OKの範囲
ミノル:「今日のデートはサッカー観戦にしようよ」
ユミ:「う、うん」
ミノル:「楽しみだねー」
ユミ:「そうだね」
たったこれだけの会話。
これが積み重なっただけで、後の二人の関係が大きく揺るがされることになるとは、ミノルは思いもしなかった。
■OKの範囲が違う
女性は、「OK」という意思表示をするとき、「もちろん」という意味を含めて言う場合と、「しかたないか」という意味を含めて言う場合の2つがあります。
「しかたないか」という意味を含めてのOKの場合、少なからず女性に不満がたまることになります。
これが要注意なところです。
女性は男性よりもOKの範囲が広いのです。
図にしてみるとこんな感じです。
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女性はOKの範囲が広いため、多少いやなことでも、OK「いいよ」と言うのです。
一緒にDVDを借りに行ったとき男性が「アクションものをみよう」と言うと、
女性は「今日はミステリーがいい」と思っていても、「まあ、いいよ」と答え
ることがあります。
この場合、男性は「OKがでたのだから問題なし」と思うのですが、女性の本心はそうではありません。
「今回は引いたので、次回は私の思ったとおりにしてほしい」と女性は思っているのです。
■聞くのが大事
女性のOKは広いので、男性は「こうしよう」と言うのではなく「こうするのはどう?」と聞くようにしましょう。
「スポーツ観戦に行こう」と言うのではなく「スポーツ観戦はどう?」と聞くようにすれば、遠慮しがちな女性であっても「映画はどうかな?」と言うことができます。
上手に女性の意見を聞き出せれば、女性の不満もたまることはありません。
女性のOKの範囲を理解していれば、相手の意見を引き出すのが上手になるのですね。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する