たまって・キレて・やさしく
サユキ:「コウイチ、最低、最悪、もう、どっか行って!!」
キッカケは些細なことだった。
サユキが「すぐそばの喫茶店で休みたい」と言ったのに対して、「もうすぐ目的地だから、そこまで我慢して」と答えただけだったのに・・・
ケンカの内容以上に、サユキのあの強烈な怒りには正直ショックを受けてしまった。
彼女があんなに怖かっただなんて。
この先、サユキとやっていけるんだろうか。
■怒られるとショック
男性は女性の怒りに触れると、ものすごい恐怖感を味わいます。
今までやさしかった彼女が急に怒り出した。
それがキッカケで別れを決断する男性は少なくありません。
ところが、女性からすると『怒る』ことはよくあることだったりします。
女性はどんな人が相手でも(たとえ、親兄弟であっても)、接しているうちに少しずつ相手に不満がたまってきます。
普段はその不満は出てこないのですが、ある一定レベルまでたまった時点で爆発するのです。
女性と長く付き合えば、必ずどこかで女性の不満爆発を経験することになります。
この不満爆発は、ほとんどの女性で起こります。
母親と仲良しな女性だったら、定期的に母親とケンカします。
仲良しで遠慮し合わない関係だからこそ、ケンカできるとも言えるのです。
■また、やさしく
この不満爆発、女性は定期的に繰り返します。
女性は一般的に、男性より優しいとされています。
この優しさの裏側には、相手に対する譲歩もあったりします。
・ケンカしたときには、その場の雰囲気を悪くしたというだけで謝ってくれる。
(『女性の謝り方』参照)
・「休憩したくない?」という聞き方をして、結局男性に「休憩したくないよ」と言われても我慢をする(『気づいてもらえない』参照)
女性はこういう譲歩の裏側で不満を少しずつためていきます。
そして、定期的に爆発させるのです。
この不満爆発、姉妹がいない男性や、女性と長く付き合ったことのない男性は、女性の裏の面の不満爆発に慣れていなかったりします。
この不満爆発、どんな女性でも起きると、男性は認識しておきましょう!!
不満が爆発したとき、「こんなに怖い人だったのか・・・」と男性は思うかもしれません。
でも、なだめたりじっくり話を聞けばすぐに女性の爆発は収まります。
そして、優しい彼女に戻ってくれます。
彼女が怒り出したのは、心を許してくれた証。
そう思って、彼女の不満爆発を優しく受け止めてあげてください。
いつも優しくしてくれる彼女にお返しできるチャンスなのですから。
彼女が不満をぶつけれる相手と認めてもらえるまで仲良くなれて良かったですね。
これ、幸せなことだと思います。
織田隼人 | この記事を友達に紹介する