傷つきやすい男心
「もうっ、ミキオ君なんて最低!!」
つい、感情にまかせて言ってしまった。
そして、彼からこんな言葉が返ってきた。
「・・・もういいよ、別れようか」
そんなつもりで言ったんじゃなかったのに・・・
もう、やり直せないの?
■感情の波
女性同士で街中を歩いていれば、こんな言葉が聞こえてきますよね。
「ねえ、これすっごくかわいいー」
「へぇー! それってすごいよね」
女性はこういう風に、感情を表に出して、共感し合っています。
これが男性同士の会話だったらどうでしょう。
「あれ、形状がイマイチだな」
「いや、オレはそうは思わない」
女性に比べて、いまひとつ感情の盛り上がりにかけています。
男性の会話は、共感するというよりも、情報を伝え合うものなのですよね。
だから感情を相手に伝え合うという点が薄いのです。
■感情に慣れていない男性
男性って、相手に自分の感情をぶつける事を、あまり良しとしません。
(『無表情なメール!?』参照)
自分自身が相手に感情をぶつけたりないので、相手から感情をぶつけられると、ギョっとしてしまいます。
男性は、相手に大きな感情をぶつけられると、想像以上にショックを受けるのです。
「アナタなんて最低!」
この言葉、女性にしてみれば、『つい言ってしまった』言葉ですよね。
しかし男性には、ものすごいショックを与えてしまいます。
女性からすると、ちょっとくらい「最低」とか「ヒドイ」とか言っても、受け止めて欲しいところなのでしょうが、男性が受け止めるには荷が重いのですね。
男性って、意外に傷つきやすいのです。
感情に任せて、つい口に出してしまった言葉が、彼を傷つけてしまうことがあるかもしれません。
でも、女性の皆さんに感情を口に出してはいけないと言っているわけではないのです。
どうしたらよいのかは、次回説明します。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する