殿様気分!?
「彼ったら、最初はデートは約束の10分前には来てたのに、昨日は20分も連絡なしで遅刻したのよ!」
「えっ、ひっどーい。祐子の彼、絶対調子に乗ってるわよ。
たまにはビシッと言ってやらないとナメられっぱなしよ」
「で、でも、、、ケンカするよりは我慢したほうがイイかもって思うの」
■言うことを聞く力関係
女性って好きな人には、いろいろと手をかけたり、何でも言うことを聞いてあげたくなってしまいます。
さらに、相手にやってもらいたいことがあっても、言い出せずに「自分がやったほうが早いし、ラクだし」って考えて相手以上に手をかけてしまいます。
というのも女性は、先回りして相手のやって欲しいことをやるという習性が強いからです。
しかし、彼女が何でも言うことを聞いてくれたりするようになると、男性はつけあがってしまうことがあります。
特に付き合い始めの頃に、女性が「何でも言うことを聞いてあげる」という態度を取ると、
『彼女はオレのことが好きだから、何をしても大丈夫』と男性は勘違いをしてしまうのです。
男性は力関係を非常に意識して生きています。
自分より力がある人には素直に従う反面、力関係で自分が上だと感じると相手を使っても大丈夫と思ってしまうのです。
■アドバイスの意味
男性に尽くしていると、友達から「ちょっと引いてみたら?」とか「彼にナメられてるよ」と言われることがありますよね。
これは「自分の心をしっかり持っていることを男性に示してみるといいよ」というアドバイスなのです。
男性の言うことを全部聞くのではなく、自分の心をしっかり持って付き合うほうが男性との付き合いが上手くいきます。
もし彼に、『ないがしろにされている』と感じたら、彼にそのことを気づかせてあげましょう。
無遠慮な言葉を毎回言われるのであれば、
「そういうこといわれると、傷つく」と伝えればよいでしょうし、
遅刻されて謝ってもらえないようになっているのであれば、
「もう、今日は帰ります」と言って颯爽と立ち去りましょう。
そうすれば、すぐに男性は気づきます。
もともと男性にしても大切な人には思いやりを持って接したいと思っているのですから。
譲り合うのと、我慢をするのとでは違います。
どちらか一方が我慢するのではなく、お互いに思いやりのある態度を取れると良い関係を築けます。
毅然とした態度を取ることも時には必要なのですね。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する