« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

手抜きのオシャレ3

トオル:「とりあえず、服の見栄えは最低限なんとかなった」
モエミ:「でも、まだなんか足りないよ」
トオル:「そうかなぁ、ここまでくれば普通な感じがすると思うけど」
モエミ:「あ、わかった!バッグがダメなんだ。リュックって変だよ・・・」


■今回はアクセサリー

引き続き、男性の最低限のオシャレについてです。
今回は、アクセサリー関係についてみていきます。

◆メガネ

メガネは、レンズが分厚くなくて、さらにレンズの面積が狭いものにしましょう。
レンズ面が広いものだと、野暮ったい感じに見えてしまいます。
Zoff」とかで売っている安いものでも大丈夫です。
予算:5,000円から10,000円

◆バッグ

カバン、バッグの注意点は、「機能性を求めすぎない」ことです。
リュックは便利ですが、オシャレに見せるのは難しいので避けましょう。
また、肩掛けカバンも避けましょう。
カバンは手で持つようなものを選ぶとオシャレっぽく見えます。
(セカンドバッグはNGです)
Paul Smith」や「LAGASHA」あたりのバッグであれば、それなりに見えます。
予算:10,000円から35,000円

◆帽子

帽子はオシャレに気を遣うようになってからかぶるようにしましょう。
手抜きのオシャレの段階で帽子をかぶるのは難しいです。
帽子は頭を目立たせるものなので、髪型など気をつける点が増えてしまいます。(帽子は頭を隠すものではありません)

◆指輪、ネックレス、ブレスレット

この辺は安物を買うと失敗してしまいます。
中途半端にするくらいなら、やめておいた方がよいでしょう。
一番の勘違いアイテムは、「クロス(十字架)のネックレス」です。
クロスのネックレスでオシャレに見せるには、かなり他の部分に気を遣っておく必要があります。(でないと、つり合いがとれなくなります)
手軽にオシャレに見せたいのであれば、革のブレスレット(腕輪)あたりをしておくと無難です。

◆香水

香水は意外とやっておくと良かったりします。
やり方は、何もない空間に香水を拭きかけ、そこに自分が通り過ぎる、という感じが良いでしょう。
(直接香水をつけると、匂いがきつくなりすぎるので)

◆財布

レシートやカードで財布を分厚くするのはやめておきましょう。
カードは、「カードホルダー」にまとめて入れておくようにしましょう。

◆時計

安い時計は、やはり野暮ったく見えてしまいます。
わざわざ高いものを買う必要はないので、無ければ携帯の時計を見れば大丈夫です。

200806271

■オシャレは犠牲

オシャレについて知っておいてもらいたいことがあります。
それは、オシャレは機能を犠牲にしなければ成り立たない、ということです。

生物の世界では、ハンデを背負っても生きていける、ということを異性に示すことで強さをアピールするという法則があります。
たとえば、クジャクの羽。
クジャクは羽をキレイに保つのは大変です。
機能的には、傷ついていても良いし、もう少し短い方が動きやすいのに、あの羽を大事にする。
それは、機能を失っても生きていける強さを示すことができるからです。

オシャレもクジャクの羽と一緒です。
機能的には、もっと良いものがあるでしょう。
メガネで言えば、レンズ部分が広い方が便利なのは確かです。
しかし、オシャレはその機能を削るからこそ、生まれてきます。

この点を理解して、機能とオシャレのバランスをとることが大切です。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

手抜きのオシャレ2

トオル:「女の人って、男のおしゃれチェックするとき、どこから見るの?」
モエミ:「えーっと、靴かなぁ」
トオル:「え、そんなどうでも良さそうなところから見るの?」
モエミ:「たぶん、結構多くの女の子は靴って言うと思うよ」


■靴がオシャレのミソ

女性の目が靴にいくのは女性は視界が広いために、先っぽやすみっこに視線が集中するからです。(『先っぽ、すみっこ』参照)
なので『靴』はオシャレっぽく見せるには結構気をつけるポイントだったりします。

