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自分の納得よりも未来を

トモミ:「もうダメなのはわかっているけど、最後くらい会って別れる理由をきっちり説明して欲しい・・・」

トモミはわがままで彼を困らせたことによって、彼の愛情を失ったことは、何となくであるがわかっていた。
そして、それが原因で、彼に電話で「別れよう」と言われたことも。

トモミ:「でも、納得いくように会って話をして欲しい」
トモミは、また同じ事を空に向かってつぶやくのであった。


■会って話がしたい

彼や彼女から電話やメールで別れを切り出された。
なんとなく、相手の意思は確たるものだとわかっている。
こんな時であっても、人は「会って話をして、納得させて欲しい」と思うものです。
別れるときに会って話をして納得させて欲しい、と思う気持ちは女性の方が強い傾向があります。

でも、ちょっと待ってください。
確かに、会って納得させてもらえた方が振られる側はよいかもしれません。
しかし、振る側は必ずしもそうするとは限らないのです。


■振る側の心理

恋人と別れるとき、会って「別れよう」と相手に伝え、相手が納得するまで話をするのは、振る側にとって相当心理的負担がかかります。
そのため、相手が必ずしも納得するまで説明してくれるとは限りません。
(それが、良い、悪いは別問題ですが)

また、納得するまで説明することによる心理的負担が発生することにより、今後復縁の可能性も減らしてしまいます。

もし、最後の可能性にかけているのであれば、「納得するよう説明して欲しい」という気持ちはいったん横に置いておいて、復縁の可能性にかけた方が良いでしょう。

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■振られる側で出来ること

多くの場合、振られた人が「納得できるように話して欲しい」と言っている場合、本心では「最後の可能性があるはず。理由さえ聞けばそこを直してヨリを戻せるかもしれない」と考えています。

この「納得させて欲しい」という表面上の感情ではなく、「ヨリを戻したい」という本心に目を向けるようにしましょう。

たいていの場合、自分がダメだったところはわかっているはずです。
「素直に気持ちを示せなかった」とか「自分がいてよりも好きすぎて依存してしまった」とか「わがままを言いすぎた」とか「調子に乗りすぎてしまった」とか。
こういう部分を半年くらいかけて修正し、生まれ変わった姿で再度、元恋人に会った方が復縁の可能性は高くなります。
特に女性の場合であれば、半年ほど我慢すれば復縁の可能性も上がります。
なぜ半年我慢するのかは、来週お伝えします。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

ルールを知ろう

カオリ:「あの、部長。人事部に提出するこのシート、やっぱり全員に書いてもらわないとダメでしょうか?」
部長:「確かに面倒だよね。でもそれが決まりというかルールだからね。守らないと」

カオリ:「こんなに本部に提出するデータが増えたら、データ作るので仕事が終わってしまって部門の仕事が出来なくなってしまいますよ」
部長:「だったら、記入例をみんなに配ってそれを見て書いてもらおう」
カオリ:「・・・それ、人事部の本来の目的とずれちゃいませんか?」
部長:「いいんでないの? ルールは守っているんだし」

男性の部長と、女性部下との会話。職場でありがちな風景。
意味あるものが、無意味になる瞬間。
そもそも、そのシートを集めることが部門の仕事の時間を奪ってまでやるべき事なのかすら判らないまま、作業は進むのであった。


■ルールが肝心の男性

冒頭の会話で、部長の男性らしい発言がありました。
「いいんでないの? ルールは守っているんだし」
これ、ものすごく特徴的です。

男性は、ルールの範囲内であれば、多少裏技的なことをしてもOKである、と考えます。
裏技を使うことは「機転が利いている」と考えるのです。

女性であれば、「それって意味無いんじゃ」とか「裏技と言うより反則じゃないの?」と感じるところでも、男性的にはOKなのです。
だから、男性は「法律解釈」で妙に頑張ったり、サッカーやアメフトなどのゲームで「ルールすれすれ」の事を行うことに燃えたりするのです。

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■仕事を上手くやるコツ

男性は、仕事をする際には「ルールの中でどれだけ成果が出せるか」ということを、能力の判定基準にしています。
ルールは守る。
ただし、ルールの範囲内であれば多少の裏技はOK。
しかし、ルール違反はNG。

残念ながら、正しいことをしたとしても、その職場でルール違反であれば、男性からは評価はされにくいのです。
女性は男性のこの性質をを理解しておけば、仕事がかなりスムーズに進みます。

男性がいる場所では、少なからず何かしらの「ルール」が存在しています。
そのルールをめざとく見つけることが出来れば、そして、そのルールの範囲内で効果を出せば、男性からの評価がグッと上げることができます。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

彼を英雄に(名将の妻)

とある外資系コンサルティング会社に勤めている女性のお話しです。
その彼女には彼氏がいました。
もともとその彼氏は勤め人でしたが、あるとき音楽の道を目指そうと会社を辞めました。
しかし、音楽の道は高く険しい。さらに彼には収入の当てもない。
彼女は彼に「お金は私が何とかするから」といって、彼に生活費を渡しました。

