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買い物脳

佐藤:「そうだ、女性向けバーゲンが流行るんだから、男性向けにもバーゲンをやれば、きっと売上げも上がるはず!」
店長:「佐藤さん、良い考えなんだけど・・・」
佐藤:「え、ダメなんですか?」
店長:「実は、3年前に僕も佐藤さんみたいに考えて、男性向けバーゲンやったんだけど全然ダメだったんだよね・・・」
佐藤:「う゛、、、そうだったんですね。残念。」

男性にバーゲン。
「猫に小判」「豚に真珠」のようになってしまったのは何故なのでしょう。


■バーゲン好きな女性

太古の昔、女性の役割の1つは、木の実を集めることでした。
仲間の女性たちと、みんなで木の実を集める。
そこにゴールはなく、目に入った木の実をとにかく集めることが大切でした。

こうして、女性の買い物の脳は発達していったのです。

現代でも女性は、買い物に行くと目に入ったものをとりあえず、試そうとします。
男性用の洋服店よりも、女性用の洋服店の方が試着室が多いのはこのためです。
また、女性はゴールのないところであっても、木の実(現代では、服とかアクセとか)があれば探しに行きたくなるようになったのです。


■目的買いの男性

太古の昔、男性の役割の1つが狩りでした。
獲物を追いかけて捕まえる。
そこには明確な『ゴール』が存在します。

獲物を捕まえたら、家に帰れる。
獲物を捕まえなかったら、家に帰らない。
これが、大昔の男性の生き方だったのです。

こうして現代では、男性の買い物には『ゴール』が必要になったのです。

バーゲン自体には大きな目的が存在しにくくなります。
せいぜいが、「安いものを調査する」というレベルの目的。
これだけでは、多くの男性を引きつけることにまでは結びつかないのです。
男性向けのバーゲンがあまり開催されないのは、バーゲンをしても女性ほどは効果がないからなのです。


■買い物脳の比較

他にも、女性と男性とで買い物に対する考え方の違いが多数あります。

男性 女性
買い物の目的 買い物自体に目的が必要 ただ、見るだけでも楽しい
買い物中の会話 買い物に関係する会話がほとんど 買い物に関係しない日常会話も多くしている
比較 同一商品群で比較し、買うモノを検討している
(パソコンであれば、パソコンと比較している)
幅広い範囲での商品比較をしている
(パソコンと海外旅行と言った広い範囲での比較をしている)
重視するもの スペック重視
(パソコンであれば、CPU、メモリ、OS、などをしっかりチェックする)
イメージ重視
(パソコンであれば、家の中での存在感が大きいため、インテリアとしてマッチするかを検討項目にしている)
購買時の爽快感 長年欲しかったモノを買ったときにはかなり気持ちがよい(車など)。
普段は、それほど気持ちよいとは感じない。
1万円程度のアクセサリーでも、買ったら気持ちが良くなる。
稼ぐと買う 買うより、稼ぐの方に価値を感じる 稼ぐより、買う方を重視する
常連の扱い 何も言わなくても、「いつものタバコですね」と言われて、すっと商品を出されると気持ちよくなる。
新規の顧客などに店長が手を取られていても、「常連の俺はここで余裕を見せるのが『通』」というような考え方をする。
他の顧客以上に、気を配って特別扱いしてもらいたくなる。
新規の顧客に店長が手を取られていると、「私が常連なんだから、私を優先して欲しい」と考える。
口コミ スペックや機能を口コミで広げる。
マニアックなものほど、口コミ対象になる。自慢が口コミの源泉となることが多い。
使い心地、デザインなどを口コミで広げる。
とにかく、気に入ったものを人に話したくなる。

他にも、たくさん女性と男性とで、買い物に対する考え方の違いがあります。
お店をやっている人、販売をやっている人は要チェックしてみてくださいね。


イラスト:はらぺこ


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織田隼人 2007/03/30 |

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