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自慢をしよう

サトミ:「会社でどうも、上司に女の子扱いされちゃうんだよね」
トモコ:「もう3年目でしょ。そろそろ認めて欲しいもんだよね」
サトミ:「そうなのよー、同期の男性陣はもう一人前扱いされ始めているんだけどね」

サトミ:「どうすれば、女の子扱いから抜けられるんだろうねー」


■成果が指標

職場の男性相手に、自分を正しく評価してもらうことについては、やはり男性よりも女性の方が上手くできていないようです。
男性であれば、男性の気持ちが自然にわかるので、どうすれば自分を正しく評価してもらえるかをわかっています。

その、男性がわかっている「自分の評価を上げるコツ」ですが、成果を示すことです。
男性は、自分が過去に上手くやった経験を言葉に出して伝えます。

しかし、多くの女性は過去の成果を声に出して言うことをはばかります。
自慢になってしまい、そういうことを言う人は『自己主張が強く空気を読めない人である』と思われてしまうのでは、と考えるからです。

ところが、男性相手に自分の成果を示すことはマイナスにならないことが多いのです。
なぜなら、成果を伝えることで「私はこれができますので、任せてもらって結構です」という意味で男性はとらえるからです。


■謙遜よりも自慢を

職場で女性が「女の子扱い」されてしまう理由の1つが、この「成果を伝える」ということをしていないことにあったりします。
多くの場合、女性は成果を伝えるよりも、謙遜をしてしまいます。(『強気の法則』参照)

しかし、男性は仕事の場においては「これを誰に任せるか?」という視点で動いています。
ですので、ある程度成果を見せていった方が男性を安心させることにつながるのです。
女性は男性には成果を伝えるようにしましょう。
男性を安心させると「この人になら任せても良い」と思ってもらえるので、結果として「女の子扱い」から「デキる女扱い」に格上げされます。

男性相手に伝えるときには、男性にわかりやすい伝え方で伝えるのが効果的です。
職場の男性には少し自慢をする感じで過去の成果を見せてみてください。



織田隼人 |

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