会話に困ったときには
ユウコ:「初対面の人と話す時って、すぐに会話が途切れちゃうんだよねー」
ワタル:「それ、わかるよ。俺もどんなネタを振ればいいのか悩んじゃうんだよね」
ユウコ:「そうなのよー。どんな話をしたらいいのかなぁ」
■無難な会話
初対面とか、出会って間もない状況で会話を盛り上げるというのは結構大変なものです。
最初から共通の背景とか、共通の趣味とかがあればそれだけでなんとかなるものですが、それすら探り合いの時、さらには会話のネタがないときには次の言葉を思い出して下さい。
木戸に立てかけし衣食住(きどにたてかけし衣食住)
き | 季節 | 寒い、とか暑いとか。 紅葉とか雪景色など。 |
ど | 道楽、趣味 | 趣味は聞けば聞くほど話が広がっていきます |
に | ニュース | 最近の出来事にはみんなが興味を持っているものです |
た | 旅、旅行 | 過去に旅行に行った話などを聞くと色々話してくれます |
て | 天気 | 季節と同じで、今日の天候も共感が得られやすいです |
か | 家族 | 自分の家族の話から切り出していくと、相手も話してくれやすくなります |
け | 健康 | ダイエットや美容なども話のネタになります 自分がやっているダイエットなどを切り出してから相手の話を聞きましょう |
し | 仕事 | 相手の苦労話を聞き始めると、いくらでも話してくれることが多いです。 |
衣 | 衣服、ファッション | 相手の洋服やファッションを褒めるところから話のキッカケができます |
食 | 食事 | 女性向けにはおいしいレストランやスイーツ。 男性向けにはB級グルメが鉄板です。 |
住 | 住む | 住んでいる場所とか、ライフスタイルなどを聞き出していきましょう |
とにかく、この『木戸に立てかけし衣食住』を使うと、話のキッカケはできることになります。
■深めていこう
さて、話のキッカケができた後は『話を深めていくこと』がなにより重要です。
話の内容が深くなり、よりローカルネタになればなるほど面白くなりますし、心の交流が生まれるからです。
話を深めるためのコツは『相手の話に興味を持つ』ことです。
「もっと知りたい」とか「なんでこれをやっているの」というように思いながら会話をあわせていくと、どんどん聞くことが増えていきます。
相手の話に興味を持つと知らないことでも「知りたい!」という気持ちがわいてきて「それ、もう少し詳しく教えて下さい」といえてしまうものです。
そして、相手はうれしくなってどんどん話してくれます。
まずは、話のきっかけを作り、そしてその話を深掘りしていく。
こうして会話が上手く成立していきます。
上手にきっかけを作って、そして興味を持って話を聞き出していってくださいませ。
イラスト:林えみこ
織田隼人 | この記事を友達に紹介する