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付き合いと約束

ミサキ:「私たち、付き合っているんだよね?」
ヒロシ:「え、何を今更・・・付き合っているって意識だったけど」
ミサキ:「だって、『付き合ってほしい』と言われなかったんだもん。心配になるもんだよ、女の子って」
ヒロシ:「そうなのかぁ、恥ずかしくていえなかったけど、そういうの、大切なんだね」

心が通じ合えばそれで恋は成立する、と言うけれど、やっぱり「付き合ってほしい」という言葉は大切。
この「付き合ってほしい」という言葉にはどんな秘密が隠されているのでしょう。


■約束

恋愛において『片思い』『両思い』『付き合っている』というのは、それぞれ違う状態を指します。

『片思い』は片方が好きという状態。
『両思い』は両方が好きという状態。
『付き合っている』はお互いが付き合っていると認識している状態です。

一見、『両思い』と『付き合っている』は同じように見えますが、全然違う状態を指すのです。
なぜなら、『付き合っている』という状態は、一種の「約束」がお互いの間に成立しているからです。
『付き合っている』状態ではお互いが「付き合いましょう」「そうしましょう」という約束が(時には暗示的に)なされています。

この『約束』の存在によって、相手に対する信頼が生まれていきます。

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■信頼と態度

人間関係、恋愛関係において信頼というものは、なかなか作りづらいものとなっています。
「僕はこういう気持ちだ」「私はこういう気持ちだ」と相手に伝えても「それは変化しうる」ということが、相手はわかっているからです。

しかし、「気持ちの変化は(当面)おこりません」ということを相手に伝えると、相手は「そうか、大丈夫かも」と思うようになります。
「付き合いましょう」と言うことは、「アナタのことを好きな状態のままいます」「アナタのことを大切にします」と伝えることに他なりません。
その約束を行うことによって、相手から信頼を得ることができるのです。

なし崩し的に付き合うよりも、付き合うという宣言をした方が『信頼』が生まれやすいのもこの約束の理屈が働くためです。

シャイな男性にとっては「付き合おう」ということは恥ずかしいかもしれませんが、言った方が相手も安心するので、できる限り言うようにしましょう。


イラスト:上田 城

織田隼人 |

彼女の心を離さない

トオル:「俺さぁ、もしかして彼女に釣り合ってないんじゃないかって、不安になることがあるんだよ」
タカシ:「確かに、彼女さん美人だもんなぁ。でも、不安になっても何も変わる訳じゃないし、しょうがないよ」
トオル:「そうだよな。それより、何ができるか、だよな」


■彼女の受け止め方

彼女と付き合いを恒久的にする、そして、彼女自身が「この人と離れたくない」と感じるようにするには、何をしたらよいのでしょう?

答えはいくつかあるでしょうが、その中でも大切なことの1つが、自然体の彼女を受け止めることです。

多くの女性は男性と付き合うときに「素の自分を出すと嫌われるのではないか」と少なからず思っています。

つまり、素の女性を受け止められるようになると、その彼女は「私のことをわかってくれる人がついに見つかった」と思い、彼と別れる気など無くなっていくのです。

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■覚悟と自己開示

彼女から「自然体」の部分を聞き出し、それを受け止めることができれば、彼女に1つ安心を与えることになり、結果的に二人の絆は強くなります。
では、彼女に「素の自分」「自然体」を出してもらうにはどうしたらよいのでしょう?

ここで大事なのが「聞き役に回ること」と、「自分の意見を言う前に共感すること」です。

聞き役に回ることで、自分の話が中心になっている状態から、相手を中心とした話に転換することができます。
また、主役になった側は「主役になっているという状態」により気持ちも良くなるので、話も弾みます。

自分の意見を言う前に共感するというのは、男性には是非身につけてもらいたい部分です。
というのも、反論されたり、持論を展開されたりすると、女性は「話しづらくなっている」と感じるからです。
共感してもらえたり、意見を受け止めてもらえるという状態にならなければ、なかなか自分の深い部分までを相手に伝えることはできません。
なので、男性は「この人はそう考えているんだ。確かにそういう考え方もありだな」と相手の言葉を受け止めると良いのです。

聞き役に回ることができ、共感力を身につけることができれば、男性は女性の自然体の部分を引き出すことができるようになります。

もちろん、自然体と言えば聞こえはよいですが、ちょっとグータラな部分だって女性にはありますし、いわゆる「女らしくない」部分だってあるはずです。
でも、それも含めて彼女なのですから、そこは受け止められるといいですね。

是非、彼女の素の部分を受け止め、より強固な関係を作っていってください。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

まっすぐ見られない

ミキ:「今日は真剣な話があるの、聞いてくれる?」
ノボル:「うん、聞くよ」

・・・・
ミキ:「だからね、こういうことなの」
ノボル:「そうか・・・・」(でも、実際はどうなのだろう・・・わからないな)
ミキ:「ねえ、聞いてる?」
ノボル:「うん、聞いてるよ」
ミキ:「そんなこと無い、上の空になっているでしょ!」

しっかりと聞いているはずなのに、怒られてしまうノボル。
どうして怒られたのでしょう?


