批判したがる理由は?
ユミ:「映画、おもしろかったね」
トモキ:「でもさあ、宇宙では音は伝わらないよね。あの設定は変じゃないかな」
ユミ:「え、おもしろくなかったの?」
トモキ:「え、おもしろかったよ」
■批評は何のため?
映画でも、ドラマでも、スポーツでも、政治でも。
男性って何かにつけて「批評」とか「評論」をしたがりますよね。
女性からすると「素直におもしろいなら、おもしろいっていえばいいのに」と思うかもしれません。
しかし、男性が批評や評論をするのには訳があります。
男性は、批評や評論をしながら「理解」をしようとするのです。
女性も悩み相談をしながら自分の考えを整理したりしますよね。
あれと似ているのですが、男性の場合は自分の体験を批評や評論という形で整理して、「教訓」という形で自分のノウハウとして残します。
■男同士だと
男性が批評をする場合、男同士だと「男の空気」を読むことができるので、楽しく批評のやり合いができます。
批評のやりとりをしあうことでお互いに理解が進んでいく、という流れになっています。
理解が進む、ということは気持ちの良いことでもありますので男性同士だと楽しく批評が進みます。
女性が男性のこの批評に乗り出す場合には、批評返しをするのはちょっと難しいです。
男性的な空気を読み間違えると「批評」が喧嘩腰になっていくこともありますので。
ですから、男性の批評に話を合わせる場合「つまり、これてこういうこと言いたいの?」というように批評の中身を整理していってあげると良いでしょう。
男性の頭の中が整理されると男性は楽しく会話ができたと思いますので。
もちろん、男性は女性はあまり批評が好きじゃない、ということも理解して「批評」より「共感」をするように心がけましょうね。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する