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無駄なアドバイス

カオル:「ここ、こうしてみたら上手くいくんじゃないの?」
ケイスケ:「え、でも、、、今までのやり方と違うし・・・」
カオル:「やり方変えた方が、効率よくなるじゃん。やってみなよ」
ケイスケ:「だからって、必ず上手くいく保証がないし・・・」
カオル:「今までだっていつも成功していたわけんじゃないじゃん。どうして変えないの?」


■届かない声

親切のつもりのアドバイス。
でも、相手になかなか届かない。
「正しいこと」で、なおかつ相手も「理解しているはずのこと」なのに、なぜかアドバイスが無駄になる。
同性相手にならまだわかってもらえるのに、異性相手だともう全く無駄。
こう感じたこと、ありませんか?


■女性に言っても無駄?

女性の相談にアドバイスをしても、行動が変わらないことがあります。
これは、女性は「気持ち」ベースで行動を決めるからです。

自分が「彼と離れたくない」と感じていたら、たとえ先がないとわかっていても、たとえ「傷つくだけだから辞めておきな」とアドバイスされていても離れられなくなる。
このように、アドバイスをされた側の女性の「気持ち」に整理がつかないかぎり、アドバイスは無駄に終わってしまうのです。


■男性に言っても無駄?

男性にアドバイスをしても行動が変わらないことがあります。
この場合、自分の信念を曲げることができなくなっています。
自分の考えを曲げることが、自分自身を全否定するように感じて、動けなくなるのです。
男性の場合、物事を積み上げ式で考えていくので、積み上げた今までの経験を1つでも「ダメ」といわれると、本当に全否定されていると感じやすいのです。


■成功するアドバイス

こうしてみると、女性と男性にアドバイスをするときのポイントが違うのがわかります。

女性にアドバイスをするときには、気持ちに響くようなアドバイスにしましょう。

「君の気持ち、わかるよ。僕もそんなときがあった。乗り越えるには今、少しの勇気を持つことが必要なんだよ。大丈夫、君なら出来るから」
このように、気持ちを軸にした言い方にすると女性にアドバイスが伝わりやすくなります。

男性にアドバイスをするときには、主義主張、相手の過去を否定しない伝え方にしましょう。

「XXさんの言うことはもっともです。やり方が悪いんじゃなくて、外の環境が変わってしまったのでこれをプラスでやって貰いたいんです ホント、うちも外がそのままだったら楽なんですけどね」
過去の行為を否定しないことによって相手は「しかたないなぁ。やってやるか」という気持ちになるのです。

当たり前のことですが、アドバイスは自分の言いたいことを言うのではなく、「相手に届くように言う」のがアドバイスをするときのコツです。
その相手が、異性であるときにはいつも以上に注意をして言い方を考えてみてください。

相手のためを思ってするアドバイス。
アドバイスが心に届くまでは、何十もの壁をすり抜ける言葉を選ぶ必要があります。
「正論」を相手にわかってもらうには「正論」以外の「伝えたいという心」が必要なのでしょう。


イラスト:はらぺこ


Twitterでのつぶやかれ

織田隼人 2006/09/23 |

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