さて、今回の記事では男性がオシャレをするコツ(下半身)についてです。


■下半身のチェックポイント

下半身のチェックポイントは次のものです。

・靴
・ベルト
・ズボン
・ズボンのはき方
・ズボンの裾(すそ)
・靴下
・ポケット

カジュアルにオシャレっぽく見せるためのコツを見ていきましょう。

◆靴

とりあえず、スニーカーが良いです。
スニーカーの色は白ベースで、ラインが何本か入っているものがよいです。
サンダルなどは上級者向けなので避けましょう。
また、バスケットシューズみたいなもの(ゴテゴテした大きい靴)も避けるようにしましょう。
上級者向けのものを買うと、合わせ方が非常に難しくなります。

予算はだいたい5,000円から13,000円くらいものもがよいでしょう。

◆ベルト

靴を買うときに注意すべきことは、ベルトを同時に買うことです。
靴に入っているラインの色と、ベルトに使われている色を1つは必ず合わせるようにします。
靴とベルトの色が合っていると、オシャレに気を遣っているという記号になります。
ベルトは3,000円から6,000円くらいのものがよいでしょう。

バックルは大きすぎないものにしましょう。
派手なバックルは上級者しか扱えません。

◆ズボン

とりあえず、ジーンズか黒のズボン(パンツ)にしましょう。
半ズボンは避けましょう。
ジーンズは普通の青色にすると上半身の服とだいたいマッチします。
ジーンズには様々な形がありますが、とりあえず「ストレート」か「ブーツカット」を選んでおけば大丈夫です。
(タグに「ストレート」とか「ブーツカット」と書いてあるのですぐにわかります)

ストレートは普通の形。
ブーツカットは、裾が少し広がっているもの。
ブーツカットは、やややせ形の人に合います。

黒のズボンにするときには、折り目が前に付いていないものにしましょう。
折り目が付いていると、フォーマルっぽく見えてしまいます。
また、模様もないものがよいでしょう。(模様があるのは上級者向け)

ズボンは3,000円から5,000円くらいの安いもので大丈夫です。

200806201

◆ズボンのはき方

意外に大事なのがズボンのはき方です。
まず、ベルトはしっかり締めたときの穴から2つくらい余裕を持たせるのが、オシャレっぽく見せるコツです。
ベルトは締めるものではありまえせん。

ズボンは腰で穿く(はく)もの、と理解しておきましょう。

◆ズボンの裾(すそ)

お店で裾上げをしてもらうときの注意点は、ズボンを腰で穿いた状態で、かつ靴を履いてギリギリ裾を踏まない状態にすることです。
靴を脱いだときに裾を踏んでしまうくらいの方がよいでしょう。

◆靴下

長ズボンを穿いているときの靴下は黒で決まりです。
他の色はやめておきましょう。

◆ポケット

ズボンのポケットについては、注意が必要です。
おしりにあるポケットだけは使っても大丈夫です。
おしりにあるポケット以外のポケットはすべて飾りです。

おしり以外のポケットには何も入れないようにしましょう。


■靴とベルトにお金を

オシャレに見せるために重要なことは、安いものだけで服をそろえないことです。
いくつかお金のかかったものを混ぜておくと、全体として気を遣っているように見えます。
下半身の場合、靴とベルトにお金をかけておくと良いでしょう。
ズボンや靴下はユニクロやジーンズメイトなどで購入して問題ありません。

あと、白い靴は汚れやすいので、汚れてきたら洗うようにしてください。
それだけできれば、ほとんど努力なしでオシャレに見えます。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

手抜きのオシャレ1

トオル:「どうも女性にモテるには、顔が良くないと行けないらしいな」
マサト:「そーいう身もフタもないことを言うな。悲しくなってくるだろ」
トオル:「それがさぁ、顔はそこそこ加工可能らしいぞ」
マサト:「加工って、整形か?それはさずがに・・・」
トオル:「そうじゃなくて、そのままの顔で頑張ればごまかしがきくんだって」


■内面と外面

「人は内面が大事」と言われますが、内面は見えにくいので初対面やよく知らない人は、外見で相手をある程度判断しようとします。
特に、異性は外見で判断する量が増えます。
なぜなら、性別が違うために考え方が違う。
考え方が違うということは、内面の良さを判断しづらい。(自分の価値観と違うから)
だから、内面より外面を見てしまう。
こうなっています。

