1回だけでは終わらない
少し昔の時代、スイート・テン・ダイヤモンドという文化が流行りました。
既婚男性が奥さんに結婚して10年の記念にダイヤモンドをプレゼントする、という流行です。
これ、実は、女性達にはそれほど人気がありませんでした。
■持続すると思っている男性
スイート・テン・ダイヤモンドが流行った理由は、その当時男性が奥さんに向けてお礼を言う機会がなかなか作りづらかったからです。
いつも感謝をしているのだけれど、それを形にするのは恥ずかしい。だけど、何か形で示したい。
そんな男性に対して、『結婚10周年記念に奥さんにダイヤを渡そう』という解決策を宝石業界は示したのです。
そして、奥さんに向けて感謝の気持ちを示したい男性の中で大流行が起きました。
ところが、このスイート・テン・ダイヤモンドは文化として根付くことなく、一時の流行で終わってしまいました。
原因は、女性ウケがそれほど良くなかったからです。
奥さんはダイヤをもらえると、それはそれでうれしい気持ちになります。
しかし、女性はその後不満を感じ出すのです。
なぜなら、男性はというと一度プレゼントをしたことで満足をし、その後のフォローを怠るようになるからです。
男性は一度女性を満足させたら、その効果がずっと持続すると考えます。
■何度もほしがる女性
ところが、女性は一度満足させてもらったとしても、また、何かしてもらいたい、と思うようにできています。
だから、一度ものを渡してそれでおしまい、では女性を喜ばせることはできないのです。
スイート・テン・ダイヤモンドは一度で終わってしまい、そこで男性が満足して次が無くなってしまうために、女性に評価されなかったのです。
■数をこなす
世の中には、奥さんや彼女に感謝の気持ちを伝えたいと考えている男性はたくさんいます。
もし、貴方がそのように考えている男性であれば、女性に対しては持続的に感謝の気持ちを伝えるような行為をしましょう。
ダイヤモンドのような高いものではなくて、もっと安いものを買っても良いですし、ちょっとだけデートに気合いを入れても良いですし、奥さんや彼女のためにマッサージをして上げるのも良いでしょう。
女性にとっては愛情は継続して浴びていたいシャワーみたいなものです。
男性は、是非愛情のシャワーを女性に浴びせてあげてください。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する