男性に用事をさせるには
サトミ:「ゴミ袋、ゴミ置き場に出しておいてっていってたでしょ。どうしてやってくれないの?」
ヒロシ:「ごめんごめん。やろうと思っていたんだけど、忘れてたんだよ」
サトミ:「この前もそうだったじゃない。私の言ったこと、やる気無いんでしょ」
ヒロシ:「そんなことないんだけど・・・つい忘れて・・・」
サトミ:「忘れるってことは、大事だと思ってないからよ」
■忘れやすい男性
男性は細かい用事を結構忘れてしまうものです。
ゴミ出しとか、植木の水やりとか、女性が頼んでおいてもつい忘れてしまうもの。
女性からすると、「大事だと思っていないから、忘れてしまうんだ」と考えてしまうところかもしれません。
しかし、男性は「大事じゃないから忘れている」というわけではありません。
男性は目の前にやることがある場合には覚えていますが、目の前にないことは他のことをやっているうちに本当に悪気無く忘れてしまうのです。
仕事の場でも男性は色々と忘れてしまうので『ToDoリスト(やること一覧)』を作ったりするくらいです。
短期記憶を司る脳の『海馬』という部分、女性より男性の方が小さいです。
大事とかそういうことではなく、ただ単に男性は忘れっぽいのです。
■思い出させる仕組みを
男性に用事を伝えた後には、思い出させるような仕組みを作っておくと確実に実行してくれるようになります。
やらない男性は『忘れたから』やらないだけで、思い出させれば用事を実行してくれるのです。
ゴミ出しだったら、玄関にゴミ袋を置いておく。
これだけで、「ああ、ついでにゴミ出しをしておかなきゃ」と男性は思い出して、実行してくれます。
小さなホワイトボードを目立つところに置いておいて、用事を書いておくのも良いでしょう。
ふとしたタイミングで思い出させるような仕組みを作っておくことで、男性が用事を実行してくれる可能性は急激にアップします。
だいたい、用事をするタイミングって、移動するときが多いものです。
男性の移動のパターンを研究して、用事を伝える仕組みを作っていって下さい。
ちょっと工夫するだけで、忘れっぽい男性に用事をしてもらえることが増えていきますよ。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する