ところが、特に男性の中には「外面なんかじゃなく、俺の内面を見てほしい」という人が結構います。
そんなことは言っても、内面を見てもらうにはまず外面を認めてもらった方が早いので、外面をある程度のレベルに持って行く方がよいでしょう。そもそも内面を見ようとしてくれる人が減っては意味がないですから。


■顔を良くする

一言で外面を良くする、といってもやることはたくさんあります。
このテーマについては、主に男性向けに数回にわたって連載ます。
また、あまりに多くのことをやると辛いので、「最低限ここだけをやっておけば人並み以上になれる」というレベルをまずは目指しましょう。

さて、今回のテーマは「顔」についてです。
男性の顔は女性に一番よく見られる箇所です。
この顔ですが、ちょっと手を加えるだけでかなりよく見えます。

顔で大事なのは以下の点です。

・髪の毛
・眉毛
・肌
・歯
・ヒゲ

1つ1つ手入れの方法を見ていきます。

200806131

◆髪の毛

髪の毛は出かけるときには必ずセットするようにしましょう。
髪をセットする際には、整髪料を使ってください。

オシャレの基本は「オシャレしている」という状態を相手に見せることです。
整髪料を使うと「気を遣っている」と相手に見られるので、オシャレっぽく見えます。

オススメの整髪料はワックスです。
ワックスの使い方は、以下の通りです。(注:クシは使いません)
(1)ワックスを手のひら全体にまぶす
(2)髪の毛をドラゴンボールのスーパーサイヤ人並みに立たせる
(3)立たせた髪の毛を手で握りながらまとめていく

わからなければ、美容室で使い方を聞いてみましょう。
美容室は怖いところじゃないので、ホットペッパーなどのタウン誌を見て予約を入れて行けば大丈夫です。

◆眉毛

男性が忘れがちなのが眉毛の手入れです。
男性は年をとってくると眉毛が長く伸びていく傾向があります。
眉毛を伸ばしたままでいると、清潔感が無くなっていくので、カットするようにしましょう。
また、眉毛が太い人は眉の下の方を剃るようにしましょう。(抜いても良いです)

眉毛の形を初心者が整えるのは難しいので、美容室でカットしてもらうことをオススメします。
そのカットされた形を自分で写メを撮って残しておくと次から自分でできます。

◆肌

乾燥肌と、オイリー肌の人は対策をとるようにしましょう。
乾燥肌は水分が不足していて肌がカピカピになった状態。
オイリー肌も水分が不足していて、水分が蒸発しないように肌に油膜をはっている状態です。

どちらも水分不足なので、水分を補給するとある程度収まります。
化粧水を付けて顔に水分補給をする、そして、乳液を付けて水分が外に出ないように蓋をする、という順番で顔のケアをしてください。
高いものを少量よりは、安いものを顔全体にしっかりと塗る方がよいです。

また肌がすぐにオイリーになる方は、あぶらとり紙を持ち歩きましょう。
油をとっておくと、顔に清潔感が出てきます。

◆歯

歯の黄ばみは結構目立ちます。
歯医者さんに行けば、保険の範囲内で黄ばみを落としてくれます。
(歯を白くするのは別料金ですが、普通の人が白くすると不自然になるのでやる必要はありません)

定期的に歯医者さんに行って、歯の黄ばみを落としてもらいましょう。
あと、口臭が気になる方はミント系のものを買ったり、食後にミルク系のものを呑むなど工夫しましょう。

◆ヒゲ

ヒゲを伸ばす場合には、きちんと手入れをしましょう。
手入れをしたヒゲは、格好良く見えます。
手入れができない場合には、ヒゲを全部剃るようにしましょう。
ヒゲは伸ばすよりも剃る方が手入れとしては楽です。

また、顔の産毛は剃っておきましょう。
首の回りも剃っておくと良いでしょう。
あと、耳も産毛剃りで剃っておきましょう。耳は手入れが忘れやすい部分ですが、女性からはよく見える部分です。
忘れがちなので要注意です。
(ちなみに、顔の産毛剃りを使って眉毛も整えられます)

■手入れをすることが大事

以上が、顔の手入れで最低限やっておけばOKというレベルです。
項目は多いように見えますが、やることはそれほど多くありません。
女性はこの手入れの10倍くらいはやっています。
男性はそれほど手入れが難しくないので、是非やってくださいね。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

