傷つくコトバ
「そんなにカリカリするなよ、怒るほどのことでもないだろ」
ふとした彼の一言で、傷つく。
彼に悪気はないのかもしれない。
でも、言われる側の気持ちもわかって欲しい。
■女性が傷つくポイント
女性は自分の思いを無視されたときに傷つきます。
「そんなの、どうでもいいだろ」
男性にしてみれば、「気にするほどのことでもないから、いいじゃないか」という意味で言っているのですよね。
でも、女性にしてみれば『私の言っていることはどうでもいいのね』と感じて傷つくのです。
女性は感情をないがしろにされると、深く傷つくのです。
■男性が傷つくポイント
男性は、自分の行動に対しての相手の反応で、自分を評価します。
例えば、手伝いをして喜ばれた。
そうなると、「オレは良くやった」と感じるのです。
女性の場合は「喜んでもらえてうれしいな」ですよね。
男性は自分の『行動』と『結果(相手の反応)』を結びつけて、自分を評価するのです。
そんな男性に、
「せっかくやってもらったんだけど、全然ダメね」
というと、深く傷つきます。
手伝いの内容を否定されたことで、自分自身の人格が否定されているように感じるのです。
男性は、自分のやったことを否定されると深く傷つくのです。
■思いは伝わらない
人間は付き合いが長くなるほど、少ない言葉で相手に何かをを伝えようとしますよね。
「ああ、あれどうした?」
「そこにあるよ」
でも、そこには期待が生じてしまいます。
『妻(旦那)ならこれくらいでわかってくれるだろう』
こう無意識に思ってしまうのです。
傷つける言葉は、油断したときにこそ出てきます。
意図せず相手を傷つけるのは悲しいことですよね。
ほんの少し、気をつけただけでお互いに穏やかでいることができるのです。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する