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比較上手の罠

「黒いドレスにしようかしら、それとも黒い上下を組み合わせてドレス風にしようかしら」

女の人ってショッピングですごく悩むもの。
ついつい、いろんなものと比較してしまう。


■ショッピングにて

女性がショッピングに行く。
するとものすごい量の比較をしています。
「このネックレスはあの服と組み合わせると良いけど、応用が効かないなぁ」
「アクセサリーはやめて、お洋服にしようかしら。となると春物のスカートに合うシャツが欲しいわね」

なんと、『ネックレス』と『シャツ』が比較対象になっているのです。
場合によっては、『洋服』と『旅行』と『エステ』が比較対象になっていることもあるのです。

女性は幅広い範囲でたくさんのものを比較します。

女性は一見関係のないものまで比較できるのです。
いつも沢山のものを比較しているから比較は得意です。

女性は物事を比較するのが上手いのです。

「女性は買い物上手」といわれるのは、このように沢山の物事を比較して買い物をしているからなのです。

■男性の場合

さて、男性の場合はどうなのでしょうか。
男性は女性ほど比較の対象は多くありません。
男性の場合は、以下のような感じで買い物をします。

パソコンを買おうと思った。
電気屋さんに行って、店内のパソコンの比較をした。
値段とスペックからちょうどいいマシンを買った。

男性にとって比較対象は『同じ製品』です。
男性が『パソコン』と『旅行』を比較することはめったにありません。
男性は狭い範囲でしか比較をしません。

男性が比較するときは必要に迫られてからの比較が多いからなのです。

そのため、男性は物事を比較するのがあまり上手ではありません。


■比較するのが得意なゆえに

ちょっと復習してみましょう。
男性と女性とではどちらが物事を比較するのが上手でしたか?
そう、女性のほうが比較が得意でしたね。
女性は常にいろいろなものを比較しているので、比較上手になったのです。

でも、ここに落とし穴があります。
女性にとっての比較の基準は、『自分にとってどれだけ良いか?』なのです。
(それを応用して『相手にとってどれだけ良いか?』まで考えられる人もいます)

でも、比較することができないものもありますよね。
それはなんでしょう?

それは、人です。

人の良いところって、見方によって違ってきます。
だから必ずどちらかが良いなどということはありません。
それでも、女性はついつい人を比較してしまいます。

旦那さんに対しては、
「隣のご主人、課長に出世したらしいわね。なのにアナタは、、、」
子供に対しては、
「お向かいのXXちゃんはあんなに成績良いのよ。ちょっとは見習ったらどうかしら!」
つい、言ってしまいがちですよね。

でも、人間って比較できないんです。

比較する時って『自分に役に立つか』を基準に考えます。
自分自身が中心なのです。
相手の立場に立っているつもりでも、相手の幸せをこちらで勝手に決めることはできないのです。

人は人を比較することができないのです。

自分の中で誰かを比較してしまうのは仕方ありません。
誰だってついやってしまいますから。
でも、比較したものを人に押し付けないことがステキな人の条件なのです。

人に対しては、比較するよりも認め合うことが重要です。

人と人とが認め合えるって、ステキですよね。


イラスト:上田 城


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織田隼人 2006/09/10 |

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