月分の指輪」をプレゼントするというのが昔、流行りました。
なぜかとうと「3ヶ月分」という負担を見せることで女性は「そんなに負担をしてもらえるくらい、私は愛されているのだ」ということを感じることができるからです。

ちょっと高いレストランで食事をご馳走するのも同じ。
デートプランをしっかり考えるのも同じ。
女性のために誕生日プレゼントを探し回るのも同じ。

これらは『犠牲』があるからこそ、深く女性に愛情が伝わるのです。
犠牲や負担の内容は『お金』でも良いし『労力』でも『時間』でもかまいません。

何かを男性ががんばることで、女性は愛情を感じてくれるようになっているのです。
女性に愛情をしっかり伝えたいときには、男性は自分に負担を課した方が良いのです。

もちろん、その負担や犠牲はきっと彼女に愛情として伝わり、より二人の関係を強くする負担以上のメリットがあることでしょう。


イラスト:林えみこ


織田隼人 |

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