メールと思いやり
『どうして、メールの1通も返せないの! メールを書くなんてたった2,3分でしょ!』
彼女から、こんなメールが来た。
これでもがんばって、2日に1通はメールを書いている。
それなのに、このメールだ。
こういうメールを見ると、何だか疲れてしまう。
彼女とやっていく自信無くしそうだよ。。。
■女性の叫び
女性は、メールが来なかったり電話が来なかったりすると、不安な気持ちになってしまいます。
でも、「メールが欲しい」とばかり言うと、わがままだと思われて嫌われてしまうかもしれない。だから、我慢をする。
そして、我慢を重ねて女性の不安が頂点に達したとき、彼女はこんなメールを彼に送ってしまいます。
「どうしてメールくれないの?」
そして、そんなメールを受け取った男性はげんなりしてしまいます。
自分が責められていると感じるからです。
■実はSOS
しかし、彼女は彼を責めたいわけではないのです。
我慢して我慢して、ココロの中に寂しい気持ちがいっぱいになって暴れだした結果、言葉があふれ出てきたのです。
「メールくらい、返しなさいよ」、と。
男性の皆さん、これは彼女からのSOSなのです。
■本質は?
「メールくらい返してよ」
こんな女性のSOSは表面上には、メールに対する男女の温度差から来る誤解のようにも見えます。
でも、本質はもっと深いところにあるのです。
女性は、相手からの思いやりを感じることによって、愛情を確認します。
『思いやり』があれば、メールくらい返せるはず。
女性はそう感じるのです。
そして、思いやりが減ったように感じ、不安になって、どうしようもなくなるのです。
■愛情表現を
男性の皆さん「メールが欲しい」という女心の本質、わかってくださいね。
女性は、ただメールが来なくて怒っているわけではないのです。
「愛しているよ」とか「君が一番大切なんだよ」と彼女に言葉のプレゼントをしていますか?
「次のデートはこんなところに行こうね」、と彼女のために企画を立てていますか?
こういう心遣いが、女性の不安を解消させてくれるのです。
彼女がメールが欲しいと言ってくる理由。
実は、女性からのSOSなのかもしれません。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する