倫理観ができるまで
「うちの子には相手の気持ちのわかる人間に育って欲しいわ」
「男の子ってよくケンカしたりするでしょ、このままで良いのかしら?」
親にとって子供の倫理観の育成は、勉強を教えるより大切な問題。
そして倫理観の成長は、女の子と男の子で違っているのです。
■気持ちが倫理
女性は自分の行動を決めるときに「私は今どういう気持ちなのか?」ということを考え、行動内容を決定します。
この「気持ち」中心の考え方が女性の倫理観を作っていきます。
女の子は自分が傷ついたり、自分自身で不快なことを乗り越えたりすることによって、相手の気持ちにも目を向けるようになります。
そして、女性の『相手の気持ちを思いやる』という倫理観が育っていくのです。
■攻撃的な男性
ところが男性の場合、「気持ちを重視する」ところから倫理観が発達するというわけではありません。
男性にとって表れる感情の多くが「攻撃的」なものや「性衝動的」なものだからです。
男性の攻撃的・性衝動的な部分は、は女性にとって想像もつかないくらい大きなものです。
もし、男性がこの衝動(気持ち)から倫理観を作ったとしたら、犯罪者になってしまいます。
そこで、男性のもう1つの本質がでてきます。

■抽象的倫理観
男性は物事を抽象的に捉えるという能力に優れています。
女性であれば人に目を向けるところを、男性は「システム」や「構造」として物事を捉えているのです。
この抽象的に物事を捕らえる能力を使って倫理観を発達させます。
抽象的な中から、男性は『ルールを守る』というような倫理観を発達させるのです。
■価値観の違い
こうして、「気遣いの女性」「ルールの男性」という性質ができてきます。
価値観の違いによって、女性からは「男って本当に気遣いが無いわね」となったり、男性からは「女って、上下関係を守らないよな」ということが言われたりします。
どちらも正しく、どちらも良いものなので、両方を大切にして行きたいですね。
織田隼人 2006/09/18 | この記事を友達に紹介する