オシャレの期待値

ミキオ:「なんていうかさぁ、もう少し白系の色を加えた方が女らしくていいと思うよ」
ナツミ:「そうですか。先輩の言うとおり、今度ファッションチェンジしてきますね」

とある会社でのなにげない会話。
この会話のおかげで、ミキオは女子社員たちに幻滅されることになる。

ある日、ミキオが私服で出社した。
その日の夜の女子社員のみの宴会では、ミキオのことが話題に上っていた。
ある女子曰く、「ミキオさんの服装にはがっかりしました」


■期待値向上

ミキオさんの服装は実際にはひどいものではありませんでした。
平均より上のファッションレベルだったのです。
前提が何もなければ、そんなもので大丈夫、と言われるところだったでしょう。

しかし、ミキオさんは女子社員にファッションのことで口を出してしまいました。
このせいで、女子社員からは「ミキオさん=ファッションにうるさい」というイメージができてしまったのです。

女性の服装に対して、あれこれ口を出してしまうと、口を出した男性は「オシャレである」という期待をされてしまいます。

この上がった期待値に答えられないと、女性からは幻滅されてしまうのです。

200806061

■男は男以上に女を見る

多くの男性は男性の服装よりも、女性の服装の方を多く見ています。
そのため、女性の服装に関しては思うところ男性は持つようになります。

女性はと言うと同性の服装もしっかりと見ています。
女性は男性の服装も、女性の服装もきっちり見ています。
オシャレな女性は、男女両方のオシャレをしっかりとチェックしています。

つまり、女性からするとファッションに厳しいと言うことは、男女両方のファッションをしっかりとわかっている、という理屈になるのです。

ファッションに自信がない男性は、あまり女性のファッションに口を出さないようにしましょう。
でないと、女性に期待値が上がってしまい、大変なことになってしまいます。

相手に対して口を出すときには、相手がどのような思考をするかを知っておく必要があるのですね。

そんなわけで、次からは男性のファッションについて書いていきます。
ファッションが苦手な男性向けの内容にしますので、楽しみにしていてください。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

人間・性差

男女の心理の違いについて講演を行うと、このような質問をする人が結構いらっしゃいます。

「男女の心理って違うのはわかるけれど、それって誰もが当てはまるワケじゃないと思います。そんなものを広げるのって危険ではないですか?」

なるほど、納得の意見です。
では、そもそも男女の違いってどういうものなのでしょうか?


■性差の位置づけ

人間の性格、性質を決めるものには以下のようなものがあります。

200805301


人間全体で共通の性質もあれば、性差によって決まるもの、地域文化や気候などから受ける影響、家庭から受ける影響、そして個性があります。
これらすべてがまざって、人間の性格が決まっています。

多くの心理学では、『人間』という層についての研究が行われています。
そのためか、男女の違いについてはこれまであまりふれられずに来ました。


■性差に注目する理由

人間全体に注目をすると、人と人との違いが見えづらくなってしまいます。
というのも、人間に共通する性格は誰しもが持っていることですから。
しかし、すべての部分が共通化というと人によって全然考え方が違っています。

よく「自分のしてほしいことを他の人にもやってあげるとイイよ」という言葉を聞きます。
これは「自分と相手が同じ」という視点で考えています。
しかし、自分と相手とは違う人間です。
自分がやってほしいことを相手がしてほしいとは限らない。
相手のしてほしいことを、相手の立場に立って考える。

これが大切なのです。

性差というのは(男性と女性に絞っていますが)、人と人との違いがかなり明確に出てきます。

性差を勉強していくと、「ああ、自分と相手とは違うのだな。相手はどうしてもらうと嬉しいのだろう」という思考に自然になっていきます。
私が性差を広めている理由の1つが、この「自分と相手の違いを知る」ことにつながるからです。

200805301_2

性差を勉強すると、自然と個性についても注目するようになるのです。

「『男心と女心』を読んでいていたら、彼(彼女)の言動に腹が立たなくなりました」という感想をいただくことがあります。
人と自分が違うってわかっていれば、「あ、そういうものなんだ」と自然に受け止められるようになっていくのですね。


イラスト:上田 城

織田隼人 |