好きといわない彼
サチ「男の人って全然「好き」とかって言ってくれないよね~」
そう、ホントに私の彼は『好き』って言わない。
ミキ「付きあう前は言ってくれたのにね、最近はホント、全然」
これも、釣った魚にエサはやらないってことなの?
■いつ『好き』を伝えるのか?
男性だって、付き合う前とか付き合ってしばらくの間は彼女に『好き』と言葉に出して言います。
でも、しばらくすると言わなくなってしまいます。
なぜなら、男性は『好き』だと言うのに「理由」を必要とするからです。
男性は相手のことを「好き」になっても、それだけでは「好き」と言葉に出しません。
『付き合ってもらうために自分の気持ちを伝える必要があるなぁ』とか『相手に喜んでもらいたいなぁ』という想いがあって初めて「好き」という言葉を発するのです。
■不安の理由
ところが、女性の場合は相手に対する『好き』という気持ちがあふれてくると、彼に「好き」だと言います。
この男女の違いが女性に不安をもたらすことがあります。
女性は自分の気持ちを「好き」という言葉で表現するのに対して、男性は気持ちを「好き」という言葉でなかなか表現しないので、「この人は私のことが好きじゃないのかしら」と不安に感じてしまうのです。
女性は往々にして『好き』という言葉を言ってもらうことが、愛されていることのバロメーターになると考えがちですが、
『好き』となかなか言わない男性であっても、相手への愛情が薄いというわけではないのです。
言葉で愛情を伝えない男性は『態度』で愛情を伝えるものだと考えています。
「彼女と結婚するためにも社内で地位を上げておかないと」とか「(結婚している場合は)もっと稼いで家族を楽させてあげよう」と心の中で決意して働いている人も多いのです。
わかりやすくはありませんが。
ほんの少し、愛情の表現方法が違うだけなのですね。
次回は、男性が『好き』と言えないもう1つの理由を解説します。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する