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デートの理由

ノボル:「今度の金曜の夜、時間をもらえない?」
サトミ:「え?(デートの誘いかなぁ。でも夜のデートはちょっと気が引けるなぁ)」
ノボル:「この前言っていた、美味しいイタリアンの予約が取れそうなんだ」
サトミ:「(美味しいイタリアンかぁ、それなら食べてみたいかも)うん、空いてるよ。」

最初はあまりデートに乗り気じゃなかったサトミさん。
どうも美味しい食事につられてデートに行く気になったようです。

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■感情に理屈?

女性は男性よりも感情を重視する生き物であると、以前に何度か書いたことがあります。
だからといって女性が感情だけで生きているという訳ではありません。
女性は、理屈で理由付けをすることで、感情の正当性を確認しています。

冒頭のようにデートに誘われた。
しかし、行こうか行くまいか迷っている。
感情的には、行っても良いし行かなくても良いといった微妙なラインの場合に女性は悩みます。
このときに大切なのが、「理由」を後付けすることです。

今回であれば、「美味しいイタリアン」という「理由」が後から付け足されました。
そのため、彼女の中で「デートに行く理由」が発生しました。
元々の感情的には「どちらでも良い」と言う状態だったのに、「美味しいイタリアンに行く」という「理由」が付け足されることによって、「デートに行っても良い」と気持ちが切り替わったのです。

このように、女性を誘うときには「理由」を付けると成功する確率が上がります。

行こうかな、行かないでおこうかな、という感情に対して「行く理由」が足されることによって、「行く」という選択肢に流れを持って行くことができるのです。

■おまけ

プロポーズの言葉にも、「理屈を付け加えると成功する」という理論が使えたりします。
ただ単に「結婚しよう」ではなく、「幸せにするから、結婚しよう」と理由と共に伝えた方が効果があるのです。
というのも、「幸せにするから」と言われた女性は、「ああ、結婚したら幸せになるんだ」と少なからず結婚を受けることに対しての理由を頭の中で作り上げます。
そしてこの理由によって、「結婚しても良い」と考えるのです。

女性の心を動かすには上手に「理屈」を付け加えることが大切なのですね。


イラスト:ムラクモ

織田隼人 |

結婚できない男女

トシユキ:「女は35歳、男は40歳で結婚していないと肩身が狭いね」
トモヨ:「うん、ホントにそう。別に欠陥があるわけじゃないのに、周りからは『結婚できないのには何か悪い理由があるはず』って目で見られるんだよね」

トシユキ:「そうそう、単にイイ出会いがなかったのが長く続いただけなのかもしれないのに」

年頃を過ぎても結婚していない男性、女性。
どうも世間から冷たい目で見られているようです。

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■欠陥品?

適齢期を過ぎても結婚していない男性や女性。
彼ら彼女らは「どこかダメなところがあるんじゃないの?」なんて風に見られることがたまにあるそうです。

でも、実際のところ、そんな欠陥扱いされるような人はあまりいません。
どこか問題があるのか?
その辺を見ていきます。


■奥手

35歳以上の独身女性、40歳以上の独身男性って探してみると意外に数が多いことに気づきます。
ただ、彼らに出会いがあるのかというと、あまりそういう機会はなさそうです。
というのも、独身の彼らは基本的にシャイな人が多いからです。

女性で言えば、中学生のような恋愛観を持っていて「あの人、私に気があるのかなぁ」とかそういうことが気になるタイプが多かったり、
男性で言えば、俺なんかが声を掛けても迷惑かもしれない、と思ってデートに誘うことすらあきらめる人が多かったりします。

シャイ同士の男女なので、さらに出会う機会も減る。
どちらから声をかけるわけでもないので、付き合いに発展する可能性も減る。
こういう独身の男女が多い事に気づきます。


■学ぶべき事

恥ずかしがり屋な男性や女性に独身が多い。
でも、恋愛では恥をかく場面が多々存在する。
特に、付き合う前はたくさんの恥ずかしい思いを乗り越えなければ相手を誘うことができなかったりします。

「果報は寝て待て」と言いますが、特に適齢期を過ぎた恋愛は待っているだけでは、どんどん可能性が失われていってしまうのです。
恥ずかしい思いをしてでも前に突き進んだ人が、結婚しています。

今、勇気を持って踏み出した1歩が、明日の大きな収穫になる。
今、恥をかくのを我慢すれば、明日は幸せになれるかもしれない。
今、声をかければ、付き合いに発展するかもしれない。

恥ずかしい思いをしても死ぬ分けじゃない、少しでも可能性を高めるためにはやってみよう。
恥ずかしいという気持ちは自分を守ろうとする気持ちです。

恋愛に発展させるためには、自分を守ろうとする気持ちに打ち勝って、恥をかいてでも相手に近づいていく努力が必要なのかもしれませんね。


イラスト:うさこ

織田隼人 |

謝罪と賠償

ノボル:「俺が悪かった、だから、許して欲しい」
ユキエ:「まあ、わかってくれたんならいいのだけど・・・」
ノボル:「ホント、ごめんな。次からしないから」
ユキエ:「(謝ってくれたのはいいけど、なんか私ばっかり損している感じがするなぁ)」

ノボルとユキエのケンカはひとまず終結した模様。
でも、ユキエさんはなにか釈然としないものを感じているようです。

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■謝るだけじゃだめ?

