共感上手になる
「女の人と話すときには共感した方がイイって言うけど、実際どうすればいいの?」
「共感って、「うん」とか「そう思う」ってだけ答えればよいってわけじゃないよね」
そんな疑問をお持ちの方。
今回は、『共感』について詳しく見ていきましょう。
■共感が必要!?
まずは復習から。
女性は男性に比べて『共感』を重視します。
(『女性の相談に答えてはいけない』参照)
というのも、
大昔、男性は戦いの場に身を置いていましたが、
女性は協力するという場に身を置いてきたためです。
それゆえ、女性は会話においても「相手の気持ちを理解する」、つまり「共感する」ということを大事にするようになったのです。
■共感の方法
それでは本題です。
上手に共感するためには、どのようなところに注意をしたらよいのかを見ていきましょう。
(1)事実以上に感情に目を向ける
共感は相手と心を通わせる行為です。
ですので、「相手の話している事実は何か?」と考えながら聞くよりも、「相手はどう感じたのか?」ということを考えながら聞くようにすると、相手の思いが自分にすっと入ってきて、共感ができるようになります。(注1)
(2)相手の目や表情を見る
意外に大事なのが、自分の態度です。
単に相手の話を耳に入れるのではなく、相手の目を見るようにして聞くと、真剣さが伝わります。
自分が真剣に聞いていると言うことがわかってもらえれば、相手もその真摯な態度に気がつき、信頼してくれるようになります。
(3)相づちをうつ
相手の話が進みやすいように、相づちを打つのが効果的です。
さらに「うん」「そうなんだ」「わかるよ」「なるほどね」「それはつらかったね」というように、さまざまな種類の相づちを使うと相手はさらに話しやすくなります。
(4)話をまとめすぎない
一番大事なのは、「結論は話し手が言う」と言うまで待つという点です。
聞き手が話をまとめすぎると、結論を聞き手が言うことになってしまいます。
賢い人ほど、相手の会話の先読みができてしまいますが、ここはぐっとこらえて相手が結論を言うまで待ちましょう。
他にもありますが、今回はこの辺で。
『会話のテクニック』というよりも、相手のことを考えた上で対応するのが、一番大事です。
共感のスキルは、様々な場所で使えるので、一度意識的に試してみてくださいね。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する
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