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体感温度の違い

夏が近づいてきましたね。
夏といえば「クールビズ」

最近はクールビズのおかげか、「エアコンが効きすぎて寒い」という声は減ってきました。
ところで、この「エアコンが効きすぎて寒い」というのは女性のほうが多い傾向があります。
夏なのに、オフィスにひざ掛けを常備している女性が多かったりしますよね。

男性は暑がりな人が多く、女性は寒がりな人が多いのです。

同じ温度であっても、男性は「暑い、エアコンの温度を下げよう」と思うのに対して、女性は「寒い、エアコンを止めよう」と思うのです。

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■寒い理由

ところで、この体感温度の違いには2つの理由があります。
1つ目は、単純に男性のほうが暑く感じやすいこと。
2つ目は、夏の女性の服は耐寒性にかけていることです。

例えば靴下。ミュールやヒールを履いている場合には靴下は履けません。
靴下を履くと体感温度が一気に上がります。
他にも、スカートなど女性のほうが寒く感じる服装を着ることが多いのです。

逆に男性の場合は耐寒性に長けている服装が多いです。
ネクタイなんかは元々寒さ対策に生まれたものです。
首の周りをあっためておくと、寒さも和らぎます。

最近の職場では、クールビズが流行ってくれたおかげで、エアコンの温度も上がり、夏を寒く過ごす女性が減りました。
男性もネクタイをはずし、少し涼しげな格好をし、体感温度が下がってきています。
とはいえ、まだまだ男性と女性との体感温度の差は大きく開いたままです。


■家庭でも

この体感温度の差は、家庭でも問題になることの1つだったりします。
夫婦で寝室が同じ場合には、男性が暑く感じ、女性は寒く感じやすいのです。
ただ、お互いに「そんなに寒いわけじゃないと思うけど」「そんなに暑がって、大げさだなぁ」と考えてしまいがち。
しかし、実際には体感温度の差が歴然とあり、お互いが我慢していたりします。

そんなときにはまず、『男女で体感温度が違う』という前提で考え始めるようにしましょう!
そうすると、いろいろな対策案も出てきます。

よくある例としては、冷房は少し弱めにしておき、扇風機を併用するという方法です。
扇風機は方向を指定できるので、男性だけが風に当るようにする。
こうすると、男性は涼しく、女性には寒くない状態を作り出すことが出来ます。
また竹シーツなど、素材面から涼しくするような対策も取れます。
もちろん、最近流行?の『アイスまくら』なんかも使えます。

■発想の転換

この暑さ寒さ対策。
一番大事なのは、体感温度は人によって違うということを理解することです。
「僕が暑いから、皆も暑いはず」と考えるのではなく、「僕は暑いけど、みんなはどうなんだろう?」と考えることが大切なのです
「僕は暑いけど、あの人は寒がっているなぁ」ということまで理解できれば、対策も採りやすくなるのです。

もうすぐ夏。
暑く感じる人、寒く感じる人、いろいろな人がいます。
たくさんの体感温度の違いを分かった上で、暑さ寒さ対策をしてみてくださいませ。


イラスト:おかじ伸


織田隼人 |

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