男性は、ケンカをしたときに「勝ち負け」が決まればそれでケンカは終了し、気持ちもある程度スッキリします。
勝った側は「俺の言うとおりだったじゃないか」と考えて相手より上位に立ち、
負けた側は「俺が悪かった」と考えて相手より下位に立ちます。
上下関係が決まることで、勝った男性(非のない方の男性)は気持ちをすっきりさせ、ケンカという終了させるのです。

ところが、女性はケンカで勝ち負けが決まってもそれだけでは気持ちが落ち着きません。
女性はケンカに勝った側に立ったとしても「でも、どうして私ばっかり被害を受けているの?」という気持ちを消せないのです。
女性は男性ほどは勝ったときに味わう快感が強くないため、勝つだけではスッキリとしないのです。


■しこりを残さないために

では、男女がケンカをして男性に非がある場合、つまり男性が負ける場合にはどう対処をしたらよいのでしょう?
男性が謝るだけでは、しこりが残ったままになります。

女性には謝った後に、さらにフォローをすることが大切なのです。
女性に対して謝った後の適切なフォローの方法の1つに「プレゼントをする」というものがあります。

どうしてプレゼントが有効なのかというと、
(1)プレゼントを渡すことで、「あなたは大切な人だから」ということを明示できて、
(2)「私ばっかり損をしている」という気持ちをプレゼントというものの力によって打ち消すことができる

という2つの効果があるからです。

ケンカした後にはしこりを残さないようにすることが、今後の2人の関係を深めていくためには大切なことです。
女性に対しては、謝罪の後に「賠償」もするように心がけましょう。


イラスト:はらぺこ

織田隼人 |

エリートは怖い?

メグミ:「なんかさぁ、お医者さんとか弁護士さんとのコンパで来る人って、ちょっとオレオレな感じの人がいるよね」
モエミ:「いるいる~、俺、医者で偉いだぜ、って感じの人でしょ。普通の人も多いんだけど、ね。どうしてなんだろうね~」

エリートにちょっと多い、オレオレさん。
どうして、エリートに多いのでしょう??

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■エリートの特徴

一般的にいわれるエリートさんにしても、スポーツの世界のエリートさんにしても、共通してその世界には「自分はこんなに偉いんだ」と考えるタイプの男性がいます。
人間誰しも自分の価値を信じたいがために、自分は偉い、と考えがちなのは同じなのですが、「自分は偉い」とわざわざ他人にアピールする人がエリートが集まった中には必ずいます。
お医者さんにしても、弁護士にしても、コンサルタントにしても、大企業のビジネスマンにしても、スポーツ選手にしても、必ずそういう人が出てきます。

女性からすると、こういう「俺は偉い」と自ら鼻息荒く言うタイプの人は「ちょっと・・・」となってしまいがち。
というのも、女性からすると「プライドが高すぎて扱いづらい」と感じてしまったりするからです。


■オレオレエリートの心の裏側

でも、オレオレにならない人もいるのに、どうしてオレオレになってしまう人もいるのでしょう。
これは、エリートならではの特徴をエリートさんは持っているからです。
エリートになると「自分は特別な世界にいる」という意識を持つことになります。
そして、この特別な世界が自分にとっての一番の武器になっていってしまいがちです。
例えば名刺交換をする際に、「医者の山田達也です」というように特別な世界から自分を紹介するようになります。

さて、医者の山田達也さんは、医者というだけですごいのですが、医者の中にもたくさんの人がいます。
医者の中でもすごくできる人、そこそこの人、気だてはよいけど腕はいまいちな人、・・・
たくさんの人が集まって、医者の世界ができているわけです。
エリート街道を進むと、一番の武器が自分を形成していると思いこんでしまう。でも、そのエリートの世界では自分より上がたくさんいる。
こうなると、一番の武器であるものが沈んで見え、自分自身がそれほどイケてないんじゃないか、と不安になるのです。

この不安の裏返しとして、「自分はこういうすごいんだ」というようになる。
これがエリートにオレオレさんが生まれてくる理由です。


■意外にいい人

そんなオレオレさんですが、織田隼人が見る限り、結構心は優しくて正義感の強い人が多かったりします。
このオレオレ部分がそう見えないようにベールになっているだけなのですね。
それに、このオレオレになる根本的な部分も「この業界でもっとすごくなりたい」というある意味、その人の成長にとって欠かせない欲望でもあるわけです。

話は変わって、エリートの中でもオレオレさんにならない人はどうしてならないかというと、「他にも大事なものを持っている」「無条件で自分を認めてくれる人がいる」という様な特徴を持っている人が多いです。
エリートになってしまうとどうしても1つの方向だけが正しいと感じてしまうもの。
その1つの方向のみに縛られない特徴を持っているのです。

彼女がいたり、結婚している男性の角が取れるのも、この特徴の1つ「無条件で自分を認めてくれる人がいる」という状態になればこそです。
こうなると、その余裕からと、元々の能力の高さが合わさって周りのみんなの人気者になることが多いです。

女性から「いい人はみんな結婚しているんです。どんな人がねらい目ですか?」と聞かれたとき、一番は「エンジニアがねらい目です」と答えています。
そして、二番目が「現在オレオレさんのエリートさんがねらい目です」と答えています。
「その職業を大事にしているんだな、そんなところも可愛いかも」と受け止められる女性であれば、その男性もどんどん丸くなって良い意味での成長をしていくからです。

オレオレさんも怖い人じゃなくて根はいい人なので、「これも男の可愛いところだな」と思って受け止めてあげてくださいませ。


イラスト:おかじ伸

織田隼人 |