手抜きのオシャレ3
トオル:「とりあえず、服の見栄えは最低限なんとかなった」
モエミ:「でも、まだなんか足りないよ」
トオル:「そうかなぁ、ここまでくれば普通な感じがすると思うけど」
モエミ:「あ、わかった!バッグがダメなんだ。リュックって変だよ・・・」
■今回はアクセサリー
引き続き、男性の最低限のオシャレについてです。
今回は、アクセサリー関係についてみていきます。
◆メガネ
メガネは、レンズが分厚くなくて、さらにレンズの面積が狭いものにしましょう。
レンズ面が広いものだと、野暮ったい感じに見えてしまいます。
「Zoff」とかで売っている安いものでも大丈夫です。
予算:5,000円から10,000円
◆バッグ
カバン、バッグの注意点は、「機能性を求めすぎない」ことです。
リュックは便利ですが、オシャレに見せるのは難しいので避けましょう。
また、肩掛けカバンも避けましょう。
カバンは手で持つようなものを選ぶとオシャレっぽく見えます。
(セカンドバッグはNGです)
「Paul Smith」や「LAGASHA」あたりのバッグであれば、それなりに見えます。
予算:10,000円から35,000円
◆帽子
帽子はオシャレに気を遣うようになってからかぶるようにしましょう。
手抜きのオシャレの段階で帽子をかぶるのは難しいです。
帽子は頭を目立たせるものなので、髪型など気をつける点が増えてしまいます。(帽子は頭を隠すものではありません)
◆指輪、ネックレス、ブレスレット
この辺は安物を買うと失敗してしまいます。
中途半端にするくらいなら、やめておいた方がよいでしょう。
一番の勘違いアイテムは、「クロス(十字架)のネックレス」です。
クロスのネックレスでオシャレに見せるには、かなり他の部分に気を遣っておく必要があります。(でないと、つり合いがとれなくなります)
手軽にオシャレに見せたいのであれば、革のブレスレット(腕輪)あたりをしておくと無難です。
◆香水
香水は意外とやっておくと良かったりします。
やり方は、何もない空間に香水を拭きかけ、そこに自分が通り過ぎる、という感じが良いでしょう。
(直接香水をつけると、匂いがきつくなりすぎるので)
◆財布
レシートやカードで財布を分厚くするのはやめておきましょう。
カードは、「カードホルダー」にまとめて入れておくようにしましょう。
◆時計
安い時計は、やはり野暮ったく見えてしまいます。
わざわざ高いものを買う必要はないので、無ければ携帯の時計を見れば大丈夫です。
■オシャレは犠牲
オシャレについて知っておいてもらいたいことがあります。
それは、オシャレは機能を犠牲にしなければ成り立たない、ということです。
生物の世界では、ハンデを背負っても生きていける、ということを異性に示すことで強さをアピールするという法則があります。
たとえば、クジャクの羽。
クジャクは羽をキレイに保つのは大変です。
機能的には、傷ついていても良いし、もう少し短い方が動きやすいのに、あの羽を大事にする。
それは、機能を失っても生きていける強さを示すことができるからです。
オシャレもクジャクの羽と一緒です。
機能的には、もっと良いものがあるでしょう。
メガネで言えば、レンズ部分が広い方が便利なのは確かです。
しかし、オシャレはその機能を削るからこそ、生まれてきます。
この点を理解して、機能とオシャレのバランスをとることが大切です。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する