男は理屈で生きている
母:「あんた、明日の予定がないの? さみしいクリスマスねぇ」
そんな一言をトオル
トオル:「・・・そんなことないって、きっちり予定が入ってるから!!」
とりあえず母に強がりを言ってみたものの、予定なんかまったく立っていなかったのです。
トオル:(ああ、明日はクリスマスか。。。)
トオルは20歳。
年頃の男性にとってクリスマスを一人で過ごすということは雪の降る町を一人で歩くくらいにつらい出来事でした。
クリスマスを男だけで過ごすのはさすがにむなしい。
でも、予定がないっちゅうのも寂しい。一人で出かけてもカップルだらけの町。
女同士でのショッピングは許されるが、男同士では気味が悪い。
誰がこんな世の中にしたんだろう。
■男同士で行動?
トオルさん、かわいそうですね。クリスマスに一人なんて。
ところで、男同士でショッピングをしている姿ってめったに見かけませんね。
「男同士のショッピングは気色悪い」とやすおクンも言ってます。
どうして女性はOKで男性はNGなの?
ここにも男女の心理の違いがあったのです。
男性は目的を重視する生き物です。
自分がやっていることに理屈をつけてしまいます。
つまり、ショッピングに行くにも理屈が必要なのです。
目的や理屈がなくてショッピングに良くってのは男性にとってNGなのです。
たとえば、必要なものを買いに行くであるとか、値段の調査をするであるとか、デートで時間をすごすためであるとか、、、だから、クリスマスに男同士でウインドウショッピングは一緒に居てくれる彼女が居ない傷を甞めあうのが目的。
・・・・・・・・さみしい。
女性からしてみるとショッピングに目的や理屈が必要であると言うのは不思議でたまりません。
でも、男性にとって単に見るだけで楽しいという感情はあまり生まれないのです。
もちろん、スポーツショップとか、目的のある場所であれば男性のショッピングも問題ないのですが、、、
他にも男性が理屈を重視しているところって良く見かけますよね。
ケンカしてるときなんかは、
女性:「あなたって一度も私の手伝いをしてくれたことがないのね」
男性:「はぁ? 前の日曜に家の掃除したやん」←理屈っぽい
女性:「そういうこといってるんじゃないのっ!!」
こんな感じになっちゃいます。
女性の皆さん、わかっていただけましたか?
繰り返しますが、男性は目的や理屈を重視します。これをわかってあげるだけで世の中平和になります。
たとえば、以前取り上げた『ショッピングを楽しく(2)』もそのテクニックを活かしているのです。
男性にショッピングに対して目的を与えてることで、楽しい時間をすごせるようにしているのです。男性と行動するときには、目的や理屈をできるかぎり与えてあげてくださいね。
ところでトオルさんはクリスマスに何をして過ごしたのでしょう!?後ほど聞いてみたところ、、、
さすがにクリスマスには寺や神社に人はいないだろうと思って、奈良の大仏さんを一人で見に行ったそうです。「クリスマス(キリスト教)に対抗して仏教に目覚めてやるっ!!」という目的がトオルさんに芽生えたようです。
お母さんに「クリスマスに予定がないの?」と言われたのがそうとう悔しかったんですね。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する
« おねだり上手 | トップページ | 男が悩んでいる時 »