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彼を英雄に(名将の妻)

とある外資系コンサルティング会社に勤めている女性のお話しです。
その彼女には彼氏がいました。
もともとその彼氏は勤め人でしたが、あるとき音楽の道を目指そうと会社を辞めました。
しかし、音楽の道は高く険しい。さらに彼には収入の当てもない。
彼女は彼に「お金は私が何とかするから」といって、彼に生活費を渡しました。

しかし、彼はそのうちニート化していきました。
彼女が出してくれたお金で生活をし、音楽の活動に打ち込むかと思いきや、「音楽の道は厳しいのでそう簡単には上手くいかない」と言って家でぐったりとする生活を送り始めたのです。
だからといって、就職活動をするわけでもなく。
最終的には、ヒモと呼ばれるような生活になり、その後二人の関係にも終わりが来ました。


■ストレスがポイント

このケースでは、「彼のために」と思って彼女が彼にお金を渡したことが失敗の始まりでした。
というのも、人はストレスが少ない状態ではやる気を無くしてしまうからです。
特に男性は低ストレス状態だと無気力になる傾向が強いのです。

本来であれば、お金が無い状態になり、必死で努力をしなければならない、という状態に彼は追い込まれるはずだったのです。
そういう、ある程度ストレスの強い状態になれば、男性は必死で頑張ります。

このように、男性が成功するように仕向けるには、ある程度のストレスを感じてもらう必要があるのです。


■名将の妻の特徴

名将の妻と呼ばれる人がいます。
現代で言えば、名経営者の奥さんであったり、名スポーツ選手の奥さんに当たる人です。
こういう名将の妻と呼ばれる女性たちには似たような特徴が3つあります。

(1)高い目標を彼に与える。
→名将の妻は「私は1億くらいの収入がないと、生きていけないわ」ということを彼に平気で言います。しかも、結構本気です。
名将の妻の夫達としてはこのように言われることによって、「1億稼がなくちゃな」という良い意味でのストレスを感じることになります。

(2)高い目標を出来て当然のように言う。
→「あなたなら1億稼ぐのはできるはず」とか「あなたの能力だったら1億くらい稼ぐのが当たり前」というように、名将の妻達は夫達の能力を目標を実現するに対して妥当な能力を持っていると言います。
そういわれた彼らは「まあ、できるんなら、やるしかないな」と考えるようになるのです。

(3)妥当なリスクは甘受する。
→大きな目標を実現するときには、現状の延長線上では不可能なことが多々あります。
今までとは全く違ったやり方が必要なことがあるのです。
例えば、転職して業界を変えるとか、起業をするとか。
こういうリスクに対して、名将の妻達は「このリスクは妥当であるか」ということを考えます。
リスクに対してリターンが少なすぎれば案を却下し、リスク以上にリターンを期待できる場合には現状の安定を捨てることを許可します。

■彼は英雄になれる

どうして、名将の妻が3つのことをやれば男性が英雄になれるのかというと、もともと男性には「英雄願望」があるからです。
その英雄願望をあきらめさせないために、上手にストレスを与えつつ、道を外さない程度には注意を払う。
こうすることで、彼は英雄に近づくことが出来るのです。

彼をニートにしたい場合には、彼の欲しいものをすべて与える。
彼を英雄にしたい場合には、彼に欲しいものを伝える。
このちょっとした違いが、男性の成長を大きく変えるのです。


イラスト:おかじ伸


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織田隼人 2007/10/12 |

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