■視線の先には・・・

男性は話をしっかり聞いているつもりなのに、女性から「話を真剣に聞いてくれていないでしょ」と言われるシーン、意外にあったりします。
男性が真剣に聞いていても、女性からするとそうは見えないという状況が発生しているために、女性がこのようなことを言うのです。

というのも、女性が話を真剣に聞く場合と、男性が話を真剣に聞く場合とでは少し動き方が違うので、女性が「真剣に聞いてくれていない」と感じるのです。
女性が相手の話を真剣に聞く場合は、しっかりと相手の目を見て、そらさないようにします。

ところが、男性の場合は違います。
男性が相手の話を真剣に聞く場合は、考える間は目を宙に浮かせるのです。

そのため、女性からすると「目が宙を泳いでいる、話を真剣に聞いてくれていない」と感じるのです。


■考えるため

どうして男性は話を聞いているときであっても、目が宙に浮くのかというと、男性は考えるときには視線をそらそうとする性質を持っているからです。

男性は考えるときには、考えることに集中しようとして、ものを見ないようにします。
だから、視線が宙に浮くのです。

女性の方は、是非、この事実を知っておいてください。
男性は目をそらしていても、真剣に聞いていることが多いのです。

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さて、男性はどうすればよいのか、というと、すこし頑張れば相手の女性に視線を投げ続けることができます。
やり方は簡単です。
考えるよりも、視線を相手に向けることを優先するのです。

結局、話している人が話に集中すればするほど、本人が結論をまとめていくことができます。
相手の集中を乱さないようにすれば、聞き手が納得する以上に話し手の満足度が上がります。
ここを理解して、「ん?なんでこうなるの?」と思ったときでも、考え込むのではなく、相手を見るようにすると、結果的によい方向に向かうのです。

話を聞くときには、「言葉」だけではなくて「態度」も求められるもの。
態度は忘れがちになってしまう部分ですので、ここまで気を配ることができるように、トレーニングをしていきたいですね。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

30分をプレゼントしよう

ユミコ:「理想の男性って、カッコ良くて、優しくて、それでもって尊敬できる男性かな」
タケル:「まあ、そういう男って実際はいないし、いてもその彼に釣り合う彼女がいたりするもんだから、なかなか手に入りにくいと思うよ」
ユミコ:「そーなんだよねぇ。それはともかく、私の心を支えてくれる人がいいな」
タケル:「そーいう人、いるといいね。でも、心を支えるって、何をすればいいんだろうね」
ユミコ:「確かに、何をしてもらえれば、心が支えられてるって感じるんだろ?」


■理想の彼氏

男性が考える理想の彼氏像と、女性が考える理想の彼氏像は、大きく違っています。

男性が理想の彼氏になろうとするときには、女性視点での理想の彼氏を目指すと言うことが大切ですよね。
なにしろ、満足させるべき相手は相手の女性ですから。

では、男性が、女性の考える「理想の彼氏」に近づくために、いったい何をすればよいのでしょうか?


■彼女のために時間を作る

多くの女性にヒアリングをしていると、女性が男性に求めるものは以下のようなものがあることがわかります。

・頼りがいがあること
・経済力があること
・尊敬できること
・気が合うこと

この中で、上の3つは、男性にとってもわかりやすいものです。
ところが、「気が合う」という部分は、「話が合う」というだけではなく、心を分かち合える、という意味も含まれています。
この心を分かち合える、と言う部分が男性にはわかりづらいところです。

女性からすると、付き合った男性とは、たくさん話し合って、心を通わせたい、と思うものです。
ところが、男性は付き合って時間がたつと、「相手のことはわかっているので、特段はなさなくても大丈夫」と考えるものです。
ここで、理想の彼氏から男性が離れていってしまうのです。

付き合ってからの方が、女性は男性と話をしたいと思います。

このことに男性が気づいて、女性と話す時間を持つだけで、女性の満足度は大きく変わってくるのです。

2日から3日に1回くらい、30分でも女性と話す時間を作ることができれば、女性は大いに満足します。

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少し時間を作ることで、理想の彼に大きく近づくことができます。
「気が合う」という部分が、かなり満たすことができるようになるからです。

電話でも良いので、彼女と話す時間を作ってみてください。
彼女にとっては話すということが、二人の心をつなぐとても大切なことなのですから。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |