ATMにはなりたくない
マモル:「男って損してるなって思うんだよね。結婚して奥さんのATMになるだけの人、多いし」
ユミ:「そんな風に思っている女の人ばっかりじゃないよ。だからもっと前向きになりなって」
マモル:「でもさぁ、実際にATM扱いされている人を見たら、ね」
■愛情が感じづらい男性
男女平等が進んだと言っても、まだまだ男性が女性に投資をする側であることが多いです。
食事をするときには、男性が多めに支払をする。
クリスマスプレゼントは男性が女性に渡す。
デートの場所も男性がメインで決める。
なんだかんだいっても、男性は女性にお金も時間も労力も投資しています。
そのため、女性は比較的男性の愛情を感じやすい環境にいます。
自分に投資してくれる男性には「私のことを好きでいてくれている」とすぐにわかる、というわけです。
■ATM扱い?
ところが、男性は女性の愛情を「投資」という形で感じる環境にはいません。
投資するのはどちらかというと男性。
だから、男性は女性に比べて相手からの愛情を少し感じにくい立場にいるのです。
結婚を躊躇する男性が多いのも、このことが関係しています。
結婚をするには、お互いに「愛情」を感じあえている関係になっていることが大事と、男性も考えます。
しかし、男性は女性ほどは愛情を感じる状況にいない。
だから、「この愛は本当に続くのだろうか、俺はただ利用されているだけではないだろうか」という不安が生まれてくるのです。
「俺の給料が目的なだけでは」とか「結婚して俺はただのATM扱いされるのでは」という不安を男性は持っています。
こうして、男性は結婚に慎重になります。
■愛情をしっかり見せる
男性はどうしても投資をする側になりやすく、女性が男性に投資をする機会って少なくなると思います。
ですので、投資という形で愛情を示すのではなく、別の形でわかりやすい愛情を示すと、男性は「本物の愛」を信じることができます。
たとえば、男性が弱っているときに支える。
多くの女性は仕事で忙しい男性に「どうしてメールくれなかったの」とか責めてしまいますが、こういうときにも「大変よね。当面は返事いらないよ。でも私からは癒し系メールを送ってあげるね」という対応をしていると、男性は「彼女の愛は本物で俺を支えようとしてくれている」と感じて、生涯のパートナーであると確信します。
結構多くの男性は愛情に多少不安があってもクチに出さないもの。
でも、男性は愛情を感じにくい立場にいるので、どこかのタイミングで是非男性を支えることで愛情を示してみて下さい。
そうすると、二人の絆を強めてくれるはずですから。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する