一息飲んで結論を待とう
ミナコ:「というわけで、A社の製品は機能性が良く、B社の製品は価格が優位になっています。」
課長:「了解」
ミナコ:「で、どっちの製品を買ったらいいですか?」
課長:「いや、ちょっとまって、、、考えてみたいから・・・」
ミナコ:(もう、情報は全部出ているのだから、すぐに結論を出せばいいのに・・・)
課長:(情報が出てもすぐに結論を出せるワケじゃないのになぁ)
どうも、ミナコさんと課長は会話のテンポがかみ合わないようです。
■かみ合わない!?
ミナコさんは決めるだけの状態になったら、すぐに決めて欲しいと思っている。
対して、課長さんは情報が一通り出たら、いったんじっくりと考え直して結論を出したいと思っている。
この違いが、2人の会話のタイミングをずらししているみたいです。
仕事の中でこういう会話でのタイミングギャップってよく起きます。
というのも、男性と女性とで会話をするときのテンポの取り方が違うからです。
■男性の決め方
男性が会話の中で物事を決めるときには、いったん会話を止めて考えた上で結論を出します。
「どっちが良いですか?」といった風に聞かれたときには、男性は心の中でこんな風に考えています。
「うーん、これをこうすると失敗しそうだ。」
「なら、これをこうしてみたらどうだろう?」
「まだまだどうかわかんないな。じゃあ、こうしたらいけるかな?」
「うん、いけそうだ。じゃあ、こっちにしよう。」
頭の中で、じっくりとシミュレーションをして、男性は物事を決めます。
■女性の決め方
ところが、女性の場合は男性とは全く違った決め方をします。
女性は会話の中で物事を決めていきます。
会話が続いているときには、まだまだ決めるための情報が集まっていなかったり、決めるための条件が整っていなかったりします。
しかし、会話が終わるときには物事が決まります。
女性にとって結論を出すタイミングは、会話の終了時(会話が止まったとき)なのです。
■かみ合わない男女
そして、男性と女性とで会話のテンポがずれてお互いに落ち着かない気分になってしまいます。
女性は、結論を出すタイミングなのに、男性からまだ結論が出てこないと思って、先を急かすようになり、
男性は、今から結論を出そうと思っているのに、先を急かされてじっくりと考えることが出来ない。
このような状態になってしまいます。
ビジネスの場では、結論を待たない女性に対して男性は「結論を待つことも出来ない人だ」と思って相手の女性の評価を下げてしまうことがあります。
また家庭であっても、お互いのタイミングがずれてしまうので、2人の会話がぎくしゃくしてしまいます。
女性は、男性が考え出したら一息飲んで結論を待ってあげましょう!!

「ああ、考えているんだな」と思って見守るだけで、自分の評価も上がりますし、お互いの関係も良くなります。
男性にとって、考える余裕は結論を出す上で必要な時間だったりするのですから。
織田隼人 2006/09/19 | この記事を友達に紹介する
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