失敗への恐怖
今日は彼とのドライブ。
出だしは良かったんだけど、カーナビの情報が古かったらしく、道に迷ってしまった。
サツキ:「ねえ、あそこのコンビニに止めて道を聞こうよ」
ヒロシ:「いや、大丈夫だから、しばらく黙っていてくれないかな」
デートって楽しむはずのものなのに、なんだかギクシャクしてしまった。
どうしてこうなったんだろう・・・
■背伸びしたい
好きな女性と一緒にいると、男性はつい背伸びをしてしまうものです。
その男性の背伸びは時と場合によっては良い方向に動きます。
危険なものから彼女を守ろうとしたり、いつも以上に頑張るおかげで力が出たり。
とはいえ、男性の背伸びがいつもよい方向に動くわけではありません。
男性は背伸びをしているときには負けや間違いを認めようとしなくなってしまいます。
なので、道に迷った時には「大丈夫だから、何とかするから」と言ってさらに奥に進んだりしてしまうのです。
こんな時に彼女に「道に迷ったんだから人の聞けばいいじゃないの」と言われると男性は「お前のことは全く頼りにならない」と言われたように感じてしまいます。
これは、男性が背伸びをしている状態だからこそ、頼りにならないというレッテルを貼られることにものすごい恐怖を感じるからです。
女性のみなさん、男性が失敗してムキになっていても、「まあ、私のためにむきになっているんだから許してあげよう」くらいの気持ちになってあげてください。
そうすると、男性もそのうち背伸びをしなくなって失敗を認めていくようになります。
なにより、失敗を責められなかったことを男性は後でものすごく感謝しています。
■背伸びをしない男性が
とはいえ、女性からすると失敗しているときにむきになっている男性は「余裕がない男性」という目で見られてしまいます。
男性は失敗したときには素直に失敗を認めるようにしましょう。
ムキになって「この道できっと正しいから、そのまま行く」という男性よりも、素直に「ごめん、迷った。人に道を聞いてみるね」と言える男性に女性は魅力を感じるものです。
ピンチになった時こそ、深呼吸をして、「彼女のためにはどうすればよいか?」という視点で考えるようにしましょう。
自分の良いところを見せようとすればするほど、素直な気持ちになりづらくなってしまいます。
「相手のために」という視点で考えることが、冷静になる秘訣なのです。
男性にとって失敗とは「ダメな男のレッテル」と同じくらいに怖いものです。
でも、実際にはそんなレッテルは張られません。
そこを頭で理解して、そして失敗した時こそ落ち着く。
これが一番大事なのですね。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する