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痛い話を聞こう

ミキ:「ウチの上司って、仕事上の問題点を指摘すると、すぐに耳を閉ざすんだよねー」
マリ:「私のところの上司は聞いてくれるよ。女性上司だからかなぁ」
ミキ:「きっとそうだよ。だってウチの上司は男だもん」
マリ:「でもさぁ、どうして男の上司って耳の痛い話になると、耳をふさぐんだろうね」

男性上司は、知らないところで女性の部下から「話を聞かない上司」と認定されているのであった。


■正しい上司の姿

女性の職場での不満の1つが、「男性の上司が自分の話を聞いてくれないこと」だったりします。
ところが、その男性上司自身はというと、「自分は管理者としてしっかりやっている」と思っていることが多いのです。

どうして、このようなすれ違いが起きるのかというと、『女性が考える正しい上司の姿』と『男性が考える正しい上司の姿』が異なっているからなのです。
この違いについて見ていきます。


■心のケアまでが上司の仕事

女性は、上司の仕事の範囲を『仕事のケアの他に、職場での雰囲気作りや(ある程度の)部下の心のケアまでを行うこと』と考えます。
たとえば、職場で嫌なことがあったとき。
それを上司に報告すると、「そうだね。それは問題だね」と聞いてくれる。
ここまでを女性の部下は求めていることが多いです。

ところが、男性は上司の仕事の範囲を女性とは違うように考えています。
男性は上司の仕事の範囲を『仕事の効率が上がるような体制を作ること』と考えています。
このため、心のケアや職場の雰囲気などは後回しにされるか放置されるのです。


■痛い話

女性の部下が男性上司に「自分の仕事のここが問題だ」といった感じのことを言うと、男性上司は「また、不満を聞くことになるのか・・・」と耳を閉ざしてしまうことがあります。

男性上司にとって「不満を聞くこと(つまり、心のケアをすること)」という仕事は自分の仕事の対象外なのです。
だから、「男性上司は痛い話に耳を貸さない」と女性に思われてしまうのです。

男性上司からすると、不満を言われると「改善しなければならない」と考えるところでしょうが、すべてにおいて改善する必要はありません。
大事なところだけ、対応する。
あとは、とりあえず女性部下の話を聞く。
それだけで、女性部下からの信頼を勝ち取ることができます。
なぜなら、女性は話をするだけでも、ある程度の不満を自分で解消させることができるからです。
つまり、話を聞くことで、女性部下への心のケアができてしまうのです。

たとえそれが「面倒な話」や「会社に対する愚痴」であっても、「自分が全部それを背負って改善しなければ」とは考えずに、まずは聞くだけでも良いのだ、と考えて聞いてみるようにしましょう。


■痛い話を言う前に

ところで、女性の部下の視点から何かできることはないでしょうか?
実は、あったりします。

男性は「自分が改善できないことを相談されても、ストレスがたまるだけ」という性質を持っています。
女性が上司に話したくなるものの大半が「実はどうしようもないこと」だったりします。
ほとんどが改善されずに、現状維持されるものばかりでしょう。
だから、それらの話を聞いても男性上司には何もすることができない。
その点を理解して、「こういう話を男は聞かないものだ」と認識してあげましょう。

ただし、「改善が必要」な話もあるかと思います。
それらは、しっかりと「これは改善が必要なテーマである」と上司に認識させる必要があります。
時には改善提案書を作ったり、また、上司に時間がなさそうなら自分自身に白羽の矢を立てて、「私が行動し、責任をとります」という形で持って行くことをおすすめします。
そうすれば、男性上司にとっては「仕事の話である」という認識が生まれるからです。

職場で男女の心理の違いを知っておくように、と相手に言ってもなかなか分かってはもらえないものです。
職場という場所だからこそ、気づいた方が相手の立場を理解して行動していきたいものですね。



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織田隼人 2008/02/01 |

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