恐怖の話し合い
カナコ:「ねえ、この前のこと、話し合いましょうよ」
ユウジ:「(うわぁ、また俺責められるのか?)それはこの前話したからいいじゃん」
カナコ:「だって、まだお互いに言いたいことを言い終えてないでしょ」
多くの男性が、女性(特に、彼女や奥さん)から「話し合いましょう」といわれると、「責められる!」と思って尻込みをしてしまいます。
女性からすると、責めるつもりはなくて話し合いたいだけなのに。
どうして、こうなってしまうのでしょうか?
■女性のルール
「話し合いたい」と女性がいった場合、女性同士であれば以下のような手順で話し合いが進みます。
【女性の話し合いの手順】
(1)お互いに、今まであったことを話しよう。
(2)その中で、お互いにどう思ったかを話しよう。
(3)自分と相手の気持ちを共通認識にしよう。
(4)気持ちを伝え有った結果、どうすれば上手くいくかを一緒に考えよう。
女性同士の話し合いでは、『今までの経緯』を重要視します。
今までの経緯をお互いにしっかりとわかっていると、どの方向に進めばよいかというアイデアも出てくるし、前向きに話もできる。
このように女性は考えるのです。
■男性のルール
「話し合おう」と男性が行った場合、男性同士であれば以下のような手順で話し合いが進みます。
【男性の話し合いの手順】
(1)過去の話は置いておいて、今から何ができるかを言い合う。
(2)どの提案がすばらしいか、自分たちにメリットがあるかを評価する。
(3)じゃあ、こうしよう。とやるべき方向性を決める。
男性同士で過去の話をすると、どうしても攻撃的になってしまいます。
相手を攻撃しても、話は上手くまとまりません。
なので、男性同士の場合には過去の話は置いておいて、どうすれば自分たちが良くなるかを一緒に考えていくことになります。
■「責められる」と感じる理由
この女性と男性の話し合いの手順を見てみると、女性に「話し合いましょう」と言われたときに「責められる」と感じる男性の気持ちが見えてくると思います。
彼女や奥さんといった『自分が大切にしている女性』に対しては、話し合うとしても過去の話を男性はしたくないのです。
男性は過去のことをぶり返して、傷つけあいたくない、と考えるのです。
しかし、女性からすると「今までの経緯も含めてお互いに納得しましょう」という意味で話し合いを持ちかけます。
そうすると、女性のみが過去の経緯を話してすっきりし、男性はその重みをひたすら受け止めるということになるのです。
これが、女性に「話し合いましょう」と言われたときに、男性が「責められる」と感じる理由なのです。

■「話し合い」の対策!
男性からすると、女性に過去の経緯を話されると責められているように感じます。
ですので、女性はできるかぎり「XXして欲しい!」というように未来のことを言っていきましょう!
「いつもXXをしてくれない。今日はXXして」よりも「今日はXXをしてね」の方が男性は気持ちよく受け止めることはできます。
男性は、「話し合いましょう」といわれる前から、事前準備をしましょう。
話し合いに発展する前に、女性は何かしらの不満をためています。
この不満を日々、女性とコミュニケーションをとることによって減らしていくのです。
毎日、相手の話を聞く時間をとっておくと、自ずと男性の苦手な「話し合い」の回数も減っていきます。
また、「話し合い」になったときには「相手の女性は攻撃するつもりで言っているんじゃないんだ」と理解して、話を聞くようにしましょう。
それだけでも、かなり心が楽になりますから。
もちろん、「話し合い」になったとき、男性は別に女性のルールに会わせて「今までの経緯」を話す必要はありません。
大事な人を思って、過去をぶり返さないという考え方は、男性の良いところですから。
話の伝え方の手順が違うだけで、お互いに受け止め方がこれほどまでに違うのですね。
でも、お互いに相手を思いやる気持ちがあるのですから、あとは男女の違いを理解すれば、上手くやっていけるのだと思います。
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織田隼人 2006/09/24 | この記事を友達に紹介する
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