しかし、彼はそのうちニート化していきました。
彼女が出してくれたお金で生活をし、音楽の活動に打ち込むかと思いきや、「音楽の道は厳しいのでそう簡単には上手くいかない」と言って家でぐったりとする生活を送り始めたのです。
だからといって、就職活動をするわけでもなく。
最終的には、ヒモと呼ばれるような生活になり、その後二人の関係にも終わりが来ました。


■ストレスがポイント

このケースでは、「彼のために」と思って彼女が彼にお金を渡したことが失敗の始まりでした。
というのも、人はストレスが少ない状態ではやる気を無くしてしまうからです。
特に男性は低ストレス状態だと無気力になる傾向が強いのです。

本来であれば、お金が無い状態になり、必死で努力をしなければならない、という状態に彼は追い込まれるはずだったのです。
そういう、ある程度ストレスの強い状態になれば、男性は必死で頑張ります。

このように、男性が成功するように仕向けるには、ある程度のストレスを感じてもらう必要があるのです。


■名将の妻の特徴

名将の妻と呼ばれる人がいます。
現代で言えば、名経営者の奥さんであったり、名スポーツ選手の奥さんに当たる人です。
こういう名将の妻と呼ばれる女性たちには似たような特徴が3つあります。

(1)高い目標を彼に与える。
→名将の妻は「私は1億くらいの収入がないと、生きていけないわ」ということを彼に平気で言います。しかも、結構本気です。
名将の妻の夫達としてはこのように言われることによって、「1億稼がなくちゃな」という良い意味でのストレスを感じることになります。

(2)高い目標を出来て当然のように言う。
→「あなたなら1億稼ぐのはできるはず」とか「あなたの能力だったら1億くらい稼ぐのが当たり前」というように、名将の妻達は夫達の能力を目標を実現するに対して妥当な能力を持っていると言います。
そういわれた彼らは「まあ、できるんなら、やるしかないな」と考えるようになるのです。

(3)妥当なリスクは甘受する。
→大きな目標を実現するときには、現状の延長線上では不可能なことが多々あります。
今までとは全く違ったやり方が必要なことがあるのです。
例えば、転職して業界を変えるとか、起業をするとか。
こういうリスクに対して、名将の妻達は「このリスクは妥当であるか」ということを考えます。
リスクに対してリターンが少なすぎれば案を却下し、リスク以上にリターンを期待できる場合には現状の安定を捨てることを許可します。

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■彼は英雄になれる

どうして、名将の妻が3つのことをやれば男性が英雄になれるのかというと、もともと男性には「英雄願望」があるからです。
その英雄願望をあきらめさせないために、上手にストレスを与えつつ、道を外さない程度には注意を払う。
こうすることで、彼は英雄に近づくことが出来るのです。

彼をニートにしたい場合には、彼の欲しいものをすべて与える。
彼を英雄にしたい場合には、彼に欲しいものを伝える。
このちょっとした違いが、男性の成長を大きく変えるのです。


イラスト:おかじ伸

織田隼人 |

いきなり告白?

タケシ:「この前、電車の中で一目惚れしたんだ」
ワタル:「そりゃ大変だな。で、どうやってアプローチするつもりなんだ?」
タケシ:「同じ電車に乗って、見つけたときに告白するしかないかもしれないなぁ」
ワタル:「うーん、そりゃ一種の賭けだな」
タケシ:「そうだけど、仕方がないっしょ」

一目惚れの恋。
なかなかにハードな試練が待っているようです。

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■どうすればよい?

男性は恋に落ちると「どうすれば、彼女と付き合えるようになるのか?」という考え方をするようになります。
ちなみに、女性はというと、「彼は私のことをどう思っているのかしら?」と考えます。 (『気になる』参照)

さて、このように男性が 「どうすれば、付き合えるのか?」という思考から始めるがために、失敗してしまうケースがあります。
それは、あまり親しくなく、滅多に会えない人を好きになってしまった場合です。

■焦りが失敗の元

男性が滅多に会えない人を好きになると、「次会ったときにはこうしよう」とか「どうすればまた会えるのか?」「これからも会う機会を作れるのか?」といったことを脳内で考えます。
この「これからも会うことができるのか?」という言葉が頭の中で何度も駆けめぐり、男性をどんどん焦らせます。

そして、場合によっては1度しか会ったことのない人に告白してしまうことすらあるのです。

しかし、この焦りは多くの場合失敗する確率を上げてしまいます。
というのも、女性の気持ちの盛り上がりは男性ほど早くはないからです。
(『恋愛曲線1』参照)

なかなか会えない女性こそ、計画的に時間をかけて仲良くなった方がよいのです。

同じ電車に乗るのであれば、最初は軽く会釈をする。
そのうち、声をかけて挨拶をする。
そうやって時間をかけた方が成功する確率が上がるのです。

恋愛を上手く進めるためには、相手のペースに合わせたり、自分の思考の癖を知っておくことも大切なことなのですね。


イラスト:上田 城

織田隼人 |