忘れっぽい
ノリコ:「頼んでいた、リンゴ、買ってきてくれた?」
ヒロシ:「あ、ごめん、忘れてた・・・」
ノリコ:「どうして、すぐに忘れちゃうのよ。本当は最初から買おうと思ってなかったんでしょ」
ヒロシ:「そんなことないって、偶然忘れただけだから。本当にゴメンってば」
忘れるつもりはなかったのに、忘れてしまう。
これって本当なのでしょうか?
■優先順位
かなり前になりますが、『男性は1度に1つのことしかできない。女性は1度に複数のことができる』ということを記事にしました。
この男性の1度に1つのことしかできない、というのが今回のキモの部分になります。
男性は1度に1つのことしかできないため、何か行動をするときには優先順位付けを行います。
この優先順位付けを行った結果、優先順位が低いと思ったものについては、忘れやすくなるのです。
なぜなら、1度に1つのことしかできないため、優先順位が低いものは、ほかの作業をやっているときに頭から離れていきます。
女性であれば、「これをやらなきゃ」と思ったことは、別の作業をやっている間でも頭の片隅に「やるべきこと」が残っていたりします。
しかし、男性は何か作業をやっていると、他のことは頭から消えてしまう。
だから、優先順位の低いものは忘れやすくなっているのです。
■大事に思っている?
ここからが大事なところですが、女性からすると「忘れるってことは、優先順位が低い。優先順位が低いってことは、大事だと思っていない。つまり、私のことを大事に思っていないから、用事を忘れたんじゃないの?」と感じてしまうことがあります。
しかし、これは間違いです。
男性は彼女や奥さんのことは大事に思っています。
たとえば、彼女が事故にあったりしたら、一番に駆けつけようと考えている男性がほとんどです。
男性の優先順位は、危険度、リスクに高い評価がおかれています。
だから、リスクの低い買い物などが忘れられてしまうのですね。
男性が忘れっぽいのは、そういう仕様に生まれてきたからです。
そんなものだと思って、対策をとっておいてあげてください。
たとえば、リマインダーでメッセージを送るだけでも、忘れていた買い物を思い出してくれます。
元々、やる気がないわけではないので、思い出させてあげるだけでも、用事をやってくれる可能性はぐっと上がります。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する