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幸せな不安

マナミ:「カナコって最近彼氏と上手くいっていて良い感じよねー」
カナコ:「うん。マメでやさしくて、頭も良くてイイ彼なんだけど・・・」
マナミ:「ん? なんか不満でもあるの?」
カナコ:「不満というか、こんなに上手くいっていて、大丈夫かなって不安になるの」

どうやら、カナコさんは今の幸せな状態にいることが「不安」となっているようです。
でも、幸せなはずなのにどうして不安になるのでしょう?


■自信のホルモン

「幸せすぎて怖い」というセリフ。
男性からは聞くことはあまりありません。(まあ、冗談ではあるかもしれませんが)
どうして女性だけが言うのかというと、女性は男性よりも自己評価が低くなる傾向があるからです。
もっとわかりやすく言うと、女性の方が自分に自信を持っている人が少ない、と言うことになります。

男性は自分自身の自己評価を高く認識することが多いです。
これは、テストステロン(自信や攻撃性を発揮するホルモン)というホルモンが男性には多いことが関係しています。
仕事で「俺、こんなにすごいんだぜ」という自己PRをする男性が多いのもこのためです。
しかし、女性はというとこのテストステロンが男性より少ないため、、女性は自己評価が低くなりやすいのです。

■自信生成

この女性が自信を持ちにくいという性質。
悪いところだけではありません。
10代半ばから35歳くらいにかけて女性は「自分磨き」とか「自分探し」という努力を行うようになります。
そして、さまざまな経験を積む中で徐々に自分に釣り合った自信というものを身につけていきます。

この自信ですが、以下のような事柄で身に付くことが多いようです。

(1)誰かに必要とされていることを身をもって体験する
→子供を育てることが一番大きな自信につながることが多いのですが、それ以外でも仕事で誰かの助けになったり、友達の役に立ったりすることで自信を付けていきます。

(2)自分でできることが増えていく
→自分自身の可能性に気づくと、自信がついていきます。女性が習い事が好きなのはこの「可能性に気づく」からなのです。

(3)自分の知らない体験をする
→自分が今まで全く知らなかった経験を積むことで自信を付けていきます。旅行や留学好きの女性が多いのは、この「新たな体験」を得る機会がそこにあるからです。

(4)存在そのものを認めてもらえる
→恋愛において自信がつくのがここです。彼に「いてくれるだけで幸せ」と言われることで「自分が存在しているだけで良いんだ」という自信を付けていきます。

■受け入れる体制を

ここまでみてもらえると、男性ができることもわかってくるかと思います。
もし、彼女が幸せの中で不安を感じていそうなら、「大丈夫、一緒にいるだけで良いんだよ。ずっと守るからね」という様な感じで、彼女の存在そのものを認めるようにしましょう。
そうすると、彼女の不安も幸せへと少しは昇華させることができます。

不安になった女性も、「ああ、みんな幸せだと不安になるんだ。そっかそっか」とそういうものだと思うことが大切です。
不安になるのが当たり前だとわかることで、不安が何故か消えていきます。

不安というのは受け入れることで解消されるという、変わった性質を持っているのです。


イラスト:うさこ


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織田隼人 2007/07/20 |

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