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テリトリー

アミ:「私、ついにマンション買っちゃった」
ユリ:「うらやましいな、アミって昔からしっかりお金貯めてたもんね。でも・・・」
アミ:「でも・・・って何? 気になるじゃない」
ユリ:「独り身の女がマンション買うと結婚できなくなるって言うでしょ」

アミ:「うーーーん、結婚かぁ。相手さえいれば、ねぇ」


■マンションが足かせ

「マンションを買うと、結婚するときの足かせになる」
よくこのようなことが、意味深に言われたりしますよね。

そして、実際に足かせになってしまうことがあります。
というのも、男性は他人のテリトリーに進入するより、自分のテリトリーを作ることによって「自分の空間」を作るからです。

この感覚、女性にはわかりづらいので、もう少し細かく見ていきます。


■テリトリー意識

まず、男性も女性も「そこにいると安心できる」という「自分のテリトリー(空間)」を作ろうとします。
賃貸よりも、持ち家を買ったり、マンションを買った方が安心できるのはそのためです。
家やマンション、欲しがる人が多いですよね。
実際は、マンションを借りた方が得なことも多い(引っ越しが気軽にできる、固定資産税がかからない、借金を背負わなくてすむ)のですが、やはり人としては『自分の城』が欲しくなります。

ここで、女性と男性で考え方が少し変わってきます。

女性は、元々人のテリトリーであっても、自分のテリトリーに改造していくことができます。
男性以上に、女性の方が家の内装にこだわったりします。
これは、自分用にテリトリーを改造していこうとしているのです。

ところが、男性は人のテリトリーに進入することが苦手です。
男性は、自分で領土を獲得して、そこを自分のテリトリーとしたいと考えます。
男性の場合、まず「開拓」や「領土の獲得」が最初にあることが多いのです。

「嫁ぐ」という文化は世界中で見ることができますが、「婿に入る」という文化はあまり多くありません。
これは、男性のテリトリー意識がそうさせているのです。
男性は、元々安心できる場所であった「実家」から離れる場合、自分の力でテリトリーを「開拓」「獲得」しようとするからです。

■足かせの理由

女性が買ったマンションが足かせになるのは、この男性のテリトリー意識があるからです。
「マンションを買っておけば、一緒に住める」と女性が思っても、男性はなかなかそこに入ろうとしません。
男性にとって、女性の所有しているマンションは「安心できる場所」になりにくいので、どうしても抵抗を感じるのです。

だから、マンションが足かせになってしまうのですね。
ちなみに、カップルが一緒に家を探しに行くと結婚の話が進みやすくなるのは、「男性が新しいテリトリーを確保する際、そこに相手の女性を意識することができる」からです。
ここにも、男性のテリトリー意識が微妙に現れてきます。

最近は、結婚時に女性は自分の買ったマンションを賃貸に出すことが多いようです。
なるほど、確かにこうすれば男性のテリトリー意識を妙に刺激することはなくなりますね。



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織田隼人 2006/09/23 |

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