お金をもらおう
トモミ:「商談って嫌いじゃないんだけど、値段を提示するときだけは、いつもたどたどしくなっちゃうんだよね」
トオル:「へー、そうなんだ。俺は商売なんだからそんなに気にせず出せるんだけどね」
トモミ:「どうしてなんだろうね、なかなか苦手が克服できなくて」
■お金を受け取るのが苦手
優秀な営業パーソンは、男性もいますし、女性もいます。
なので、営業という業種は男女問わずに才能を発揮できるところのようです。
ところが、女性の中には『お客さんに価格を提示するのが苦手』という人がいたりします。
特に、商品を売る仕事ではなく、サービスをする系の仕事(モノが動かない仕事)では、お金をもらうことが苦手な女性が多いです。
なぜなら、女性は「人を助けるのは当然」と考えをビジネスにも持ち込むという傾向があるからです。
■やるべきことにお金を
そうはいっても、ビジネスの世界というのは『人の役に立つモノを提供し、その対価をもらう』という仕組みで成り立っています。
そのおかげで、お金を請求される側の人というのは「請求されるのが当たり前」と思っています。
ですので、お金を請求するのが苦手な人も「相手はそんなに気にしていない」ということを理解して、平然とお金を請求するようにしましょう。
商品やサービスを受け取るがわからしたら、『金額』というのは早めに教えておいてもらいたいものです。
ですので、金額を伝えるのは「相手のために伝えよう」という位の気持ちになっても良いのです。
日常生活では、人のために行動することは、『無料』が当然かもしれません。
でも、ビジネスの世界では人のために行動することは、『有料』が当然なのです。
お金を請求することは、相手にとっても嫌なことではないので、しっかりと請求してみてください。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する